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認知症高齢者が狙われている

認知症になって、判断能力が弱った高齢者を狙う、詐欺事件が多発しています。

今日のNHKで放送された「クローズアップ現代 認知症詐欺〜衝撃の被害実態」では、予想以上に被害が拡大している状況が報道されていました。

------------------------(ここから引用です)----------------------
クローズアップ現代
2010年10月27日(水) 放送
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2956

狙われる認知症高齢者
いま認知症などで判断力の落ちた高齢者が、悪質な業者から高額な商品を購入させられたり、未公開株などの購入代金をだまし取られたりする財産被害が急増している。
NHKは司法書士の団体と、高齢者の財産管理を行う後見人5000にアンケートを実施。
そこからは、詐欺グループだけでなく、社会的信用のある金融機関や、高齢者を見守る身近な人までが財産を狙う深刻な実態が浮かびあがった。
どうすれば被害を食い止めることができるのか、対策を考える。

■再放送時間変更のお知らせ〈BS2〉
24:20~24:46【28日(木)午前0:20~】
------------------------(引用ここまでです)----------------------

放送の中で、認知症高齢者を食い物にする、悪質業者の談話が流されていました。
高齢者を狙った振込詐欺をしていたグループが、認知症高齢者を狙うようになってきているとのことで、彼らに言わせれば「認知症の年寄りはおいしい」とか。
振込したことも忘れてしまうため、家に帰ったころを見計らって
「まだ振込されていませんよ。今から出かけて、すぐ振り込んでください」
というと、1日に何度も言われるままにお金を振り込んでしまうのだとか。
被害者は、半年という短期間に、何千万もの預金をすべて失ってしまうなど、高額な被害額に至ることもあるそうで、預金はおろか、持ち家までも失って、介護施設に行くはめになった方などが番組で取り上げられていました。

認知症高齢者を狙うのは、悪質業者ばかりではありません。
信託銀行や証券会社の営業が、リスクが高い外国の証券などを売りつけていたケースも紹介されていました。
また、信じて頼っていた家族や、近所の人などが、財産を奪うことも珍しくないようです。

こうした被害を防ぐためには、成年後見制度を利用して、認知症のお年寄りに第三者後見人をつけることが有効なのですが。
成年後見人の引き受け手がまだまだ少なく、必要な人がだれでも利用できるまでにはなっていません。

そこで、期待されているのが、市民のボランティアによる「市民後見人」。
明日、市民後見人の取り組みについて勉強するために、東京都世田谷区の成年後見センターに行ってきます。

明日は午前5時半に家を出る予定なので、今日のブログはここまでにしますね。

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