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人口減少社会がめざすものは?

お正月休みも終わり、いよいよ昨日から仕事始め。
雪に埋もれた岐阜でのお正月から、気分を切り替えなければ!

さて、日本が世界に類のない少子高齢社会であることは知られていますが
その結果として、人口減少が加速しているというニュースを見かけました。

--------------------(ここから引用です)-----------------------

09年の人口減少幅、引き続き拡大

2009年の日本の人口の「自然増減数」は7万5000人の減少で、07年から3年連続で減少し、しかも減少幅が拡大していることが、厚生労働省の「人口動態統計の年間推計」で明らかになった。

それによると、09年1年間の出生数は106万9000人で、08年の109万1156人から約2万2000人減少。
一方、死亡数は114万4000人で、戦後最多となった08年(114万2407人)をさらに上回った。

出生数から死亡数を差し引いた「自然増減数」は7万5000人の減少で、08年からさらに約2万4000人減少。
過去最大の減少幅となった。
自然増減数は、戦後一貫して増加してきたが、05年にマイナス2万1266人と初めて減少に転じ、06年には8224人増になったものの、07年は1万8516人減、08年は5万1251人減、09年は7万5000人減と、減少幅が拡大し続けている。

厚生労働省は、「死亡数は高齢化が進んでいるため増加し、出生数は出産する年齢層が減っているため減少する。このまま拡大は続くと考えられる」としている。
また、女性が一生の間に産む子供の数を表す合計特殊出生率については、「08年(1.37)と同程度になるのではないか」との見方を示した。

死因別の死亡数を見ると、「悪性新生物」が34万4000人で最も多く、これに「心疾患」17万9000人、「脳血管疾患」12万1000人が続いた。

(2010/01/01 05:00   キャリアブレイン)
------------------------(引用ここまでです)----------------------

一方で、2008年の日本人の平均寿命は、男性が79.29歳、女性が86.05歳と、共に3年連続で過去最高を更新しています。
高齢者は長寿になっているのですが、それでも生まれる子供の数は減り続け、生まれる人口より亡くなる人口の方が上回るという現状のようです。

高度成長期はもちろん、ずっと日本は人口も経済力も右肩上がりだという前提で社会を構築してきました。
しかし、これからの日本は、長寿成熟・人口減少社会へ。
次第に縮んでいくことを前提に、社会のあり方を変えていかなければならない時代に突入しています。

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コメント

山下りつ子様へ 明けましておめでとうござます。
今年も拝見させて頂きます。 年末は体調を崩されていたようですね。
体調は万全になりましたか? 今年も元気に頑張ってください。

長寿成熟・人口減少社会へ

国は労働者人口の減少が、日本の生産力の低下をもたらすためという事を理由の一つに揚げているようですが・・・・
身の丈にあった生活と言う事を知っていたはずの日本人が、高度成長期・所得倍増政策により国民皆中流階級・・・いまや身の丈に合わないセレブ気取りやセレブ指向になっていますね。

今日(1/5)の中日新聞の朝刊に元プロボクサー坂本選手の記事が載っていました。 児童養護施設には3万人以上の児童が暮らし、その殆どの入所理由が虐待であるそうです。

人の価値観が麻痺してしまったのか・・・? 
人を者ではなく物として扱っている大人あるいは人が多くなっているようです。
厚生労働省など多くは、社会的ストレスや経済的ストレス等からなどと
軽々しくメディアも含めて、ストレスという言葉を簡単に使いすぎていると思います。

自殺者も12年連続で3万人以上ということです。
介護殺人という言葉も先程のストレス同様に公然と紙面などで使いすぎているような気がします。
ここに書き込んでいる私自身も、ある意味悪人かもしれません。

高齢者の心身の変化などにおいて、紙面で見る介護殺人や介護疲れ・・・などという言葉は、見出しも最小に、そして紙面の端の方にそれとなく掲載するべきではないかと感じます。
できれば掲載しないことも。
以前は人の死などの告知は紙面の端にひっそりと掲載されていたような気がします。

これからの社会のあり方の私なりの思いの一つとして
公共の情報源である新聞やテレビにおいて必要以上の情報は、情報過多としてメディアが真剣に取り組んでくれさえすれば、一人でも多くの命が最後まで充実できるような気がします。

長々と毎度の事ながら、論点から外れてすみません。

では、今年もよろしくお願い申し上げます。

投稿: てしま | 2010年1月 6日 (水) 18時08分

てしまさま

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

年末・年始と、わたしばかりか、家族にも体調を崩したものが続出し、ブログの更新もなかなかできませんでした。
ご心配おかけしましたが、皆、回復いたしました。
一番心配だった実母も、ペインクリニックの専門医の力で、なんとか杖をついて立てるまでに回復しました。(ペインクリニックすごいです)

児童虐待や介護殺人など、暗い話題が新聞紙上に踊っています。
話がずれるかもしれないのですが、日本の若者は世界で一番、殺人事件をおこさないのだそうです。
マスコミ(テレビや新聞)で、殺人事件は何度も繰り返し、非常にくわしく報道されるために、わたしたちは治安の悪化をイメージとして持っているのですが、統計的には(事実としては)、重大犯罪(殺人)は戦後これまでにないほど減少しています。
本当の事実と、マスコミでの報道から持っているわたしたちのイメージが、乖離している良い例だと思います。

メディアの役割は、あるべき方向に社会を誘導することもあると思います。
いたずらに犯罪や暗いニュースばかりを流し、介護はつらいもの、育児はつらいものというイメージだけをすりこむのは、良くないですね。
なにをメディアが報道すべきか、立ち止まって考える必要があるように思います。

投稿: 山下りつこ | 2010年1月 7日 (木) 00時35分

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