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地方議会の議員年金について意見をお寄せ下さい

昨日、行われた議会の全体会議で、議員年金制度についての話がでました。
全国町村議会議長会がとりまとめた「地方議会議員年金制度に係る今後の方針(案)」について、全国の町村議会議長に対して、意向調査(アンケート)の依頼があったとのこと。
東郷町議会議長の近藤秀樹議長から、「自分だけの意見で記載して提出するのは是とせず、全員の議員から意見を募った上で、それをまとめて提出したい」という説明がありました。

全国町村議会議長会の方針は、次のとおりです。

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①検討会・見直し案Aについて 受け入れられない
 (給付水準を10%引き下げ、掛け金を16%→17.5%に引き上げる など)

②検討会・見直しB案について 条件付きで受け入れ可能である
 (給付水準をおおむね5%引き下げ、掛け金を16%→17%に引き上げる など)
条件1 現職議員の負担を引き上げるのであれば、現職議員の給付は、据え置くことを検討すること。
条件2 激変緩和負担金を除く公費負担率を50%に引き上げることを検討すること
条件3 遺族年金のあり方について、給付・掛け金等の条件と併せ検討すること

③検討会・制度廃止案について 受け入れられない 
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地方議員の数は減少し、破綻することは確実です。
破綻する地方議会の議員年金制度を維持するためには、多額の公費(税金)の投入が避けられず、税金投入してまで制度を維持すべきではないと、わたしは考えています。

地方議会の議員年金廃止の訴えを行うために、徳島県の小松島市議会の市議が掛け金の不払いを申し出て、記事になっています。関連記事は以下のとおり。

--------------------------(ここから引用です)----------------------

asahi.com 2009年8月21日5時47分
http://www.asahi.com/politics/update/0821/OSK200908200233.html

議員年金廃止求め、掛け金不払い 徳島・小松島市議7人

 「平成の大合併」で議員数が激減し、破綻(はたん)の危機にある地方議員の年金制度をめぐり、徳島県小松島市議会(定数19)の市議7人が制度の廃止を求め、今月から月々の掛け金約6万円を払わないことを決めた。制度を運営する市議会議員共済会によると、掛け金の不払いは「聞いたことがない」という。この年金は法律で加入が義務づけられており、同共済会は「認められない」と反発している。

 全国の市町村議と東京23区議を対象にした年金制度は、12年以上務めた65歳以上の退職者が受給できる。他の公的年金より短い加入年数で受給資格が得られるうえ、国民年金や厚生年金と併せて受け取れ、「特権的」との指摘もある。議員は毎月の議員報酬の16%を掛け金として払っているが、自治体も負担しており、公費投入額は07年度で年間収入の4割超の243億円にのぼる。掛け金を払う現役議員が合併で減る一方、受給者が増え続け、11年度中には積立金が底をつく見通しだ。

 保守系の無所属6人と共産党所属の1人の小松島市議たちは「公費負担は今後も増え続け、市民の理解が得られない」として、21日に予定されている議員報酬からの天引きを止める手続きをした。7人のうち出口憲二郎議長は「法律を破ることへの批判はあろうが、廃止に向けた議論のきっかけになるよう実力行使に出た」と話す。

 これに対し、市議会議員共済会の担当者は「督促しても払ってもらえない場合は、法律に従って遅延金の請求も検討したい」としている。

 立正大大学院の渡部記安教授(年金政策国際比較論)は「地方財政を圧迫してまで、特権的な議員年金を維持する必要はない。小松島市議の動きは評価できる」と言う。(三輪さち子、水沢健一)

-------------------------(引用ここまでです)--------------------------

地方議員の年金掛け金の不払いは、法律違反で認められないということですが、廃止の議論を活性化させたことには意義があると思います。

全国町村議会議長会は、地方議会議員の年金制度の存続を前提に、国に対しこの状況を改善するための措置を求める緊急要望を出しています。
しかし、「状況を改善するための措置」とは、公費(税金)投入の増額のことです。
地方議員は、国民年金にも同時に加入しているのですから、議員年金が廃止されても、一般の人と同じ年金は確保されています。

このままでいけば、2011年には、地方議員共済会の年金積立金残高がゼロになります。
議員だけが年金制度で優遇されることが、はたして許されるのでしょうか。
議員年金を残すために、これからもどんどん税金を使い続けてもいいと思いますか。

地方議会の議員年金についての意見は、来週の火曜日(11/24)までに提出するように求められています。

このブログを読んでいる皆さんはどう思うのか、ぜひご意見をお寄せ下さい。
お待ちしています。

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