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当選したら「町長報酬の30%カットやめます」とは、どういうこと!? 町民への説明責任すら果たそうとしない川瀬町長の答弁

さきほどの町長選挙で、わずか21票差でからくも当選した川瀬町長。
2期目になって初めての議会で、みずから立候補した時に掲げた目玉政策「町長給与30%カット」はやらないと発言されました。

町長報酬の30%カットは、「一番の目標は東郷町の財政再建。そのための決意の表れとして、みずからの給与(87万8000円/月)を30%カットすることから始める」と公言し、「町長の報酬が副町長より低くなるのはよくない」として議会で否決されても、何度も提案しなおし、やっと議会で可決された目玉政策でした。
(わたしが議員になって最初の議会で、再度、議案として提出され、この時に可決されました。この時に、わたしは川瀬町長の財政再建にかける意欲を評価し、賛成しました)

30%カットは、「あくまでも私の任期の間は(2期目も当選した場合は)引き続き行いたい」と、川瀬町長は議会で発言されています(議事録に残っています)。
それなのに、2期目に当選したら、態度が豹変!
中川議員の質問に対して、「30%カットはしないということを明言する」と、川瀬町長は今日の議会で発言されたのです。

1期目には、「わたしの任期の間は30%カットを引き続き行いたい」と議会で答弁していたのに、2期目に当選したとたん、
「30%カットはしない」との発言!
この変化について、中川議員に質されると
「政策は時として変わるもの。今は、30%はしないと考えている」と答弁。

「そもそも、30%カットの条例を出した時の理由は、東郷町の財政が厳しいからということだった。しかし、景気低迷で、町の財政はいっそう厳しさを増し、借金の返済が最大になる平成23、24年が財政逼迫のピークになることは、町長自ら発言している。30%カットの条例をつくった時の理由はなくなったのか?」
という水川議員の質問に対しては
「支援者の皆さんの意見を集約してつくっている。だから、変更があって、あたりまえ」
と、川瀬町長。

あまりの発言に、水川議員は
「30%カットの条例制定をされているんです。これをやめるなら、町民から疑問が出てくる。わたし自身、驚きました。なぜですか」
と、発言。
それに対して、川瀬町長は
「政策決定において、わたしが決めていること。立候補する時に、30%カットはやめると、支援者と相談して決めた。今回はやらないということで、理解してほしい」
と、あくまで理由を説明しようとはしませんでした。

町長の報酬を30%カットしたい。
自分の任期中は、引き続き30%カットをしていきたい。
そう、議会で町長として発言されていた以上、それをやめるのであれば、町民が納得できるように説明する責任があるはずです。
選挙で川瀬町長を応援した人たちが「30%カットはやめろ」と言ったから、決めたということであれば、その旨、率直に説明してほしかったと思います。

町長が、自分の報酬をどうしようと、それは町長の決断だとは思います。
しかし、なぜそう決めたのか
理由を町民に対して、きちんと説明する責任があるはず!

どうしても、町長が理由を言おうとしないことが納得できなくて、わたしは「質疑をしたい」と挙手しました。
「何人もの議員が、30%カットをやめる理由を聞いたのに、町長は理由を答えていない。理由を教えて下さい。または、理由を言いたくないなら、答えたくないと明言してください」
と、わたしは発言しました。
川瀬町長は、
「答える気はありません」
と、一言。

説明責任を果たさない人が、町長として適任なのか。
非常に疑問がふくらんだ、9月議会でした。

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コメント

カットの理由を言いたくないのではなく、言えないんですよね。
支援者が言ったというなら何人の人が言ったのでしょうか?

町長の支援者だけが東郷町の住民ではありません。

もっと住民が納得できる理由が聞きたいですね。

かなり、いろいろな予算もカットされ、ギリギリの予算でも、そこから5%カットしろと言われるぐらいなのだから、町長も痛み分けしましょうよ。

投稿: 東京ばなな | 2010年9月 9日 (木) 20時22分

東京ばなな さま

コメントありがとうございます。

町長選の時に、川瀬さんが配布した公約に「30%カット」が書かれていなかったので、支援者の人に「30%カットはもうしないの?」と、聞いた人がいたのですが、「続けてやるにきまっとる」との答えだったとか。
支援者の中にも、引き続き30%カットするものと信じて、選挙応援していた人がいたということですね。

住民が納得できる理由をきかない限り、町長が勝手に30%をとりさげる協力を、議会がするわけにはいかないと思っています。
現在、対案となる議案提出を考えていますので、議会最終日をお楽しみに。

投稿: 山下りつこ | 2010年9月10日 (金) 22時41分

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