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2010年3月議会一般質問報告①〜子宮頸がんをふせげ

明日は、3月議会の最終日。
すべての議案について、委員会報告・質疑、討論、採決が行われます。

さて、遅くなりましたが。
3月議会で行った、わたしの一般質問について報告します。
①子宮頸がん ②予算編成過程の情報公開 ③図書館の役割 ④在宅介護支援
の4項目について質問したのですが、長くなるので、4回に分けて報告します。
まずは、「子宮頸がん」についてです。

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1. 予防できるがん「子宮頸がん」はワクチン接種と検診の両輪でがん発症をふせげ
子宮頸がんは20〜30代の女性がかかるがんの第1位であり、年間3千人以上が亡くなっています。この悲劇を防ぎ、救える命を助けるための施策が必要です。

①子宮頸がんを予防できるワクチン接種について
子宮頸がんは、唯一、予防できるがんであることをご存じでしょうか。
昨年末に、子宮頸がんを予防できるワクチン接種が認可され、一部の医療機関ではすでにワクチン接種が始まっています。
昨年、厚生労働省が承認した子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんの原因であるHPV(ヒトパピローマウィルス)のうち、2種類のウイルスを防ぐもので、発症した20〜30代の女性の70〜80%から見つかっていることから、予防ワクチンを接種すれば、70%の発症を防ぐことができるといわれています。

【山下】東郷町内や近隣でワクチン接種できる医療機関は把握していますか。
【健康部長】予約すれば一週間ほどで接種可能な医療機関が2カ所。相談の上、接種という医療機関が3カ所。

【山下】東郷診療所で、子宮頸がんの予防ワクチン接種を実施する考えは。
【健康部長】今後、検討していきたい。

【山下】役場からワクチン接種で子宮頸がんが予防できることや、接種できる医療機関を周知する考えは。
【健康部長】任意接種であり、特に子宮頸がんのみ取り出しての周知は考えていない。問い合わせがあれば、ワクチン接種できる医療機関は紹介する。

【山下】子どもたちの未来の安全を守り、命を救うために、全国各地の自治体で子宮頸がん予防ワクチンの公費助成が決定されています。3月2日現在で、16自治体が公費補助によるワクチン接種の実施を予定。近隣では名古屋市、岐阜県の大垣市が実施します。東郷町で公費助成を行う場合、東郷町で中1女子全員に行う場合、何人が対象となりますか。また実施する場合、予算はいくら必要ですか。
【健康部長】中学1年生で約200人が対象。ワクチン接種費用を1回1万5千円と想定して、3回接種が必要なので、全額助成で900万円ほど必要。

【山下】町では、長野県の松川町(まつかわまち、人口13,680人)、新潟県の湯沢町(8,372人)、北海道の福島町(5,331人)が公費助成を行います。小さな町だからできないわけではなく、子どもの未来の命を救うことを優先施策とするかどうかという問題では。予防医療をすすめ、病気にかからない施策に力を入れるのは、川瀬町長の方針でもあります。東郷町でも子宮頸がん予防ワクチン接種への公的助成を検討できませんか。
【健康部長】国が調査を行っているところなので、今後の動向を見て、慎重に検討したい。
【町長】予防できる唯一のがんということで、今後の課題と考えている。しっかり検討していきたい。

②検診の受診率向上に向けて
【山下】昨年実施した無料クーポンによる子宮頸がん無料検診の結果によると、無料クーポンでは、受診率が約17%。自費検診は約8%ですから、無料クーポンによって検診率が2倍に上がっています。無料検診は効果が上がったと思いますが、当局としてはどう評価していますか。
【健康部長】一定の効果が上がったと考えている。

【山下】無料検診クーポンの配布について、今後の予定は。
【健康部長】昨年に引き続き、20歳から5歳きざみで無料クーポンを配布する予定。

【山下】検診率を上げるために、他にどのような施策を考えているか。
【健康部長】先の議会で山下議員が提案した「がん検診を受けた住民の体験記を検診のお知らせに同封する」という案は、さっそく実行した。今後も個別の通知をきちんと行い、勧奨案内の内容を充実させていきたい。

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唯一の予防できるがん、子宮頸がんについては、ワクチン接種による予防と検診による早期発見・早期治療で、多くの命が助かると思い、今回、一般質問に真っ先に取り上げました。
役場の担当者は、ワクチン接種よりも、まず検診の受診率を上げることに力を入れたいという回答でした。
そのために、子宮頸がん検診の無料クーポン配布は、国の全額助成が半額になった今年も引き続き行うことを表明しました。

検診の受診率向上のかぎは、個別の検診呼びかけ。
費用や人手の関係もありますが、できるだけきめ細かく、対象となる住民に個別に呼びかけ、1人でも多くの方にがん検診を受けてほしいと思います。

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