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2010年7月

法改正で高齢者の住まい(高齢者専用賃貸住宅)が変わる?!

「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者居住安定確保法)」が改正されたのが、昨年の5月。
この改正によって、高齢者専用賃貸住宅は一定の水準に満たないと登録できないようになり、今年の5月19日から、新しい基準を満たした住まいだけが再登録されています。

高齢者居住安定確保法で、高齢者の住まいがどう変わるか。
少し古い記事になりますが、以下に紹介します。

--------------------------(ここから引用です)---------------------
https://www.cabrain.net/news/article.do?newsId=25750
高齢者の住まいの在り方はどう変わるか―高齢者居住安定確保法改正

 2009年5月、「高齢者の居住の安定確保に関する法律」(高齢者居住安定確保法)が改正、公布された。改正法では、高齢者専用賃貸住宅(高専賃)などについて一定の水準を担保するため、基準やそれに伴う新たな登録制度などが設けられた。一方で、施設や住宅には供給の遅れを指摘する声もある。日本の高齢者に占める介護施設や高齢者住宅などの定員数の割合は約4%。デンマークやスウェーデン、英国、米国など欧米諸国と比較しても低い。また厚生労働省は12月22日、特別養護老人ホーム(特養)の待機者が約42万1000人に上ると発表。06年の前回調査時は約38万5000人で、約3万6000人増えたことになる。日本の高齢者は行き場を失ってはいないか―。今回の法改正を踏まえ、高齢者の「住まい」政策の在り方を考える。

契約書に問題のある事業者も
 高専賃などを手掛ける事業者に対してはこれまで、質の低い事業者が存在する「玉石混交」との指摘があった。例えば、契約書。高齢者向け賃貸住宅事業に参入してきた事業者の一部には、契約書に問題がある事例があるという。
 高専賃などを契約する場合、賃貸借契約と生活支援サービス契約が別に存在する。例えば、賃貸借契約では要介護度が重度化したからといって、居住者に対して部屋を移動するよう求めることはできない。しかし、有料老人ホームの経営などを手掛けてきた事業者の一部には、もともと施設の利用権契約に慣れているためか、「要介護度が重度化した場合に、移り住みがある」などという文言を契約書に記載し、賃貸借契約をすべきところが、実質的には利用権契約になっている事例もあるという。また、契約時の説明が不十分なため、居住者との間でトラブルになる事例もあるという。

高齢者住宅の水準向上を目指す
 09年5月、高齢者居住安定確保法が改正された。国土交通省住宅局住宅総合整備課住環境整備室の武井佐代里課長補佐は改正の背景について、単身高齢者の増加に伴い、生活支援サービスが受けられる住宅へのニーズが増えていることや、高齢者が安心して住むことができる一定の水準が担保された住宅を供給することなどを挙げる。
 法改正により、これまで国交省の所管だった高齢者居住安定確保法は、国交省と厚労省の共管となり、住宅政策と福祉政策の連携が促進される。また、▽床面積▽設備▽賃貸条件―といった一定の基準を満たす住宅のみを、高専賃や高円賃(高齢者円滑入居賃貸住宅)として都道府県に登録することが可能になる。登録可能な住宅の設備基準は、1戸当たりの床面積が原則25平方メートル以上(居間や食堂、台所などが、高齢者が共同して利用するために十分な面積がある場合は18平方メートル以上)とされた。一定以上の面積水準を確保することが求められる。設備については原則、各戸が水洗トイレや洗面設備などを備える必要がある。新たな登録制度は10年5月19日から施行される。施行日の6か月前となる09年11月19日以降は、事前申請が可能になった。施行日までに基準を満たし、都道府県に再登録の手続きを行わない限り、現在の高専賃、高円賃としての登録は抹消されることになる。高齢者住宅の開設支援コンサルティングなどを手掛ける「タムラプランニングアンドオペレーティング」代表取締役の田村明孝氏は、「現在登録されている約4万戸の高専賃のうち、約2割が登録基準からはみ出るのではないか」と話す。その上で、この新たな登録制度について「ハード面での質の向上につながるのではないか」と一定の評価をしている。
 このほか、都道府県による指導監督も強化。住宅の賃貸人に対し、管理の状況に関して報告を求めることもできるとされた。

自治体や事業者団体の対応策は
 法改正を受け、自治体にも動きがある。東京都は高齢者向け賃貸住宅を運営する事業者などに向け指針を策定。高齢者向け賃貸住宅での生活支援サービスについて、住宅事業者とサービス事業者の両者が協議した上で、生活支援サービスの提供主体を明確にすべきとした。また契約については、入居希望者などに対し、契約の締結や契約前の事前説明が適正に実施されるよう、モデルとなる契約書と重要事項説明書を作成した。トラブルの防止が狙いだ。こうした指針の水準を満たした事業者が都に届け出ると、都はその情報をホームページ上に公表する。都民はこの情報を基に、指針の水準を満たす適切な住宅を選ぶことができるようになるという。
 また、高専賃事業を手掛ける事業者で構成する「高齢者専用賃貸住宅事業者協会」(高専協)も、賃貸借契約書と生活支援サービス契約書などについて、解説を加えた標準モデル契約書などを作成し、ホームページ上で公表している。

都道府県が老人ホームなどの供給目標計画を策定
 また改正法では、都道府県の住宅部局と福祉部局が共同で、高齢者向け賃貸住宅や老人ホームの供給目標を記載した「高齢者居住安定確保計画」を策定するとされた。

 特養などの介護保険施設はこれまで、十分に整備されてきたとは言い難い。09年9月に発表された第3期(06-08年度)の介護保険施設などの整備率は、当初の計画を大きく下回っていた。例えば特養では、計画見込み数5万847床に対し実績3万7232床で、整備率は約73%にとどまった。
 田村氏はこうした整備の遅れを「行政の不作為」と語る。その上で、「施設整備を促進するため、低利での融資制度を充実させることが重要」と指摘。また、「施設整備を促進するとともに、希望者が入居しやすい環境をつくるため、低所得者が入居できるような家賃の補助があるべき」とも語る。
 国は現在、要介護2-5の人に占める介護保険施設や居住系サービスの利用者の割合を37%以下とする目標、いわゆる参酌標準を掲げている。これについては、「介護保険制度をつくる上で、財政を圧迫しないための数字」と田村氏は話す。その上で、「厚労省や国交省は、国としての供給ビジョンを定めるべき。改正法に都道府県が供給目標の計画を策定する点が盛り込まれたことは、国が本当に必要な施設の供給目標を策定することへの『一歩前進』になるのではないか」と話している。

今後の課題は?
 国立保健医療科学院施設科学部施設環境評価室長の井上由起子氏は、高齢者住宅の家賃を問題視している。井上氏らの調査によると、都にある高専賃の平均的な家賃は共益費や基礎サービス費を含め、約12万円だった。これに食費や介護保険サービスに掛かる費用などを加えると、厚生年金の平均受給額である約17万円を上回り、約20万円に上ることもあるという。井上氏はこうした状況を踏まえ、「高専賃の供給に当たっては、それぞれの地域の所得に応じた家賃設定ができるかどうかが重要」と話す。
 また田村氏は、「高専賃などに『高齢者』と冠が付いている限り、何らかのサービスやケアが付いていると期待する人が多い。認識の食い違いによるトラブルは今後も続くだろう」と懸念する。

 それでは今後、高齢者の住まいはどのように整備されるべきなのか。井上氏は、「地域社会とのコミュニティーを創造する必要がある」と指摘。「『地域包括ケア』の理念に立った時、高齢者向け賃貸住宅は『多世代型』であるべき」と語る。いろいろな世代で、地域の人間関係をつくり出す。そのためには、高齢者住宅はケアの拠点であり、交流の拠点であるべきなのだが、こうした住宅はまだ日本には少ないのだという。また井上氏は、「日本の空き家率は約13%にも上る。構造補強などにより、建物の安全を確保した上で、空き家など既存のストックを活用すべき」とも語る。
 一方、田村氏は「高齢者の生活が施設での受動的な生活から、自立した能動的な生活に変わることで、介護コストが軽減される効果がある」と指摘。「団塊の世代が75歳以上を迎える25年までに、特養などの施設が自立した生活を営める『住宅型』に変わっていくことが求められる」とも話している。

( 2009年12月31日 14:00 キャリアブレイン )
--------------------------(引用ここまでです)---------------------

高齢者専用賃貸住宅の新しい基準は
①一戸あたりの床面積は、原則25㎡以上
 (居間、食堂、台所など、共同部分に十分な面積があれば、18㎡以上)
②各戸に、台所、水洗トイレ、収納設備、洗面設備および浴室がある
 (共用部分に適切な台所、収納設備または浴室を備えていた場合は、各戸に水洗トイレと洗面設備を備えていればOK)
などがあげられています。

で、この新しい基準を満たしたとして、愛知県で現在、19件登録されています。
※登録物件は、以下のホームページで一覧を見ることができます。
http://www.senpis-koujuuzai.jp/special/list.aspx?pref_id=23

明日の午前中、さっそく登録してある高専賃を見に行ってきます。
報告はまた明日しますね。


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“胃ろう”をめぐる模索〜7/25夜10時NHKテレビで放送

仕事の資料や介護情報誌「ぬくぬく」のバックナンバーなどが、自宅に山積みになっていたのですが、さすがにこれでは日常生活にさしつかえるため、倉庫を借りることになりました。
(自宅の廊下や階段が埋まり、通行にさしつかえる状態が間近にせまってきたのです。。。)

それで、ここ数日は倉庫への引っ越し作業で、ばたばた。
慣れない力仕事や整理に掃除・・・。
この数日の暑さも手伝って、夜、パソコンを立ち上げても頭痛がして読む気力がでなくて、ブログを更新することができずにいました。
体調の悪さは、どうやら軽い熱中症だったようで、水分をまめにとるようにして、エアコンと扇風機を併用して涼しく過ごすことで、なんとかちょっと元気になりました。

県外研修の報告も、ぼちぼち書きますので、もう少しお待ち下さい。

さて。
表題の「胃ろうの功罪を考察する」テレビ番組。
あさって、7月25日(日)の夜10時から、NHK教育テレビで放送されます。
くわしくは、http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html
(以下に、抜粋を転記します)
--------------------------(ここから引用です)-------------------------

ETV特集
食べなくても生きられる 〜胃ろうの功と罪〜

男女を合わせた平均寿命が80歳を越え、日本は世界最高の長寿国になった。
その理由の1つが、欧米とは異なり積極的な延命治療が行われていることにある。
中でも、胃に直接栄養を送る経管栄養(胃ろう)は急激に普及し、現在およそ40万人に施されている。
もともと胃ろうは、摂食障害のある子どもたちのために開発された技術だが、患者への負担が少なく生存率が画期的に延びるため、高齢者にも応用されるようになった。
現在の日本では、嚥下の能力が衰え、ものを食べられなくなると、ほぼ自動的に胃ろうが施されるまでになっている。

しかしいま、この現状を変えようという動きが医療現場で起きている。
「ただ生かすことが、本当に患者のための医療か」「自然な死を迎えられない現状が良いのか」という声が上がっているのだ。
その動きの中心にいるのが、胃ろうの技術を日本に広めた第一人者の外科医だ。
「私には延命至上の現状を招いた責任がある。だからこそ、勇気をもって訴えていかなければならない」という。
私たちは、胃ろうをどう考えるべきか。
そして、どう生き、どう死ぬべきか。
その答えを模索する一人の医師に密着する。

NHK教育テレビ
7月25日(日) 夜10時〜

--------------------------(引用ここまでです)-------------------------

胃ろうをめぐる問題では、胃ろうをつけると特別養護老人ホームや老人保健施設など介護保険の入所施設に入りにくい。行き場がない人が、営利企業に利用される状況がある。といった現状があります。
胃ろうの人だけを入所対象とする寝たきり高齢者専用賃貸住宅などは、その典型例だといえるでしょう。
NHKからは、わたしのところにも取材の依頼があり、寝たきりアパートの問題や介護施設の胃ろうの人の受け入れ状況について、電話でいろいろ話をしたという経緯があり、どんな番組になっているのか非常に興味があります。

終末期の延命治療をどう考えるか。
食べられなくなったら、胃ろうを選択するのか、しないのか。
自分なりに考えるための契機として、この番組を見ていただけるといいのではと思います。

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明日は日本福祉大学の夏季大学院公開ゼミナールへ

梅雨が明けて、急に暑くなりましたね。

民生委員会の県外研修から帰ってきて、疲れがでたのか、急な暑さにこたえたのか、
ちょっと体調を崩していました。
たくさん睡眠をとって、元気回復。
明日は、日本福祉大学が主催する「第6回 日本福祉大学夏季大学院公開ゼミナール」に行ってきます。

この公開ゼミナールは、夏に2日間だけ行うもので、申し込めば、だれでも参加できます。
今日は基調講演があったのですが、体調回復のためにこちらは出席をみあわせて
明日の分科会に参加する予定です。

分科会は5つに分かれています。
申し込み時に、第2希望まで書いて出すのですが、第1希望で出した「社会福祉協議会におけるコミュニティソーシャルワーク〜養成と研修〜」は、すでに定員オーバーとの連絡があり、明日は、「高齢者施設ケアのマネジメント」という分科会に出ることになっています。

講師は、日本福祉大学の平野隆之教授と、社会福祉法人新生会サンビレッジの施設長である馬淵さんと玉城さん、それに、認知症介護研究・研修大府センターの伊藤美智代さん。
サンビレッジは、先日、見学会でおじゃました施設の姉妹施設でもあり、どんな先駆的な試みをしているか具体的なお話が聞けるということで、とても楽しみです。

民生委員会の県外研修報告も、内容がとても充実していたので、報告したいことはいっぱいあるのですが、明日に備えて今日はそろそろ休みます。
では、また。

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長野県の泰阜村に来ています

長野県の泰阜村に来ています
長野県の泰阜村に来ています
民生委員会の県外研修で、泰阜村に来ています。

昨夜は、泰阜村の左京の宿に宿泊。
古民家を移築して3年前にオープンした、趣のある宿です。

写真の黒にゃんこは、宿のマスコット。
人懐っこいネコで、寄ってきてくれました。

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恵那市で回想法の研修

恵那市で回想法の研修
民生委員会の県外研修1日めは、岐阜県恵那市。
回想法を中心とした介護予防について学ぶのが目的です。

恵那市は高齢者が多く、介護予防、特に認知症予防に力を入れています。

写真は明智にある回想法センター。
昔の産院を改造して作ったそうです。

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明日、あさってと民生委員会の県外研修に行ってきます

民生委員会の県外研修で、明日は恵那市、あさっては泰阜村に行ってきます。

恵那市では、回想法を中心とした介護予防の取り組みについて、お話をうかがいます。
回想法は、認知症の予防や症状軽減(認知症の進行を抑える)効果があると報告されています。
北名古屋市(合併前の師勝町)が、回想法に熱心に取り組んでいるのですが、岐阜県の恵那市も「明智回想法センター」をつくって、回想法スクールを開催しています。

東郷町でも、いこまい館にある郷土資料室を改装して、回想法に力を入れていこうという方針が示されています。
先進地での取り組みを聞き取りしてくることで、東郷町でどのように回想法に取り組むべきか、ヒントをつかんできたいと思っています。

7月15日に行く泰阜村は、村長がホームページ
「誰もが老いて死んでいく事実を認め、障害をもっても人間らしい老後を送り、幸せな死を迎えるお手伝いをすることが行政の責任ではないかと考え、在宅による高齢者福祉に取り組みました」
と明記していることでもわかるように、在宅医療・在宅福祉を進めています。
この姿勢が、結果的に老人医療費が安くすむことにつながり、泰阜村の国民健康保険税は定額ですむようになったといいます。

老いても住み慣れた家で、最後まで暮らしたい。
この高齢者の願いを行政が真剣にかなえようと取り組んだことで、医療費が下がったのです。
「幸せな死を迎えるお手伝い」について、具体的に泰阜村ではどう取り組んでいるのか、じっくり話を聞いてこようと思っています。

くわしい報告は、15日にこちらに戻ってから、レポートしますね。
では、行ってきます。

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自分で選ぶ生き方・死に方〜日本向老学学会が今年の学術総会のテーマに

医学の進歩で、延命のための手段がさまざまに広がった今。
どう生き、どう死にたいのか?
という問いに、だれもが向かいあわなければいけないのだと思います。

以前、わたしが編集長を務めている、介護情報誌「ぬくぬく」10号で
「あなたなら、どうする?
 自分らしい最後を迎えるための 延命・終末期医療」
という特集を組んだのですが、その時に取材でお世話になったのが、西尾市の特別養護老人ホーム「せんねん村」の中澤明子施設長。
中澤さんは、医療選択を自らおこなう「LMD研究会」の東海支部も主催していらっしゃいます。

この中澤さんが、「自分で選びとる自分の生き方・死に方」と題した講演を、日本向老学会で行うとの情報をいただきました。
以下に、詳細を記します。

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市民と研究者が創る学術団体
日本向老学学会
第11回学術総会

日時/2010年7月25日(日)午後1時〜5時(受付開始12時半)
場所/名城大学 天白キャンパス 共通講義棟南館
   (地下鉄「塩釜口/名城大学前」下車、1番出口徒歩約8分)
参加費/一般1000円(当日1500円) 学生500円 会員無料

テーマ/自分で選ぶ生き方・死に方
 1:00〜1:15 日本向老学会会長挨拶 大脇 雅子 弁護士
 1:15〜2:45 基調講演「自分で選びとる自分の生き方・死に方」
        講師 中澤明子 特別養護老人ホーム「せんねん村」村長
 3:00〜5:00 シンポジウム テーマ「自分で選ぶ生き方・死に方」

☆問い合わせ・申し込み
 「日本向老学学会」事務局
 名古屋市緑区桃山4-604 柳澤方
 電話 052-876-6962
 http://www.a-iho.or.jp/jyouhou/100725kourou-gaku.pdf

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はじめてのウィンドウズ

実家の両親の介護で岐阜につめていたり、パソコンの調子が悪くなったり、といろいろありまして。
しばらくブログを更新できずにいました。

実は、ブログの更新は、デスクトップ型のマッキントッシュで自宅から行っていて、自宅を離れている時には携帯電話からメールでブログに書き込みをしていました。
ですが・・・
わたしは、どうにも携帯電話のメール入力が苦手で。
携帯から長文の書き込みは、できずにいました。

で。
ずっと、外出先に持ち歩いて、いつでもネットにアクセスできる、ノートパソコンを購入することが夢だったのですが。
先日、店頭で、展示用のノートパソコンが安くなっているのにでくわして、思わず衝動買いしてしまいました。

東芝の真っ白なノートパソコン。
OSは最新型のセブンが入っています。
ワード、エクセル、パワーブックも入っていて、3000円で2010年版の最新ソフトにバージョンアップできる権利付き。

わたしは、パソコンを始めた時から、ずっ〜とマッキントッシュだったので。
ウィンドウズパソコンを自分のパソコンとして持つのは、これが初めて。
喜び勇んで、自宅で箱からパソコンを出し、さっそく電源を入れたのですが・・・
謎の暗号のような文字の羅列が出るばかり。

???
いったい、どうなっているの?

はたと気づいたのが、
展示用の現物販売だったので(だから、料金が格安だったんだけど)
お店の人にデータを消去してきれいにしてもらったこと。
「翌日お渡しできるよう、用意しておきます」とお店の人に言われたので、翌日の夕方とりに行ったのだけれど、
どうも見つからなかったようで「探しておきます」と言われて・・・。
30分後にもう一度行くと
「あと少しだけお待ち下さい」。
で、さらに15分待って、受け取って帰ってきたのだけれど。
きちんとメンテナンスが済んでない状態で、あわてて梱包したんだ。きっと。

その日は、なんだかんだで夜遅くなってしまい、お店にも電話できず。
しかたがないので、あくる日に、お店と東芝のサポートセンターに電話しました。

結論はというと、
やっぱり、お店の手違いでした。
「自宅におうかがいして、お詫びして対処させていただきたい」
とお店の人には言われたのですが、その前に東芝のサポートセンターの方に対処法を電話で聞いて、自力でなんとかできそうな雰囲気だったので、お店の方はことわってしまいました。

そして、今日。
ひさしぶりに下宿先から帰ってきた大学2年生の娘に、ノートパソコンの設定をしてもらって、やっと使えるようになりました♪
持つべきものは、理系でパソコンができる子ども(?)ですね。

はじめてのウィンドウズデビューは、最初から前途多難な雰囲気(笑)
娘が下宿先に帰ったあと、わたしが自力で使えるのか。
ちょっと不安な「はじめてのウィンドウズ」です。

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暑くても、にゃんこは元気です

暑くても、にゃんこは元気です
おひさしぶりの、へしにゃんです。

へしにゃんの最近の日課は、ベランダでの日向ぼっこ。
朝方の涼しい時間に、毎日、ベランダに出ては、雀や鳩がこないように見張ってます。
(おくびょうものなので、本当に鳩がベランダに来たら、そっこーで部屋に逃げ帰るのですけどね)

寒い時期は、ベランダにつうじる窓が閉まっていたから、自由に出られなかったのだけど…。
今は網戸なので、出入り自由。
網戸は軽いので、爪をひっかけて、にゃんこは上手に網戸を開けるのです。

以前は加減が分からなくて、網戸を開けるかわりに、破壊したこともwobbly
網戸が破れた隙間を、にゃんこがくぐってベランダへ、という過去もあったのですが…。
がんばって網戸を張り替えてからは、なんとか共生できているよう。

夏はこれからが本番だから
くれぐれも網戸は破壊しないでね。
と、にゃんこに言い聞かせる毎日です。

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戸建て有料老人ホーム「サンヒルズ・ヴィラアンキーノ」見学会報告

戸建て有料老人ホーム「サンヒルズ・ヴィラアンキーノ」見学会報告
戸建て有料老人ホーム「サンヒルズ・ヴィラアンキーノ」見学会報告
岐阜県の揖斐郡池田町にある、住宅型有料老人ホーム「サンヒルズ・ヴィラアンキーノ」。
緑豊かな池田山の山すそにある、全国でも珍しい一戸建ての有料老人ホームで、見学会を行いました。

上の写真が、ヴィラアンキーノの外観。
とんがり屋根の戸建てが、テラスでつながっています。

下の写真は、見学会で試食した昼食。
写真はおかずのみですが、これに具だくさんの炊き込みご飯と、デザートのコーヒーゼリーがついていました。
おかずは、右上がエビフライ、ホタテフライ、トマトサラダ。右下が五目野菜の煮物。左上がにんじんと生麩の炊き合わせ、きゅうりの漬け物。左下がサワラの照り焼き、付け合わせはゴボウとシシトウの煮物。野菜たっぷりのヘルシー献立です。
(敷地内にある畑で採れた新鮮野菜を使った一品が入るのが、特徴です)
料金は、これで700円。
ちなみに、朝食300円、昼食700円、夕食700円。
居室内にはキッチンもあり自炊できるので、食事は希望した分のみ支払う形。
自室まで、スタッフが配達し、必ず手渡しして声をかけています。

試食のあとで、パワーポイントを使っての説明がありました。
アンキーノは平成15年7月にオープン。
名称の「アンキーノ」は、岐阜の方言「安気(あんき)やのぉ」=気楽でのんびり から付けたとのこと。
モットーは、「気楽で安心な住まい」。
元気なうちからでも、介護が必要になっても、最後まで安心して暮らし続けられる老いの住まいをめざしているという説明でした。

あちこちに果樹や季節の花々、畑には野菜が植わった緑豊かな敷地は、5699㎡。
この広い敷地に、独立型の一戸建てが29戸あります。
部屋の広さは、32〜56㎡。
写真のとんがり屋根の戸建ては、一番狭いシングルタイプですが、天井が高くて吹き抜けになっていて、32㎡という面積の割に、広い感じがします。
それぞれの住戸には、システムキッチン、洗面、浴室、エアコン、床暖房が完備。
専用のプライベートデッキもあって、くつろげます。
吹き抜けだと掃除が心配ですが、高いところの窓や換気扇の掃除は、月に1回、スタッフが無料で行ってくれるそうです。

いざという時の安心のために、各部屋には緊急コール付きの電話を設置。
「相談」と「緊急」というボタンがあり、電話まで行けない緊急時のために、首からさげるペンダント式の緊急ボタンもあります。
ボタンを押すと、スタッフ全員が持っている携帯電話にコールが鳴り、それで部屋番号を確認して、一番近くにいるスタッフが駆けつけるという仕組み。
食事中にのどにご飯が詰まった入居者が、首にかけていたコールボタンを押し、急いでスタッフが駆けつけて事なきを得たということもあったそうです。

もう1つの安心は、敷地内にあるデイサービスセンター「ちゃぼぼ」と、デイサービス併設のグループホーム「弥生」。
ちゃぼぼでは、俳句の会や陶芸教室、お茶会などが定期的に開かれていて、アンキーノの入居者は無料で自由に参加できます。
また医師の今村寧さんが、アンキーノに定期的に訪問して身体や薬のことなどの相談にのっています。(もちろん、主治医として医療が必要な人には、各居室まで往診も行います)

こうした安心を得ると同時に、自分らしい独立した気楽な暮らしを実現できるのが、アンキーノの良さ。
食事の支度からは卒業したいという人は、食事サービスを利用できますし、自分で作りたい場合は、施設から出るシャトルバスでスーパーに買い物に行ったり、生協の宅配サービスを利用することもできます。
入所者は、読書に没頭したり、趣味を楽しんだりと過ごし方はさまざま。
閉じこもりきりにならないように、共用のサロンで午後は喫茶を開いたり、月に1回、食事会やケーキを食べる会があったり、畑で作物を収穫したりというイベントも。
まちに外食に出かけたり、おいしいパン屋さんに買い出しに行ったり、美術館やお花見に出かけたりという外出支援もあります。

日常的な外出の手段として、シャトルバスも運行。
買い物だけでなく、近くの池田温泉や図書館、役場などに運行しています。
バスの利用料は1回100円。
入居者は、1ヶ月に20枚までシャトルバス券または呈茶券がもらえます。
(呈茶券は、共用のサロンで、コーヒーや紅茶などを飲むのに使えます)

なにより、特筆すべきなのが、ひとりひとりの尊厳を守ったケアの意識です。
「他人(ひと)の痛みを自分のこととして感じる感性を」というのが、ケアの理念。
以前に施設長さんと身体拘束について話をしたことがあるのですが、介護保険で禁じられている身体拘束を行わないのはもちろん、言葉による制限(「○○しないで」「ちょっと待って」など)も行わないように研修しているとのこと。
また、社会的なつながりを失うことも身体拘束と捉え、どうしたら、それまで送っていた「我が家の暮らし」が継続できるか、社会とのつながりを継続できるかに苦心していると聞きました。

身体拘束の禁止すら守れない介護施設がまだ多数ある中、レベルが違うとしみじみ感じました。

最後に、見学会に参加した方の感想を少し紹介しますね。

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ご主人のターミナルをここで迎えられた方が、ベッドにいても、天井の様や窓から風景が見えて良かったと言われたと聞き、納得できました。
介護が必要になったら移る、ベッドだけの四角い介護居室は、人間的じゃありません。
もし懐具合が許すなら、とんがり屋根の住居には、住んでみたいなと思えました。

感動したのは利用者様の穏やかな顔・・・。
いい顔をしていますね。
老人独特の臭いがない事に驚き!
環境や食べ物、やっぱり人ですね。

お金があれば、別荘として欲しい。
だれか買ってくれたら、遊びに行きたい。
サンビレッジは池田町の町興しですね。

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サンヒルズ・ヴィラアンキーノの連絡先は
住所/岐阜県揖斐郡池田町宮地1175
電話/0585-45-0760
ホームページ/http://www.shinsei-kai.or.jp/anki/

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