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2009年11月

明日から12月議会が始まります

いよいよ、明日から12月議会が始まります。

12月議会の日程は
○11月30日(月) 午前10時〜 
議会初日(議案の提案と説明があります。役場職員と議員の報酬カットについての議案は、この日のうちに委員会付託、本会議での質疑、採決まで行います)

○12月7日(月) 午前9時〜
一般質問(有元洋剛、石川正、石川道弘、水川淳、山田達郎、山下律子)
わたしの一般質問は、午後3時以降になると思います。
今回は
1 若年性認知症に対する早急な支援体制を
2 障がいがあっても自分らしく働ける支援を
3 一人も取りこぼしのない不登校への支援体制を
の3項目について質します。

○12月8日(火) 午前9時〜
一般質問(近藤鑛治、若園ひでこ、加藤啓二、星野靖江、箕浦克巳、井俣憲治)

○12月9日(水) 午前9時〜
一般質問(門原武志、中川雅夫、山口洋子)
議案についての質疑も午後から行われます。

○12月15日(火) 午前9時〜
民生委員会

○12月16日(水) 午前9時〜
経済建設委員会

○12月17日(木) 午前9時〜
総務委員会(わたしは、この総務委員会に所属しています)

○12月22日(火) 午前10時〜
議会最終日。初日に採決されなかった議案が、この日にすべて採決されます。
多数決での採決を行う前に、賛成・反対の理由を述べて賛同を募るための意見表明(討論)もありますので、よければ傍聴においでください。

議会は、東郷町役場の4階で行われます。
エレベーターで4階まで上がると、すぐに議場がありますので、お気軽にお越しください。
いつ入っても出ても自由です。
議会の様子は、役場1階ロビーにあるテレビでも放映されていますので、役場に立ち寄った時にでもご覧いただけるとうれしいです。

さて、これから、明日の議会のための準備です。
気合いを入れ直して、がんばります。

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なぜ認知症はみんなにわかってもらえないのか

なぜ認知症はみんなにわかってもらえないのか
若年性認知症を知るセミナーに、参加しました。
(写真は、国立長寿医療センターの鷲見幸彦先生の講演の様子)

このセミナーは、認知症介護研究・研修大府センターが開催したもの。
大府センターは、厚生労働省から「若年性認知症」の研究施設に指定され、先月から若年性認知症専用の無料電話相談も行っています。

セミナーでは、最初に、国立長寿医療センター外来診療部長の鷲見幸彦先生から、「若年性認知症の医学的理解」と題した講演がありました。
講演の中で一番印象に残ったのが、「なぜ認知症はみんなにわかってもらえないのだろうか」という話。

認知症は、もの忘れのほかに、実行・遂行障害が起こってきます。
実行・遂行障害とは、ものごとを計画をたてて適切に行うことが難しくなることをいいます。
たとえば、
 1. 買い物ができない
 2. 料理ができない
 3. 入浴ができない
 4. 小銭がうまく使えない
 5. どこへ行くかはわかるが、どのようにしていくかがわからない

買い物や料理は、計画→実行 という手順が複雑で、認知症になるといろいろ支障がおきてきます。
入浴はちょっと意外だったのですが、風呂に入って、どういう順序で体や頭を洗うかは、けっこう複雑な手順のようで、最初は頭が洗えないなどという形で、表れるようです。
(認知症の人が入浴拒否を行うという話はよく聞きますが、鷲見先生によると、入浴ができないということから、拒否につながるのではないかというお話でした)

で、なぜ認知症はみんなにわかってもらいにくいのかというと
能力の落差が激しく、できることとできないことが傍目で見ていて理解しにくいという説明でした。
認知症になっても 、これまで学習・勉強してきたことの記憶は残り、言語の能力も落ちません。
たとえば、15分前のことを忘れるほど物忘れが激しいのに、非常に難しい外国語の論文を読めたりもするそうです。
わたしたちは、通常、これができれば同程度のことはできるはずと判断するため、その落差が理解しにくいのです。
また言語能力は衰えないので、普通に会話をしている分には、認知症だとはなかなか気づかれないことは多いそうです。

しかも、やっかいなのは
認知症の症状は、より身近な人に対して一番強くでる
という特徴とか。
認知症の症状の出方は、相手によって変わります。
ですから、親しい家族や、普段めんどうをみてもらっている家族には、認知症の症状が強くでるのに、他人に対しては症状がでにくいのです。
離れて暮らしている家族が、「認知症だとは思えない」と主張することが多いのは、そのため。
逆にいえば、
だからこそ、家族だけでなく、他人と接した方がいい! のです。
「他人と接する方が、認知症の症状がおさえられ、本人が能力を発揮する。だから、家に閉じこもって家族とだけ過ごしていてはよくない。デイサービスなどを利用する方がいい効果を生む」と、鷲見先生は強調していました。

「認知症は医療だけではどうにもなりません。介護の専門家だけでなく、地域の力も必要です。みんなで連携して支えていきましょう」
という結びの言葉が、心に響きました。

その後、若年性認知症の企業での実態と支援や、医療現場における就労支援、若年性認知症デイケアの試みなどの報告がありました。

50代での再就職が一般に非常に厳しい今、若年性認知症の方が退職して、新たに再就職先を見つけることは困難です。
障害者の授産施設などで働くという選択肢もないわけではありませんが、賃金は月に1〜2万円。
障害者年金と併せても、月10万円がせいぜいという話でした。
働き盛りで、住宅ローンが残っていたり、子どもの養育費がかかるような場合は、経済的には仕事を辞めないという選択しかできないこともあるのだと実感しました。

職場での支援は、精神障がいに対する支援制度を使うことになるため、若年性認知症と診断されたら、精神障害者保健福祉手帳を申請することが重要だという話でした。

若年性認知症への支援体制は、まだ十分に整っていません。
わたしたちも、「若くても認知症になる」ということをきちんと理解し、地域で支えていけるように考えていかなくてはと思います。

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若年性認知症をどう支えたらいいのか

映画『明日の記憶』で、渡辺謙が演じた、若年性認知症の主人公の苦悩と希望。
子育て真っ盛りだったり、働き盛りでなる若年性認知症の問題は、決してひとごとではないと思います。

11/18の朝日新聞の天声人語に、若年性認知症が取り上げられていました。
以下に転記します。

-------------------------(ここから引用です)----------------------
【天声人語】2009年11月18日

私鉄駅のエスカレーターに親子連れがいた。
母の尻ポケットからのぞく異物を男児は見逃さなかった。
「なんでチャンネル持ってきたの?」。
お母さんは「もうやだ。なんでなの」と、リモコンを同伴した己を責めた。
誰にでもある「うっかり」の多くは笑い話で済む。

だがそれは、不注意ではなく長い闘いの兆しかもしれない。
冷蔵庫に何度も空の食器が入っているーーー。
群馬県議会議員の大沢幸一さん(66)は6年前、妻正子さん(60)の異変を確信した。
若年性アルツハイマー病だった。

過日、横浜市であった認知症ケアのシンポジウムで、大沢さんにお会いした。
生命倫理学会の公開行事だ。
「共倒れにならないよう、妻には笑い薬を与えています」という壇上の発言が心に残った。

寝る前、おどける夫に笑ってくれれば、妻も自分も安眠できる。
反応で症状の進行もわかる。
そして、怒らない、ダメと言わない、押しつけないの三原則を自らに課す。
最愛の人の尊厳、誰が傷つけられようか。

認知症は人格が崩れ、やがては抜け殻となると思われがちだ。
しかし、シンポを企画した内科医の箕岡真子さんは語る。
「抜け殻論を乗り越え、患者ではなく一人の生活者として接したい。以前とは違うけれど、その人は感じ、欲し、つながっていたいのです」

人格は失われず、隠されていくと考えたい。
情緒はむしろ研ぎ澄まされるとも聞いた。
介護の技術に倫理や共感の視点を採り入れることで、本人と家族の「人生の質」を少しでも保てないか。
高齢化が問う、重い宿題である。

----------------------------(引用はここまでです)------------------------

明日、あさっての二日間。
若年性認知症を知るセミナーが、名駅の愛知県産業労働センターで開催されます。
わたしも参加して、学んできたいと思っています。
内容については、明日、報告しますね。

--------------------------------------------------
若年性認知症を知るセミナー

日時/平成21年11月27日(金)、28日(土)
会場/愛知県産業労働センター

プログラム(各日共通)
 13:30〜14:30 若年性認知症の医学的理解
         講師 鷲見幸彦(国立長寿医療センター外来診療部長)

 14:40〜15:10 企業内での若年性認知症の実態と支援
         講師 鈴木亮子(認知症介護研究・研修大府センター研究員)

 15:40〜16:10 若年性認知症デイケアの試み
         講師 長屋政博(介護老人保健施設ルミナス大府施設長)

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地方議会の議員年金を廃止するよう意見書を出しました

ここ数日、風邪がまたぶり返して、外出を控えています。
今日はマスクを着用して、午前中、日東衛生議会に出たのですが、頭痛がひどくなって午後からはずっと横になっていました。

というわけで、今日が締め切りの議員年金制度についての意見提出も、うちのパソコンから議会事務局にメールで送りました。
打ち出しして、議長に提出していただいた事務局に感謝します。

11/20のブログで、議員年金制度についての思いを書きましたが、メールでご意見をいただきました。
貴重な意見をありがとうございました。
「廃止に賛成」というご意見が大半でしたので、次のような意見書を議長宛に提出しました。

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近藤秀樹議長殿                 2009年11月24日(火)
                      東郷町議会議員 山下律子

      地方議会の議員年金についての意見書
 
 地方議会の議員年金制度について、全体会議で意見を求められましたので、わたし個人の意見を申し上げます。
結論からいえば、「税の投入なしに存続できない地方議員年金は、廃止すべきである」と考えます。以下にその理由を記します。

(1)税金投入なしで存続できない地方議員年金は廃止すべき
 1961年に地方議員の互助会制度として始まった議員年金ですが、1972年には税金による負担が制度化され、税の投入額が増大しています。
平成の大合併により地方議員の数が大きく減ったことにより、このままでは地方議員年金制度は2011年には破綻することが明らかになりました。この制度を存続させるためには、さらなる税金の投入が必要となります。
 しかし、地方自治体および国の財政がたいへん厳しい中で、さらなる税金投入を行うことは、住民の理解が得られないと考えます。

(2)議員だけが優遇される制度は認められない
 地方議会の議員年金制度は、議員だけに許された第3の年金であり、以下に示すような特権的な優位性を持っています。
1. 受給資格が12年で得られる。(一般の年金は25年が必要)
2. 国民年金や厚生年金との同時加入が可能である。
3. 受給資格に満たなくても、掛け金が一時金として戻る。(一般には25年に満たなければ、掛け金は掛け捨てで戻ってこない)
4. 遺族年金が孫まで支給される。(一般では子どもまで)

 以上、2点の理由により、地方議会の議員年金制度は廃止すべきであると考えます。
子細をご検討の上、東郷町議会としての総意に反映いただけますよう、重ねてお願いいたします。

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風邪には休養が第一ということで、今日は無理せず、もう休みますね。

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ツイッターで政治が身近に〜広瀬香美が蓮舫議員とツイッター対談

ツイッター」を知っていますか?

140文字以内で、つぶやくというスタイルの気軽さがうけて、ツイッターを利用する人が増えています。
また「つぶやき(ツイート)」はほぼリアルタイムで表示されることから、チャットのような利用もできる、なかなか面白いサービスです。

で、このツイッターを利用した、異色の対談が行われました。
歌手の広瀬香美さんと、事業仕分けで一躍有名になった蓮舫議員の対談です。
後半からは、勝間和代さんも加わって、事業仕分けについて語り合っています。

わたしは勝間和代さんを「フォローしている」いるので、この対談を後追いで読みました。
(※ツイッターでは、特定の人のつぶやきが読めるように「フォロー」するという機能があります)

対談の全容をまとめたブログを、以下にリンクしておきますね。
web探検隊 http://d.hatena.ne.jp/hebita164/20091122/1258906023

一部分を紹介すると
-------------------------(ここから引用です)--------------------

kohmi(広瀬香美)/あのぉ〜〜〜〜蓮舫さん、仕分けってるでしょ、最近。あの、仕分けの話、伺ってもよろしいでしょうか。
renho_sha(蓮舫議員)/仕分け、どうぞ!
kohmi/いつ頃、誰から、「仕分け人」の任命があったのですか?そして、どのくらいの期間、準備をされたのでしょうか。
renho_sha/3週間くらい前に仙谷大臣から仕分けの話をいただきました!

kohmi/この、「仕分け」のお仕事をなさる前、と、なさった後で、新しく感じた事、教えてください。蓮舫さんの思う、新しい問題点を、教えてもらえないでしょうか。
renho_sha/税金の使われ方が、今まで全く見えないところで行われていたことに憤りを感じてます。
kohmi/私達に、見えない形で、税金が使われていたということでしょうか。そういうふうに、今まで作り上げてきたという事なのでしょうか。蓮舫さん、一つでかまわないですので、その、見えない形の具体例を、教えていただけないでしょうか。蓮舫さんが、見えた事、知りたいです。
renho_sha/毛利さんが館長を務められる未来科学館です。
kohmi/どのように、思われたのでしょうか。毛利さんの、未来科学館に着いて、教えてください。
renho_sha/科学未来館の運営は毛利さんが手を出せないように、財団法人に任せられています。その財団法人は文科省の再就職者が理事長、役員にいます。財団法人の人件費を毛利さんが使いやすいような運営費に回せば、もっと素晴らしい科学未来館になると思っています。仕分け現場では毛利さんも同じ思いでした。

kohmi/蓮舫さん、最後に、twitterのタイムラインを楽しんでくださっている沢山のみなさんに、メッセージをお願いできませんでしょうか。よろしくお願いいたします。
renho_sha/事業仕分け、誤解も多いようですが、税金の使い方を根本から変えたいとの思いで臨んでます。

kazuyo_k(勝間和代)/一番効果があることは、政治家のみなさんの生声を、どんどん、私たちに直接、伝えてくださることだと思います。メディアもとても大事ですが、メディアで伝えきれない部分や誤解されがちな部分をTwitterその他で伝えたくださると、一緒に先に進めると思います。
renho_sha/香美さん、和代さん、また今度やりましょうね。
kohmi/蓮舫さん、みんなで、ご活躍を応援しています。私達の代表として、がんばってくださいね。
renho_sha/3人のやり取りを見てくださった皆さんに感謝。みなさん、ありがとうございました。
kazuyo_k/はい、政治は私たちの考えの鏡ですから、離れるのでもなく、揶揄をするのでもなく、一緒に話して、笑って、そして、理解をしながら、コツコツと一緒に、進めて行ければと思います。蓮舫さん、タイムラインを見守ってくださったみなさん、ありがとうございました♡。

-------------------------(引用ここまでです)-------------------------

テレビや新聞、雑誌という大きなメディアを通さないで、直接のやりとり(対談)がインターネットで見られるというのは、とても有意義なことと思います。
政治家というと、とても遠い存在のように感じるかもしれませんが、ツイッターのような新たなツールが距離を縮めてくれるかもしれません。

ちなみに、ツイッターをしている政治家の一覧が載っているホームページがあります。
ツイッターと政治 http://politter.com/

現在、99人の政治家(国会議員、地方議員、地方自治体の首長)が登録されていて、それぞれのツイッターを一度に見ることができます。
ツイッターは日記みたいな部分もありますので、政治家の毎日がどんなものか、リアルタイムで知ることができますよ。
ちなみに、山下律子のツイッターは、一番右までスクロールしてもらって、右から4番目に載っていました。

政治と市民の距離が、どんどん小さくなっていくようで、注目しています。

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本人ネットワーク支援事業実践報告会〜認知症の人の社会参加を考える

認知症になった本人が、当事者同士で悩みを語り合う「本人交流会」。
苦しんでいる本人の思いにそった支援ができるように、本人交流会の場を作り、認知症の本人ネットワークを支援していくことが、これからの課題だと思います。

来月の6日(日)に、京都で「本人ネットワーク支援事業実践報告会」が開かれます。
興味のある方は、ぜひ参加ください。

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「認知症を知り地域をつくる」キャンペーン
本人ネットワーク支援事業実践報告会
認知症の人の社会参加を考える

認知症は誰にでも起こりうること。認知症になった時、冷たい視線におびえたり、迷惑をかけないように必要以上に自分を抑えたりすることなく、まわりの人たちとつながりを持ちながら、自分の力を活かして自分らしく生き続けたいというのは、誰しも共通の願いです。このような願いに応える取り組みがはじまっています。認知症の人の思い、実践報告から、認知症になった時に社会の一員として暮らし続けることを考えます。

○本人の発表/「わたしの思い」 山本きみ子・雅英 氏(家族)

○シンポジウム
 認知症の人の今とこれから ---- 生きがいと社会参加
  シンポジスト
  松木香代子 氏(社会福祉法人守里会 デイサービスセンター侶〈とも〉)
  吉川浩之 氏(有限会社なでしこ)
  梅原早苗 氏(若年認知症支援の会・愛都の会)
  勝田登志子 氏(認知症の人と家族の会 富山県支部)
  コーディネーター
  松本一生 氏(松本診療所ものわすれクリニック院長)

○日 時/2009年12月6日(日)13:30 〜 16:00
○開催場所/立命館大学 以学館 1号ホール
  京都市北区等持院北町56-1
  立命館大学衣笠キャンパス
  TEL : 075-465-8149
  市バス50系統 JR京都駅前→「立命館大学前」下車すぐ 市バス205系統 阪急電鉄西院駅→「衣笠校前」下車徒歩10分

○定員/200名
○参加費/無料
○申込先/本人ネットワーク支援委員会
  〒602-8143 京都市上京区堀川通丸太町下る
  京都社会福祉会館2階
  (TEL)075-811-8195 (FAX)075-811-8188

詳しくは、以下のホームページをご覧下さい。
認知症の本人交流ページ
 http://www.dai-jobu.net/news/2009/11/houkoku.php

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地方議会の議員年金について意見をお寄せ下さい

昨日、行われた議会の全体会議で、議員年金制度についての話がでました。
全国町村議会議長会がとりまとめた「地方議会議員年金制度に係る今後の方針(案)」について、全国の町村議会議長に対して、意向調査(アンケート)の依頼があったとのこと。
東郷町議会議長の近藤秀樹議長から、「自分だけの意見で記載して提出するのは是とせず、全員の議員から意見を募った上で、それをまとめて提出したい」という説明がありました。

全国町村議会議長会の方針は、次のとおりです。

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①検討会・見直し案Aについて 受け入れられない
 (給付水準を10%引き下げ、掛け金を16%→17.5%に引き上げる など)

②検討会・見直しB案について 条件付きで受け入れ可能である
 (給付水準をおおむね5%引き下げ、掛け金を16%→17%に引き上げる など)
条件1 現職議員の負担を引き上げるのであれば、現職議員の給付は、据え置くことを検討すること。
条件2 激変緩和負担金を除く公費負担率を50%に引き上げることを検討すること
条件3 遺族年金のあり方について、給付・掛け金等の条件と併せ検討すること

③検討会・制度廃止案について 受け入れられない 
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地方議員の数は減少し、破綻することは確実です。
破綻する地方議会の議員年金制度を維持するためには、多額の公費(税金)の投入が避けられず、税金投入してまで制度を維持すべきではないと、わたしは考えています。

地方議会の議員年金廃止の訴えを行うために、徳島県の小松島市議会の市議が掛け金の不払いを申し出て、記事になっています。関連記事は以下のとおり。

--------------------------(ここから引用です)----------------------

asahi.com 2009年8月21日5時47分
http://www.asahi.com/politics/update/0821/OSK200908200233.html

議員年金廃止求め、掛け金不払い 徳島・小松島市議7人

 「平成の大合併」で議員数が激減し、破綻(はたん)の危機にある地方議員の年金制度をめぐり、徳島県小松島市議会(定数19)の市議7人が制度の廃止を求め、今月から月々の掛け金約6万円を払わないことを決めた。制度を運営する市議会議員共済会によると、掛け金の不払いは「聞いたことがない」という。この年金は法律で加入が義務づけられており、同共済会は「認められない」と反発している。

 全国の市町村議と東京23区議を対象にした年金制度は、12年以上務めた65歳以上の退職者が受給できる。他の公的年金より短い加入年数で受給資格が得られるうえ、国民年金や厚生年金と併せて受け取れ、「特権的」との指摘もある。議員は毎月の議員報酬の16%を掛け金として払っているが、自治体も負担しており、公費投入額は07年度で年間収入の4割超の243億円にのぼる。掛け金を払う現役議員が合併で減る一方、受給者が増え続け、11年度中には積立金が底をつく見通しだ。

 保守系の無所属6人と共産党所属の1人の小松島市議たちは「公費負担は今後も増え続け、市民の理解が得られない」として、21日に予定されている議員報酬からの天引きを止める手続きをした。7人のうち出口憲二郎議長は「法律を破ることへの批判はあろうが、廃止に向けた議論のきっかけになるよう実力行使に出た」と話す。

 これに対し、市議会議員共済会の担当者は「督促しても払ってもらえない場合は、法律に従って遅延金の請求も検討したい」としている。

 立正大大学院の渡部記安教授(年金政策国際比較論)は「地方財政を圧迫してまで、特権的な議員年金を維持する必要はない。小松島市議の動きは評価できる」と言う。(三輪さち子、水沢健一)

-------------------------(引用ここまでです)--------------------------

地方議員の年金掛け金の不払いは、法律違反で認められないということですが、廃止の議論を活性化させたことには意義があると思います。

全国町村議会議長会は、地方議会議員の年金制度の存続を前提に、国に対しこの状況を改善するための措置を求める緊急要望を出しています。
しかし、「状況を改善するための措置」とは、公費(税金)投入の増額のことです。
地方議員は、国民年金にも同時に加入しているのですから、議員年金が廃止されても、一般の人と同じ年金は確保されています。

このままでいけば、2011年には、地方議員共済会の年金積立金残高がゼロになります。
議員だけが年金制度で優遇されることが、はたして許されるのでしょうか。
議員年金を残すために、これからもどんどん税金を使い続けてもいいと思いますか。

地方議会の議員年金についての意見は、来週の火曜日(11/24)までに提出するように求められています。

このブログを読んでいる皆さんはどう思うのか、ぜひご意見をお寄せ下さい。
お待ちしています。

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臓器移植について考える学習会のお知らせ

終末期の医療について、自分で選んで事前に書面に指定しておく「事前指定書」
この事前指定書を普及させる活動をしている、LMD(Let Me Decide)事務局が、「臓器移植について考える」学習会を行います。

改正臓器移植法が成立し、本人の意思確認ができない場合は、家族が臓器移植に同意して移植を行うことが認められました。
でも、本来は、臓器移植は個人がそれぞれの価値観で決断すること。
この機会に、臓器移植について考えてみませんか。

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平成21年 第3回LMD学習会
 臓器移植について考える

LMD学習会では今年度、事前指定書を書く上でのポイントを探ってきました。
今回の学習会では自己決定に関わる臓器移殖を取り上げます。

(社)日本臓器移植ネットワークのドナーコーディネーターの方からは、臓器移植の現状や課題についてお話しいただきます。
ドナー(臓器提供者)のご家族とレシピエント(臓器受容者)ご本人からは、臓器提供する上で、あるいは臓器受容する上での自己決定なども含めた当事者からのお話しを伺います。
改正臓器移殖法案が成立し、臓器移植への関心が高まっていますが、自分達の問題として、あるいは身近な問題として考える、よい機会となることと思います。 
ぜひご参加ください。

 ◆ 開催日 : 平成21年11月29日(日曜日)
 ◆ 時間 : 13:30~16:30  
 ◆ 場 所 : 東桜会館(※今回も女性会館ではありません。ご注意下さい。)
      名古屋市東区東桜2-6-30       
     TEL 052-973-2223
 ◆ 交 通 : 地下鉄
         東山線「新栄」1番出口より徒歩5分
         桜通線「高岳」3番出口より徒歩5分        
 ◆参加費 : 1000円(会員は500円)
 ◆お申し込み・お問い合わせ     
          TEL 0563-54-5662
          中澤整形リハビリクリニック内LMD事務局 担当 細川 
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2009年12月議会の一般通告をしました

今月の30日から、いよいよ12月議会が始まります。
一般質問の通告締め切りは、明日。
わたしは今日の午後一番で、議会事務局に通告に行ってきました。

今回は、①若年性認知症 ②障がい者の雇用 ③不登校 の3項目について質します。
具体的な質問項目の中身については、以下の一般質問通告書をご覧下さい。

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山下りつこ 12月議会一般質問

1.若年性認知症に対する早急な支援体制を
①若年性認知症の実態把握について
・ 愛知県では約2000人が若年性認知症という調査結果がでているが、東郷町では何人か
・ 高齢者の認知症より深刻だといわれるが、どんな問題があると認識しているか
・ 町内や近隣で若年性認知症を受け入れるデイサービスやショートステイはあるか

②相談しやすい体制をつくるために
 ・40歳以下で発症した場合は介護保険は使えるか
・ 障害者自立支援法や障害年金の受給、医療費の補助制度などが使えると周知しているか
・ 精神障害の支援で若年性認知症に対応できるという認識はあるか
・ 障害福祉の担当者と地域包括の連携が必要では
・ 相談窓口を一本化すれば使いやすくなるのでは
・ 大府市にできた無料電話相談との連携を

③若年性認知症の周知について
 ・一般の方は若年性認知症を知っているか
 ・早期発見・早期治療の必要性をどう周知するか
 ・認知症サポーター養成講座で、若年性認知症についても周知してはどうか

2.障がいがあっても自分らしく働ける支援を
①障がいがあっても、働いて社会に参加することは大切な権利である。障がいがある人への就労支援について実態と課題を問う。
・町内にある就労継続支援事業所はいくつあり、どの障がいに対応しているか
・精神障がい者が利用できる就労継続支援事業所がないのはなぜか
・町内に精神障がいのある人が何人いるか
・就労支援を町としてどう保障していくのか
・3障害(身体、知的、精神)が重複している方もある。相談窓口の一方化の意向は

②役場での障がい者雇用について
・障害者雇用促進法にもとづく法定雇用率(2.1%以上)は守られているか
・役場での障がい者雇用の内訳は
・精神障がいや知的障がいの人の雇用についても取り組むべきではないか
・町長が株主である東郷町施設サービスでの障がい者雇用の状況は?

3.一人もとりこぼしのない不登校への支援体制を
じりじりと増えている不登校への支援は、青年の引きこもりを防ぐためにも重要となる。

①東郷町の不登校の実態を問う
・ 過去3年間の不登校数の推移は
・ 不登校になるきっかけや理由はなにか
・ 適応指導教室に来る人数と、そこにも来られない人の内訳は
・ 不登校のまま学校に来られなかった児童・生徒のその後を把握しているか

②適応指導教室に来られない子どもへの支援
・ 日進市は専門家が個別に訪問して相談に乗る体制をつくっているが、東郷でも個別支援が必要ではないか
・ 不登校の経験者に、相談役としてボランティアに来てもらうことはできないか
・ 不登校に悩む親への支援は?

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12月議会の一般質問は、12月7、8、9日の午前9時〜 予定されています。
具体的な日程が決まったら、またお知らせしますね。


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障がいがあっても働ける場をつくりたい

若年性認知症の取材で、精神障がい者の就労支援をしている「ワーキングスペースおおぶ」に行ってきました。

ワーキングスペースおおぶは、就労継続支援(B型)の事業所。
障がいをもつ人の「働く場、訓練の場」です。

おもに精神障がいのある人が仕事をしているのですが、ここで若年性認知症の男性も4人働いています。
1階が働く作業場、2階にフリースペースとして思い思いに過ごせる地域活動支援センターが併設されています。
地域活動支援センターには喫茶スペースもあり、のんびりお茶を飲みながらおしゃべりもできます。
キーボードなどの楽器やテレビもあります。
仕事がしたいと、ここをのぞきに来た若年性認知症の方が、2階にあるキーボードを見て、いっぺんで気に入り、仕事がおわった後には、持参してきた楽譜を置いてキーボードの演奏を楽しんでいるというお話でした。
認知症になっても、楽器の演奏を楽しんでいるというのは、心強いかぎり。
わたしはバイオリンを弾くのですが、認知症になっても、できる範囲でアマチュアオーケストラに参加できたら、どんなにいいでしょう。

介護情報誌「ぬくぬく」の次号に掲載する記事を、おまけでつけておきます。

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認知症でも働きたい
就労支援の試み  〜ワーキングスペースおおぶ

若年性認知症の場合、身体機能は衰えないこともあって、「働きたい」と願う人も多い。
障がい者の就労支援を行っているワーキングスペースおおぶでは、若年性認知症の人を受け入れ、働く場を提供している。

受け入れを始めたのは平成19年から。
現在は4人の男性が通ってきている。
仕事内容はクリーニングの回収や仕分けなど。
作業時間は1日4時間。
1時間ごとに15分休憩というゆったりしたペースで働けるのが特徴だ。
給料として平均3百円の時給が支払われる。
 就労支援は介護保険にはないため、障害者自立支援を利用する。
だが、マンツーマンで支援する人手がないなど課題も多い。
「みんな親切だし、ここに来るのは楽しい」と顔をほころばす認知症の方の思いを聞くにつけても、働くための支援の必要性を痛感した。

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11月15日の朝日新聞に、豊橋で開店した障がい者カフェの記事が掲載されていました。
以下に紹介します。

-----------------------(ここから引用です)-------------------
障害者カフェ
自立への一歩

 豊橋市南瓦町に10月末、精神に障害がある人らが働く喫茶店「WAC農園カフェ」が開店した。自分たちで作った無農薬野菜を使った日替わり弁当も販売している。調理や接客などそれぞれの「個性」に合わせて分担し、地域の人たちとの触れ合いの場になれるよう奮闘している。

調理・接客、野菜作りに奮闘

 開いたのは、NPO法人「福祉住環境地域センター」(加藤政実代表)。事務局が入るビルの1階の約100平方メートルにテーブルと20人分の席を用意した。NPOの職員2人と一緒に、10〜50代の精神障害者ら5人が午前9時から午後4時まで働いている。
 注文をとったり、コーヒーを作ったりするのは、おしゃべりが好きな人。レジもこなす。奥の調理場で料理や洗い物をするのは、手作業が得意な人たちだ。
 記憶障害の人は、コーヒーの作り方を教えても1週間もすれば忘れてしまうので、3〜4日に1度は練習を繰り返している。長時間にわたって集中することが難しい人は、2時間おきに休憩をとりながら、1人4時間をメドに交代で働いているという。
 洗い場で働く男性(39)は「接客は苦手だけど、ここなら働ける。やりがいもある」。
 NPOがカフェを始めたのは、障害者が様々な体験を通じてスキルを身につけ、社会で働けるようにすることが目的だ。自立に向けた訓練の場として、NPOではカフェのほかにも農作業や弁当作りなどに取り組んでいる。
 昨年2月からは市内の休耕地(約2500㎡)を利用して、約10人が週に5日間、野菜作りをしている。農家の指導を受けながら大根やキュウリなどを無農薬で育て、市内の飲食店に卸したり朝市で販売したりしている。
 今年8月には、採れたての野菜を使った弁当販売も始めた。調理は障害者が担当し、カフェのランチタイムに売っている。加藤代表は「それぞれの得意分野を生かした仕事をしている。地域の交流の場としても、気楽に使って欲しい」と話している。
 営業時間は午前9時〜午後4時。日曜休み。問い合わせはNPO(0532-52-4315)へ。

(朝日新聞/2009年11月15日 朝刊)
----------------------(引用ここまでです)-----------------

東郷町には、和合病院という500床をこえる精神科の病院があるのですが、精神障がいの方たちが働く就労継続支援B型というサービスがありません。

働いて、社会とつながりながら生きていくのは、だれもが持っている権利です。
障がいがあっても、その人らしく働くことができる場が必要だと痛切に思います。

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病院でなく在宅で死ねるか

病院でなく在宅で死ねるか
11月15日に開催された「新たな在宅療養支援〜地域介護の再生のために〜」に参加しました。

在宅療養支援診療所で、在宅医療を支える医師たちなどが主催したシンポジウム。
国立長寿医療センター総長の大島伸一氏による講演「なぜ在宅医療なのか」や、在宅を支えるネットワークを作っている現場の人たちがパネラーをつとめてのパネルディスカッションなどが行われました。

中でも、一番印象に残ったのが、パネルディスカッションで会場から手を挙げて発言された、医師の小笠原文先生。岐阜市にある小笠原内科の医師で、在宅医療のパイオニア的存在のような方だそうです。

在宅で1人暮らしのがん患者の看取りを実践しているというお話だったのですが、最後に言われた言葉が胸に残りました。

「ぼくは、在宅医療が楽しいから、在宅医療で患者さんが幸せになるから、在宅医療をやっている。決して、医療費削減のためにやっているわけではない。がんの患者は、緩和医療の病院に入院して、痛い、辛い、苦しいといっている。でも、家に帰ってくると安心して、痛みもとれてしまう。在宅緩和ケアは、やすらか、おおらかは当たり前。おおらかに過ごされ、最後は清らかに旅たたれる」

日本では患者の81%が病院で最後を迎えます。
そんな中で、小笠原先生は、自宅での看取りが9割を超えるという、びっくりするような実績を出されています。

小笠原先生の在宅医療(看取り)については、上野千鶴子さんが最新刊「男おひとりさま道」のP252〜257で書いています。
シンポジウムで小笠原先生にお会いしたのは、本当にたまたまでしたが、こんな医療を実践している医師もいるのだなと驚きました。

制度的には、独居で自宅で死を迎えるには、介護も医療も足りないというのが現実ですが、一部でも在宅死を実践しているという事実には勇気づけられます。
どこで、だれに看取られて死ぬか。
少しでも本人の希望がかなう支援を考えていきたいと思いました。

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「胃ろうは延命治療」だと思っていますか

介護情報誌「ぬくぬく」10号の締め切り間近。
このところ、ずっと、原稿を書くためにパソコンの前で奮闘しています。

一番苦労しているのが、次号の特集に選んだ
延命・終末期医療」 の原稿。
どうまとめたら問題が読者に伝わるのか、悩みながらの編集中です。

胃ろうにいろいろ調べて、気になる記事があったので、紹介しますね。

-------------------------(ここから引用です)------------------------

胃ろうという選択(下)
患者や家族に正確な情報必要
生活の質低下「延命治療」の認識薄く

胃ろうをつくるかどうかを決める際、患者・家族に適切な情報を伝え、意思決定を支援することが重要だ。
「説明と同意(インフォームド・コンセント)」のあり方について、検討を始めた病院の取り組みを追った。

手間いらず
「胃ろうの患者は何でこんなに多いのか。患者本人や家族はどのように受け止めているのだろうか。安易に胃ろうを勧めているのでは」
医療型療養病床184床を持つ松江生協リハビリテーション病院(松江市)の門脇章子看護部長は、系列の急性期病院から移籍してきた2年前、胸の内でそうつぶやいたという。
 
胃ろうは、食べる意欲をなくしたり、食べ物をのみ込むのが難しくなったり、誤嚥(ごえん)性肺炎を起こしたりする患者が対象だ。
急性期病院で胃ろうをつくる手術を受けた後、在宅に戻ったり、介護施設に入所したりする。

同病院の療養病床でも、入院患者の4割強が胃ろうなど経管栄養の患者だ。
1日3回の食事時には、看護師が栄養剤のパックをつり下げたカートを押して歩く。

胃ろうのメリットの一つは、栄養補給に手間がかからないことだ。
高齢者の食事の介助には、時には1時間近くかかることがある。
胃ろうの場合、最低30分かけて注入するが、ずっとかかりきりにはならないため、十分に口から食べさせる努力をしないまま、胃ろうをつくるケースも目立つ。
こうしたことから、胃ろうに否定的な介護職が多い。

同病院が職員に行ったアンケートでも、看護職と介護職の間で、胃ろうに対する意識の差が出た。
「自分や親が食べるのが困難になった場合」の処置を聞いたところ、看護職では、「自分は経口でも親は胃ろう」という答えが最も多かった。
これに対して介護職では、「自分も親も、できるだけ経口摂取を追求し、人為的な栄養補給はしない」がトップを占めた。

延命治療
ターミナルケア(終末医療)に力を入れている同病院では、入院時などに、人工呼吸器などの延命治療を望むかどうかの意思確認書を患者に書いてもらっており、胃ろうも項目に入っている。
だが、実際には、患者・家族にも医療職にも、「胃ろうは延命治療」との認識は薄かった。
このため、昨年から、食べられなくなった場合の対応を院内で検討し始め、胃ろうが必要になった患者の相談も積極的に行うようになった。

70歳代の夫が入院中の女性の場合、今月初め、主治医から胃ろうを勧められた。
だが、その後、ターミナルケアの方針を話し合うケアカンファレンスが開かれた時、女性は、「胃ろうは仕方ないが、できる限り、口で食べさせたい」と語った。

寝たきりの夫には、ほとんど意識がない。
「何もわからんで、これで生きるのはかわいそう」と思う一方で、「生きてさえいればいい」という親類もおり、迷った末の決断だった。
その間、病棟の看護師が幾度も相談に乗った。
今も、夕飯時などは病院を訪れ、夫の食事を自ら介助する。

「長く生きた場合、どのような状態になるのかといった情報を正確に伝えるとともに、患者、家族の悩みにできる限り寄り添うことができれば」と門脇さん。
胃ろうの造設に関する「説明と同意」の病院指針を、秋までに作成したいという。

意思確認
胃ろうをめぐっては、患者や家族の意思が反映されていないといった指摘もある。

財団法人・長寿科学振興財団が病院や介護施設を対象に行った調査によると、意思確認が行われずに胃ろうがつくられた割合は16%に上った。

胃ろう造設の意思決定にかかわった医師の面接調査を行った東大人文社会系研究科の会田薫子さんは「良い医療技術があれば使うのは当たり前と思っている医師は多く、まして、胃ろう栄養方法は経口食の代替なので、患者や家族の意思確認が必須という意識は薄い。高齢者が本当に胃ろうを望んでいるのかを真剣に考えるべきだ」と指摘する。

胃ろうの普及活動を行っているNPO法人「PDN(PEGドクターズネットワーク)」の鈴木裕理事長(国際医療福祉大教授)は、「使い方を誤ると、胃ろうに生活の質の面で好ましくないことがあるのも事実。現場の医療関係者は、患者さん、ご家族ごとに、どのような生き方を望むのかをよく話し合って、胃ろうをつくるかどうかを決めるべきだ」と話している。

【胃ろうと診療報酬】 
2006年度の診療報酬改定で、療養病床に入院する胃ろうの患者は、発熱などを伴わない場合、最も医療的処置の少ない区分に入ることになった。これに伴い、診療報酬が下がり、胃ろうの患者を引き受けようとしない療養病床が増えた。厚生労働省は、療養病床を転換して造る介護療養型老健を、胃ろうなど、医療的処置の必要度の低い患者の受け皿とする計画だ。

(2008年7月23日 読売新聞)
------------------------(引用ここまでです)----------------------

入院して食べられない状態になると、胃ろうをすすめる医師は多いのですが、その結果、退院後に行き先がなくなるという現状や、誤嚥性肺炎になる危険性があるなどのデメリットを説明するケースは少ないようです。
そもそも、説明される家族は、胃ろうは延命治療だとはっきり認識している人は少なく、胃ろうをすすめる医師にも、「延命治療だから本人の同意が必要」という意識は薄いようです。
(そもそも、医師が本人より家族に医療的な同意を求めることにも、疑問があります)

このブログでずっと問題視してきた「寝たきり高齢者専用アパート」は、胃ろうで行き先のない介護難民の受け皿として生まれ、いまも増え続けています。

わたしたちは、「胃ろうは延命。延命治療をどうするかは、本人の決断が最優先されるべき」という意識を持つ必要があるのではないでしょうか。

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議会の総務委員会で研修に行きました

議会の総務委員会で研修に行きました?
議会の総務委員会で研修に行きました
総務常任委員会の県内研修で、七宝町と北名古屋市に行ってきました。
(写真は北名古屋市の「健康ドーム」での視察のようす)

七宝町へ研修に行った目的は、合併について学ぶため。
来年に合併して「あま市」となる、七宝町・美和町・甚目寺町の合併協議会を訪問しました。

北名古屋市への訪問は、健康ドームの視察が目的。
東郷町のいこまい館は、1年に1億4千万円の経費がかかっていますが、この見直しがわが町の課題。
運営は町が100%株主になっている「東郷町施設サービス株式会社」に委託しています。

北名古屋市の健康ドームは、いこまい館によく似た大型施設であることから、維持費や運営についてどうしているかを学ぶことが視察の目的です。
特徴的なのが、指定管理でNPO法人に運営を委託している点です。
しかも、このNPO法人は、健康ドームの運営のために行政がつくったもの。
儲けを出すことを目的としていないNPO法人が運営することで、民間企業に委託するよりも金額が少なく抑えられているという説明でした。

町が株式会社を作って運営をまかせるか、NPO法人を作って行うか。
メリットとデメリットをよく検討して、これからの方向性を協議しなければと考えさせられた視察となりました。

合併についても、研修で学んだ内容をお伝えしたいところなのですが・・・
今日は体力・気力ともに、限界なので。。。

また改めて、報告させてもらいますね。


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住宅型有料老人ホームは千差万別〜ただいま訪問調査中!

「介護施設と地域を結ぶ市民の会」で取り組んでいる、住宅型有料老人ホームの訪問調査。
先日、行われた定例会で、訪問に行った会員から報告および意見交換を行いました。

住宅型有料老人ホームアンケートの回収結果は以下のようです。
アンケート発送数   68施設
アンケート回答数   25施設(36.7%)
そのうち面談可施設  17施設

現在、10~12月にかけて、面談可施設への訪問を行っています。

それにしても、定例会での中間報告でわかったのが、住宅型有料老人ホームと一言でいっても、その内容は非常にばらばらで、千差万別なこと。
入京一時金が2000万円をこえる高額の老人ホーム(料金が高いから質も高いというわけではありませんよ)から、アパートの2室をつなげた形で運営しているところまで、本当にさまざま。
古い民家の部屋をベニア板で仕切って個室にし(とうぜん、音は丸聞こえです)、入り口にチェーンロックをしている住宅型有料老人ホームもありました。

傾向として分かってきたのが、入居一時金が高額で、(それなのに)最後までは暮らせない(介護度が重くなったり、医療支援が必要になれば退去を求められる)住宅型有料老人ホームは、人気がないということ。
半数近くが空いている施設もありました。

逆に人気が高い(入居が満員)なのは、医療的な措置が必要(経管栄養、気管切開など)になっても住み続けることができて、入居一時金が50万円ほどのところ。(月々の費用は20万円くらい)

会員からも、「いざという時の安心がほしいのに、介護度が重くなったら出なくてはいけないようでは、入居しても安心できない」という声があがっていましたが、同じように考える人は多いようです。

わたしが先日、訪問したのは、アパートの部屋を2つ借りて運営している、住宅型有料老人ホームでした。

入居定員は7人という小さなところで、全員が介護保険を利用して介護を受けています。
2つの部屋は、ベランダの仕切り扉をはずして、ベランダから行き来できるようになっています。
認知症の入居者も複数いて、「目を離したすきに外へ出て行ってしまうから」という理由から、片方の部屋の玄関扉は、イスを積み上げて封鎖してありました。
本来の玄関扉が使えないため、入居者の部屋が通路も兼ねています。
目が離せない入居者は、食卓兼リビングのすぐ横の部屋にベッドを並べて寝てもらっています。
個室というには無理な状態。
入居一時金は0円で、月額利用料は10万5千円(この他に介護保険の自己負担1割分が必要)と、有料老人ホームにしては安いのですが、プライバシーはほとんどなさそうです。
費用が安いのは、同じ法人内の訪問介護(ヘルパー)を使うことを条件としているから。
介護保険の費用を有料老人ホームの運営費にあてるため、月10万5千円というのは要介護3以上の方のみ。要介護1〜2の場合は、基本料金をこえた自己負担が必要となるという説明でした。

介護方針や介護のしかたに格別に問題があるとは思わなかったのですが、特別養護老人ホームで受けられる介護内容や環境に比べると、月10万5千円(+介護保険の1割負担金)という料金は高すぎます。
(公的施設として税金が投入されている特養ホームが、税金が入っていない民間の老人ホームより内容が保障されているのはあたりまえかもしれません、この指摘はあえて、です)
特養ホームに入れないから、こうした環境の有料老人ホームでも、入居希望者がいるわけです。
しかし、どう考えても公平なこととは思えない。
でも、これが、いまの日本の介護の現実です。

住宅型有料老人ホームの実態については、今後も訪問調査を続けていきます。
続報は随時、このブログでも紹介します。


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今こそ地方の時代へ

今こそ地方の時代へ
第44回 愛知郡町議会議員大会が、東郷町役場2階の大会議室で行われました。
(写真は、東郷町議会の近藤秀樹議長があいさつをしているところ)

日進が市になってからは、愛知郡での町議会は東郷町と長久手町の2つ。
愛知郡町議会議員大会は、毎年恒例で開催されています。
内容は、町だけでは解決できない問題を県や国への要望事項として提言し、愛知郡の町議会議員の総意として議決し、大会決議を行うのがメインとなります。

今回は
○高齢者福祉及び障害者福祉対策について
(要望事項)
1. 判断能力が低下した高齢者を虐待や消費者被害などから守り、必要な支援を得ることができるようにする制度である成年後見制度について、さらに推進するため、財政的な措置を図られたい。

2. 介護従事者の離職に歯止めをかけるための抜本的な対策として、各事業所における介護従事者の労働条件や給与水準、教育訓練など介護従事者の処遇改善を図られたい。

3. 障害者自立支援法により、従来の応能負担から、応益負担へと移行した結果、障害者の経済的な負担が増加し、サービスを中止したり、手控える傾向が顕著に表れてきた。
したがって、障害者福祉の原点に立ち返り、障害者自立支援法により、障害者の自立生活に必要な十分なサービスが提供されるという考え方に立ち、負担と給付のあり方を抜本的に見直すよう強く要望する。

4. 障害者自立支援法においては、ケアマネジャー(介護支援専門員)の制度はなく、必ずしも、サービスの提供が、公平公正に行われる環境は整っていないと思われる。
このため、障害者自立支援法をさらに推進するため、ケアマネジャーの創設を強く要望する。

○地方財政の充実強化について
(要望事項)
1. 町村税源や地方交付税の充実強化を図るなど、安定的財政運営に必要な財源を配分すること。
2. 国庫補助金の廃止・縮減に見合った地方への財源移譲をすること。
3. 高利の公的資金に係る地方債の繰り上げ償還については、平成21年度までの補償金免除繰上償還措置を延長するとともに、対象範囲の拡大や要件の緩和を図ること。

以上、2項目が決議されました。

愛知郡町議会議員大会には、来賓として県会議員や、さきの衆議院選挙で国会議員となった山尾しおりさんも出席していました。

山尾議員は来賓挨拶で
「住民1人1人が主役となって活動していける、暖かい支え合いの日本を作っていきましょう。地方が主体的に動けるよう、権限も財源もしっかり移譲していきたい」
と、地方分権の推進と、住民主体の政治について話をしていたのが印象的でした。

また、長久手町長からは
「今こそ、地方分権の時代。地方の時代だと強調したい」
とのあいさつもあり、地方議会の役割の重要性を改めて感じた1日でした。

民主党に政権が代わり、地方分権がすすむのではないかと期待しています。
とはいえ、各市町村に権限や財源が移譲されても、住民参加の政治のしくみがきちんとできていなければ、真の地方分権とはいえません。
これからは、いかに住民の考えを政策として取り上げていくかが問われると思います。

で、注目なのが
「第4回マニフェスト大賞」の最高賞に選ばれた
会津若松市議会
昨年6月に議会基本条例を制定し、市民から意見を抽出して議員間討議などを経て政策形成につなげる仕組みを作ったことが、議会としての政策水準を上げたと評価されました。

議会と市民の意見交換会は、議会改革に意欲的ないくつもの議会で取り組まれていますが、会津若松市では、「単なる意見交換会」ではなく「市民の意見を吸い上げるための機会」として位置づけられ、行われているそうです。
選挙で選ばれた議員は、住民の代表ではありますが、だからといってすべて白紙委任されているわけではありません。
広く住民の声を聞き、その声を政策として反映させていく役目を持っています。
議会が住民と話し合い、一緒に政策をつくっていけるような仕組みを作ることが、本当の地方分権につながるのだと思います。

今こそ、住民自治の仕組みをつくり、真の「地方の時代」となるよう頑張りたいと思います。

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新たな在宅療養支援〜地域介護の再生のために〜

在宅介護、在宅医療を支えるために、さまざまな民間のボランティア的活動が行われています。

今月15日、24時間の在宅医療を行う医療機関「在宅療養支援診療所」の愛知県ネットワークと、訪問ボランティアナースの会「CANNUS(キャンナス)名古屋」が発足します。
その発足会の後に行われるのが、「新たな在宅療養支援〜地域介護の再生のために〜」と題したシンポジウム。
在宅医療についての講演や、パネルディスカッションが予定されています。

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新たな在宅療養支援〜地域介護の再生のために〜

開催日時/2009年11月15日(13:30〜18:00)
開催場所/愛知県(愛知県医師会館9階大講堂)
資料代/1500円
定員/180名

1. 主催者挨拶
  全国在宅療養支援診療所連絡会 東海ブロック・愛知県支部 発足挨拶
  訪問ボランティアナースの会CANNUS(キャンナス)紹介

2. 共催セミナー
 「経腸栄養剤に関する最近の話題」
  講義  (株)大塚製薬工場  イーエヌ大塚製薬株式会社

3. 「今、なぜ在宅医療か」  
  講師:「国立長寿医療センター総長」大島 伸一氏

4. パネルディスカッション
 国立長寿医療センター総長 大島 伸一氏
 CANNUS代表 菅原由美氏
 ネットワーク大府 理事長 矢澤 久子氏
 大府西包括支援センター 塚本 鋭裕氏
 全国在宅支援診療所連絡会 副代表  石垣 康則氏

主催/特定非営利活動法人 医療と保健と福祉の市民ネットワーク東海
共催/日本ALS協会愛知県支部
問い合わせ先/TEL・FAX 052-931-3315

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施設解体〜「精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本」

施設解体〜「精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本」
自らアルコール中毒患者に扮し、精神病院に潜入して『ルポ・精神病棟』を書いた大熊一夫さんの最新刊です。

『ルポ・精神病棟』を書いたのは、1970年のこと。
それから39年たって、「解決編」として書きあげたという本書は、「精神病院を解体して重い精神病の人々も病院を使わずに支える」という仕組みを作り上げたイタリアのトリエステを紹介。
精神病で苦しむ人を精神病院に閉じこめるのではなく、地域であたりまえの生活をすることを応援する支援体制をとることで支えていこうという試みを日本でも根付かせたいという熱い思いが伝わってきます。

実はこの本は、「イタリア精神保健改革の父」バザリアの名を冠した第1回バザリア学術賞を大熊さんが受賞したことがきっかけで生まれたもの。
バザリア学術賞はバザリアの業績についての調査研究を助成するのが目的で設けられたもので、大熊さんが応募し賞金2万ユーロ(約350万円)が送られたとのこと。
この賞金を取材費にあてて、完成・出版したのが、『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』(岩波書店/2400円)です。

バザリア学術賞を大熊さんが受賞した時の記事が、インターネットメディアJANJANにあったので、紹介しますね。

------------------------(ここから抜粋引用です)---------------------

イタリアの第1回バザリア学術賞が『ルポ・精神病棟』の著者、大熊一夫氏に
http://www.news.janjan.jp/culture/0806/0806250512/1.php

「イタリア精神保健改革の父」と称えられる精神科医、フランコ・バザリアの名を冠した「バザリア学術賞」の第1回受賞者に、『ルポ・精神病棟』で知られる日本人ジャーナリスト、大熊一夫氏が選ばれた。
バザリアは半世紀も前に「精神病院は治療に不適切」と主張、イタリアでの精神病治療に大きな足跡を残した。

フランコ・バザリア(1924年生まれ、1980年没)は、イタリアの精神保健改革の先駆者といわれる精神科医。
「精神病院は治療に極めて不適格」と今から半世紀も前に主張した。
彼の業績を記念したフランコ・バザリア財団(出資はバザリアの生まれ故郷ヴェネチア県)は、昨年「バザリア学術賞」を創設し、世界から受賞者を公募した。

この賞は、「申請者の国において申請者の国の言葉で出版する」ことを条件に、バザリアの業績についての調査研究を助成するのが目的。
大熊一夫氏は、これに応募し、米国のイェール大学、バークレイ大学、オーストラリアのウオロンゴング大学等の研究チームと競って、単独応募で第1回の受賞者に選ばれた。

財団のイタリア人審査委員会は、大熊氏の申請書から先進国の中で日本だけが極端な精神病院中心主義なのを知って、イタリアの精神保健改革に関する本を日本で出版する意義は大きい、と判断した。
同氏が38年前に書いた『ルポ・精神病棟』(朝日新聞社刊)が累積約30万部出版されたこと、過去20年間、幾度か改革の中心地トリエステなどを訪問して新聞や雑誌等に記事を書き、その記事がもとでトリエステを訪れた日本人が1,000人を超えたことなども勘案され、審査委員の全員一致で選ばれた。

大熊氏によると、イタリアは単科精神病院をなくした世界唯一の国とのこと。
精神病院廃止を決めた180号法は「バザリア法」と呼ばれ、1978年5月に施行された。
改革が始まって、今年でちょうど30年になる。

かつて約12万人を収容した「マニコミオ」と呼ばれる公立単科精神病院は、1998年末でイタリアからなくなった。イタリアの人口は約5,600万で、日本のほぼ半分だから、日本に置き換えれば日本の精神病棟の24万床が日本社会から消えたことになる。因みに、現在の日本の精神病棟は約34万床だ。

大熊氏によると、イタリアの特色は、精神病院を廃止した後、治療する場の軸足が精神保健センターに移った点。
診療・往診は当然のこと、人間関係の修復・住居の確保・就職斡旋・楽しみの開発など、「当事者の人生丸ごとを視野に入れた支援」だ。
重い精神病の人々も病院を使わずに支える、というポリシーが見どころ。改革の中心はバザリアが働いていたトリエステだが、今世紀にはいって、改革はイタリア全土に広がる勢いだ。

三井マリ子2008/06/26
---------------------------(引用ここまでです)------------------------

大熊一夫さんの『ルポ・精神病棟』を初めて読んだ時の衝撃が、わたしがルポライターになろうと思った原点になっています。
そんな大熊さんが、ずっと追ってきた精神病院問題の解決編として出した本。
注文していたのが、今日届いたのですが、風邪で1日家にじっとしていたこともあって、一気に読みました。

当事者の力を信じ、なにをしてほしいかを真摯に聞く。
日本の精神病院をめぐる問題を解決する鍵は、それに尽きるように思います。

大熊一夫さんのホームページは
http://okumakazuo.com/
こちらも、ぜひ覗いてみてください。

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浜名湖立体花博に行ってきました

浜名湖立体花博に行ってきました
浜名湖立体花博に行ってきました
週の途中の祝日って、なんだか臨時ボーナスみたいでうれしいですね。
朝から青空が広がっていたので、晴天に背中を押された気分になって、浜名湖立体花博に行ってきました。

会場は、浜名湖フラワーパーク。
車で来場する人が多いのを見越してか、駐車場はフラワーパークから車で10分ほど離れた指定駐車場(6000台駐車可能、料金/1000円)だけ。
ここに車をおいて、無料のシャトルバスで会場に行きます。

最寄りの浜松西ICから指定駐車場までの地図は以下をクリック
http://mih2009.com/uploads/fckeditor/access_nishiIC_1030.pdf

浜松西ICから、指定駐車場までは約10㎞。
駐車場はかなり広いし、シャトルバスはピストン運行で本数も多いので、車で行っても便利だと思います。
(シャトルバスは車椅子でも乗れる低床バスも用意されていて、立体花博会場には、無料の車椅子やベビーカーの貸し出しもあります)

で、立体花博とは? というと。
なかなか口では説明しにくいのですが、一言でいうと、立体的な植物の造形作品でしょうか。
作品は世界各国や日本の各地方からのものが展示されていて、迫力満点。
ブログトップにある写真は、わたしが気に入ったうちから2点入れましたが。
どうです?
なかなか、すごいでしょう。

特に、下の写真は、モントリオール市(カナダケベック州)の作品で、タイトルは「木を植えた男」。写真ではまわりまで写っていないのですが、まわりに羊たちや馬の造形も配置されていて、一目で心を奪われました。
この作品は「最高栄誉賞」を受賞し、来場者人気コンテストでも第1位を獲得しています。

立体花博の会場には、こうした作品が91点も展示されています。
場内はかなり広いので、全部見て歩くのに3時間ほどかかりました。
(写真をとったりしなければ、2時間ほどで見て回れるようです)

浜名湖立体花博は、11月23日(祝)の午後5時まで開催されています。
詳しくは、http://mih2009.com/index.php

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眠いsleepy

眠い<img class=" border="0" />
急に冷え込んできましたね。
お久しぶりの、へしにゃん です。

子ネコの頃は、遊んだり、いたずらしたりと、けっこう活発な方だったのですが
4年たった今は、寝ている姿ばかり見ている気がします。

今日も今日とて、
へしにゃんは
すやすや 夢の中。
カメラをかまえる気配で、とりあえず目を開けましたが
たたんだタオルを枕にして、またすぐに夢の中に戻ってしまいました。

原稿書きや、議会の準備などで、ばたばたしている飼い主としては
ぐっすり眠りこけるにゃんこの寝姿に、
うらやましい・・・
と思ってしまうのでした。

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