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予算は編成過程から公開し、住民の意見募集を!

2月末から始まる3月議会は、別名、予算議会。
いま、どこの自治体でも予算案をつくる最終段階に入っています。

で、タイトルの予算編成過程ですが・・・。
行政が議会に提出する予算案を決定する前の段階が、予算編成過程。
まだ予算案が固まりきっていないので、この途中の段階で住民に情報を公開し、意見を求めることが、住民主体の政治の基本だと思います。

名古屋市の河村市長が、平成22年1月12日に平成22年度予算を公表し、1月17日に予算パブリックヒアリングを行ったことが新聞などで報道され、予算編成段階での公開が注目を集めています。

しかし、一方では。
住民への情報公開に逆行するような動きも。
今日の中日新聞の記事から、以下に転載します。

-----------------------(ここから引用です)---------------------

公表の意味

瀬戸市は予算案など市議会に提出する議案の概要を、公開の委員会で議会側に説明してきた。
しかし昨年、説明の場が非公開の会合に移った。

委員会で説明した議案の内容を報道されたのが原因という。
慣例で、記者への発表はその委員会の約1週間後。
しかし、委員会を傍聴していてニュースと思えば、私も記事にした。
紙面化しないよう要請されたこともあったが、市政情報は市民のものと考えたからだ。

市議会の議事録によると、そうした記事がやり玉にあがった。
記事を見た市が市議会に相談。
市議会は議論の末、非公開を決めた。

議案をいつ公表するかに法的な決まりはなく、市議会が非公開で説明を受ける根拠もない。
行政の透明性を高めようと、予算要求から公表している先進的な自治体もある。

瀬戸市は「発表日程は記者クラブに伝えているのに、事実上、その前に公表しており是正しようと思った。取材規制の意図はない」と説明する。
ならばこの際、最初からオープンにしてはいかがだろうか。
市民のための「公表」なのだから。

(中日新聞 2010年1月24日「ペーパーナイフ」より)
-----------------------(引用ここまでです)-----------------------

東郷町では、まだ予算編成過程の公開は行われていません。
情報公開で編成過程の予算を見ることはできないかと、わたしは今月8日に、情報公開請求をしてみたのですが、残念ながら、答えは「非開示」。
町長の決定が出ておらず、予算案はまだ流動的なため、今の段階での公開はできないという返事でした。

予算編成過程での公開は、札幌市北九州市堺市などではすでに行われています。
平成22年度予算では、18の政令市のうち、6市が。都道府県では19都府県が、ホームページで公開しています。
(全国市民オンブズマン調べhttp://nagoya.ombudsman.jp/data/H22yosanweb.pdf

公開するだけでなく、期限を決めて住民からの意見を募集し、それがどう予算に反映されたかも含めて公開している行政もあります。
最終的な決定前の、予算要求から公開しているというのが、共通した特徴。
各部からの予算要求段階から、事業内容も含めて詳しく公開していくというのが、これから行政に求められている流れだと感じています。

住民と行政の協働をすすめるためにも、徹底した情報公開が。
とりわけ予算編成過程を公開し、住民の意見を聞く仕組みを作っていくことが必要です。
3月議会では、こうしたことについて、町長の見解を質したいと思っています。

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