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福祉のまちづくりへの第一歩〜東郷町の和合ヶ丘で、支え合いマップづくりがスタート

福祉のまちづくりへの第一歩〜東郷町の和合ヶ丘で、支え合いマップづくりがスタート
東郷町でも、もっとも高齢化が進んでいる和合ヶ丘で、自治会による「支え合いマップづくり」への取り組みが始まりました。

今日は、支え合いマップのイメージをつかみ、何のために行うかを地域のみんなで勉強するために、支え合いマップづくりをすでに行っている安城市から、社会福祉協議会の担当者と、城南町内会・城南長福祉委員会の会長さんを招いての講演会が行われました。

会場となった和合ヶ丘集会場には、50人近い住民が集ました。
また東郷町社協の松下さんと、東郷町役場のくらし協働課の職員も参加。
地域で困っている人をどうやって見つけ、どう地域の人々で支援していくのかについて、安城市の城南町内会の取り組みを聞きました。

支え合いマップとは、50世帯までくらいの小さい単位ごとに、気のなる人がいる家や、周囲との交流状況などを住宅地図に書き込み、高齢者の支援に生かそうというものです。
城南町内会の場合は、町内を20〜25世帯のブロックに分けて、支え合いマップづくりを行ったそうです。

資料として配布された新聞記事に、支え合いマップづくりの概要が載っていたので、以下に転載します。

-----------------------(ここから引用です)-----------------------

地域で支え合いマップ
町内会など作成

 町内会などで「支え合いマップ」を作るケースが目立ってきた。近所づきあいなどの情報を書き込んで作る地図だ。地域のネットワークを再確認し、1人暮らしの高齢者のサポートなど福祉に役立てるのが狙いという。

 2月中旬の午後。愛知県安城市城南町の公民館に、町内会や子ども会の役員ら地域の世話役が集まった。「支え合いマップ」に新たな情報を加えるためだ。年代は三十代から七十代まで幅広い。
 「この1人暮らしのAさんは、よく見かける?」「朝日を拝みに自転車をこいでるのを毎朝、見かけるわ」城南町内会の藤野千秋会長(67)ら参加者同士で、お互いの情報を交換し、マジックで色分けしながら地図に書き込んでいく。住民の状況によっては、町内のイベントの際に声をかけようかなどとも話し合う。

 地域の見守りや支援活動を担うキーマンらの間で、サポートが必要そうな人の情報を確認、共有するのに役立つのがマップ作りだ。支援が届いていない人の有無なども確認でき、地域の課題が実感できる。
 作り方は様々だが、長年マップ作りを提唱し、この日も進行役を務めた住民流福祉総合研究所所長、木原孝久しさんによると、コツは五十世帯程度の単位で作ること。「どの地域にも世話好きの人がいるが、その人の目が届くのは五十世帯程度が限界」だからだ。
 具体的なイメージを図に示した。気になる人がいる家に印をつけ、周囲との交流状況などを書き込んでいく。あくまで関係者限定の情報。外部に出ないよう管理は徹底する必要がある。
 城南町内会の場合、安城市社会福祉協議会の呼びかけで2007年からマップ作りに取り組んできた。例えば、認知症のお年寄りへの対応で成果が出ている。地域の世話役の間で情報が共有でき、1人で外を歩いていたら付き添うようになった。家族の了解が得られた場合には、近隣の商店などにチラシを配り、世話役や家族に連絡してもらえるようにもした。

 子どものために活用する例もある。愛知県安城市内の「マンションママの会」は、小中学生の子どもを持つ30〜40代の母親たちが2008年、立ち上げた交流組織だ。
 子どもだけで家にいるときに東海地震が起きても、すぐ顔見知りに助けを求められるようにという防災の観点からスタート。約50戸のマンションでマップを作った。
 災害時の要援護者の避難支援マップ作りにも応用できるなど、可能性は広がりそうだ。

(日本経済新聞 2009年2月20日 夕刊)
-----------------------(引用ここまでです)-----------------------

城南町内会の会長さんの話は、具体的でとても学ぶところが多かったのですが、くわしい報告は明日にしますね。

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コメント

素晴らしい活動ですね。でも全然知らなかったです・・。
参加するには(もしくは協力するには)どうすればよいのですか?

投稿: bamboo | 2010年12月29日 (水) 01時49分

bambooさま

コメントありがとうございます。

和合が丘の助け合いマップづくりは、和合が丘自治体が中心になって行っています。
なので、和合が丘に住んでいないと、なかなか知らないし、参加も難しいというのが現状のようです。
まだまだ準備段階で、地域の住民間で協議しているところですので、いまのところは見守っているという感じでしょうか。

とてもいい活動なので、わたしも応援したいと思っています。
なにか手助けできる段階になれば、またブログでも報告しますので、少しお待ちくださいね。

投稿: 山下りつこ | 2011年1月11日 (火) 05時19分

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