« 自分で選ぶ生き方・死に方〜日本向老学学会が今年の学術総会のテーマに | トップページ | 恵那市で回想法の研修 »

明日、あさってと民生委員会の県外研修に行ってきます

民生委員会の県外研修で、明日は恵那市、あさっては泰阜村に行ってきます。

恵那市では、回想法を中心とした介護予防の取り組みについて、お話をうかがいます。
回想法は、認知症の予防や症状軽減(認知症の進行を抑える)効果があると報告されています。
北名古屋市(合併前の師勝町)が、回想法に熱心に取り組んでいるのですが、岐阜県の恵那市も「明智回想法センター」をつくって、回想法スクールを開催しています。

東郷町でも、いこまい館にある郷土資料室を改装して、回想法に力を入れていこうという方針が示されています。
先進地での取り組みを聞き取りしてくることで、東郷町でどのように回想法に取り組むべきか、ヒントをつかんできたいと思っています。

7月15日に行く泰阜村は、村長がホームページ
「誰もが老いて死んでいく事実を認め、障害をもっても人間らしい老後を送り、幸せな死を迎えるお手伝いをすることが行政の責任ではないかと考え、在宅による高齢者福祉に取り組みました」
と明記していることでもわかるように、在宅医療・在宅福祉を進めています。
この姿勢が、結果的に老人医療費が安くすむことにつながり、泰阜村の国民健康保険税は定額ですむようになったといいます。

老いても住み慣れた家で、最後まで暮らしたい。
この高齢者の願いを行政が真剣にかなえようと取り組んだことで、医療費が下がったのです。
「幸せな死を迎えるお手伝い」について、具体的に泰阜村ではどう取り組んでいるのか、じっくり話を聞いてこようと思っています。

くわしい報告は、15日にこちらに戻ってから、レポートしますね。
では、行ってきます。

|

« 自分で選ぶ生き方・死に方〜日本向老学学会が今年の学術総会のテーマに | トップページ | 恵那市で回想法の研修 »

議会報告」カテゴリの記事

コメント

私が、有料老人ホームの質に関心を持つ理由が、まさに、これです!
施設や病院で亡くなった祖母や祖父らは、当時、面会に行くと必ず「家に帰りたい」と言うのです。家っていいもんなんだなぁ、そりゃぁ家がいいに決まってるよね・・と、その都度切なくなった記憶があります。
しかし、では、どうすれば、老いても住み慣れた家で暮らしていけるのだろう・・。両親も晩年期に入り、やっぱり、祖母や祖父と同じ家で死ぬのが理想だと話します。
自分の住み慣れた家ではないけれど、施設でありながら居宅であるという、うたい文句の有料老人ホームには、実現不可能に思われていた、老いても住み慣れた家で暮らしていきたい、その“おもい”が託されていると思うのです。
他の施設と違って、基準がないからこそ可能性にもチャレンジしていけると思いますので、有料老人ホームの経営者の方々には、何を求めて入居されるのかを考えてもらいたいものです。

泰阜村の取り組み・・素晴らしいですね。
行政の責任だと考え動く姿勢が全国に広がって欲しいです・・・


投稿: ラビ | 2010年7月15日 (木) 20時48分

ラビさま

お返事が遅くなりました。
申し訳ありませんでした。

「家に帰りたい」「住み慣れた家で死にたい」
お年寄りのそんな願いを、行政が自らの責任で支えているのが、研修に行った泰阜村です。

泰阜村は、1人暮らしでも望めば家で最後まで暮らせるよう、介護保険の居宅介護に限度額を設けていないのです。
(制度的には、限度額をオーバーした分は全額、村が支払うということになっています)
また、村の診療所は在宅看取りを行うために、365日24時間、医師が往診することになっているそうです。

そのため、在宅看取りは6割ほど(通常は1割なので、かなりの高率です)
ターミナルを病院で過ごすと、1日100万近く医療費がかかるのですが、泰阜村は在宅で看取る(家で死ぬ)ことで、医療費を減らし、その分を福祉に回しているという説明でした。

「幸福な死」とは何か。
それを支えるのを行政の責任と考えるのか。
泰阜村の試みは、しっかりとした哲学に基づいているのを感じました。
(くわしくは、ブログで報告しますね)

投稿: 山下りつこ | 2010年7月23日 (金) 22時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/215645/48871511

この記事へのトラックバック一覧です: 明日、あさってと民生委員会の県外研修に行ってきます:

« 自分で選ぶ生き方・死に方〜日本向老学学会が今年の学術総会のテーマに | トップページ | 恵那市で回想法の研修 »