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介護を独りでやらなければと思わないで

医療・介護CBニュースで、「介護殺人、12年間で少なくとも454件発生」という記事を見つけました。

以下に転載します。

------------------------(ここから引用です)----------------------

介護殺人、12年間で少なくとも454件発生

 要介護者となった家族や親族と心中したり、殺害してしまう「介護殺人」が、1998年から2009年の間に少なくとも454件発生していたことが、日本福祉大の湯原悦子准教授の調査で明らかになった。加害者の7割以上が男性で、夫が伴侶を殺してしまうケースが最も多く、男性が介護と向き合う難しさや老老介護の厳しい現状が浮き彫りとなった。

 湯原准教授は、全国紙や地方紙30紙の記事検索システムを活用し、1998年から2009年までに発生した殺人事件の記事を集めた上で、「被害者は60歳以上。介護が原因で親族や家族によって引き起こされた殺人事件や心中」だけをピックアップ。発生年度や加害者・被害者の性別、続柄、年齢などの項目に従って分類・分析した。

 その結果、1998年から2009年までの間に、少なくとも454件の介護殺人が発生し、461人が犠牲になっていることが判明した。加害者は464人で、73%の340人が男性だった。一方、被害者は461人で、72%の335人が女性だった。

  ケース別に見ると、「夫が伴侶を殺してしまう」(154件)と「息子が親を殺す」(151件)が圧倒的に多く、この2パターンだけで、全体の67%に達した。年ごとの発生件数では08年が54件と最も多く、以下、06年(49件)、09年と07年(46件)、03年(42件)と続く。最も少なかったのは1998年(24件)で、次いで少なかったのは、05年(27件)だった。発生件数について湯原准教授は「全体的に見れば、増減を繰り返しながら、右肩上がりで増えている」としている。

 湯原准教授は、「今回のデータは新聞報道された事件だけを集計したもの。報道されない心中などを含めれば、事件はもっと多いのではないか」と指摘。特に、家事や介護に不慣れな男性が世話をするケースでは、親族や担当のケアマネジャーに対し、「小さなシグナルを見落とさないよう、細心の注意を払って接してほしい」と呼び掛けている。

(4月30日16時35分配信 医療介護CBニュース)
-----------------------(引用ここまでです)---------------------

夫や息子による介護殺人が多いのは、男性は独りで抱え込んで、一生懸命がんばりすぎるからだと思います。
愚痴をこぼすのは男らしくない、と、ぐっと歯を食いしばり
精魂尽き果てるまで、がんばってしまう。

そんな男らしさは捨てて、どうか、行政や地域包括支援センターに助けを求め、近所の人につらい気持ちを伝えてください。

介護は家族だけではできません。
だれかの助けを借りることを、ためらわないでほしいと、願わずにいられません。

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介護ライターの独り言」カテゴリの記事

コメント

最近、独身の息子と母親のケースが増えています。
頑張って抱えてしまうケースのみでなく、介護放棄に近いケースも多くなっています。
完全に放棄するのではなく、必要最低限はやっているのです。
こちらから働きかけると、自分のことを非難されているように思われるのか、拒否されてしまう。
本人だけでなく、息子の相談相手が必要なのですが、話しを聞かないなどのケースが多くなってきています。
独身男性の介護について、もっと社会が認め、支援できる体制作りが必要だと思っています。
これから、こういったケースは確実に増えてくると思います。

投稿: 東京ばなな | 2010年5月 2日 (日) 15時29分

山下さん、そこは行政から介護に苦しむ男性に手を差し延べてあげましょうよ。

男性から助けを求めるのは難しいときもあるってわかってるんだから。

投稿: はとやん | 2010年5月 4日 (火) 01時06分

東京ばなな さま

ご意見いただきまして、ありがとうございました。
遅いレス、お許しください。

息子介護は、ほんとうに問題が多いと思います。
とくに、介護のために仕事をやめ、親の年金で生計をたてるようになった場合、たんに「孝行息子」と賞賛するようではいけないでしょう。
息子の生活や人生も、かけがえのない大切なものなのですから。

独身男性の介護を、支援できる体制づくりは、わたしも必要だと思います。
どうしたらいいのか、わたしも一生懸命考えます。
どうぞ、アドバイスお願いいたします。

投稿: 山下りつこ | 2010年5月 9日 (日) 23時57分

はとやん さま

コメントありがとうございます。
お返事遅くなりまして、申し訳ありませんでした。

「男性から助けを求めるのは難しいときもある」
本当にそうですね。
男性は助けを求めるのは苦手だと、行政も理解して手を差し伸べないと、と思います。

男性介護者の支援について、行政と話をしてみます。
ご助言、ありがとうございました。

投稿: 山下りつこ | 2010年5月10日 (月) 00時00分

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