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2009年9月

権利擁護を考える公開講演会〜「刑務所の現状と犯罪を繰り返す障がい者・高齢者をどう支えるか考える」

「累犯障害者」という言葉を知っていますか?

犯罪を繰り返して刑務所に何度も行く障害者のことを指すのですが。
どうして犯罪を繰り返すのかを考えると、重い現実が見えてきます。
かれらは障害のために社会では居場所がなく、刑務所に戻りたくて、おにぎり一個を万引きしたり、無賃乗車をするなどの軽度な犯罪を繰り返すというのです。

つまり、日本の福祉があまりにも貧しく、支援をうけるべき障害者が必要な援助を受けられないために、刑務所がある種の終の棲家(最後のセーフティネット)になっている現実があるということなのです。

この問題については、山本譲司著の『累犯障害者』(新潮社)に詳しく書かれています。
また山本氏が出演して累犯犯罪者について語ったテレビ番組のテキスト起こしをネットで見つけたので、興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
 「累犯障害者」の現実 -朝日放送『ムーブ!』1月22日放送分テキスト起こし-
 http://sok-sok.seesaa.net/article/31934260.html

わたしも『累犯障害者』は読みましたが、一言で言って、衝撃的な内容でした。
刑務所に入っている受刑者のうち、3割近い受刑者が知的障害者であり、知的障害のある受刑者の7割が再び刑務所に入っているというのです。
同じく山本氏の『獄窓記』では、知的障害者、身体障害者、認知症老人など一般懲役工場では作業できない受刑者が隔離され、作業をしているところがあることが描かれています。
そこで山本氏が見たのは、
「糞尿を漏らしている者、よだれを流し続けている者、ぐっすりと寝入っている者、何かにとり憑かれたように踊りだす者などなど」(『獄窓記』より)
刑務所には福祉的な支援はなく、問題行動をおこす人は薬漬けにされ、隔離されているというです。

それでも、
ある受刑者は「ここまで生きてきたなかで、ここ(刑務所)が一番暮らしやすかったと思っているんだ」と話した。
と山本氏は著作の中で述べています。

人間としての尊厳も自由もない刑務所が、外の社会よりも暮らしやすい。
そう話す障害者にとって、どんなに外の社会が過酷で居場所がなかったのか。
障害があるがゆえに、しかも頼る人もおらず公的な支援も得られなかったがために、その人がどんな厳しい人生を送ってきたのだろうと想像すると、本当に胸が詰まります。

日本の知的障害者とされている人の数は、ほかの国に比べると割合がかなり少ないと聞きます。
障害があっても行政や福祉の支援ネットワークにのらない、隠れた知的障害者がたくさんいるのでしょう。

前置きが長くなりました。
『獄窓記』、『累犯障害者』の著者である山本譲司氏が、来月、名古屋で講演します。

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第10回権利擁護勉強会フクシア勉強・交流会
「権利擁護を考える市民・研究者対象の公開公演会~裁判員制度により司法が身近になって~」
主催・・・権利擁護勉強会フクシア
後援・・・特定非営利活動法人『サークル・福寿草』
     特別養護老人ホーム永生苑
【テーマ】「刑務所の現状と犯罪を繰り返す障がい者・高齢者をどう支えるか考える」
【講師】山本譲司氏(元衆議院議員)
 政策秘書給与の流用事件で実刑判決。服役後、『獄窓記』(新潮社ドキュメント賞受賞)『累犯障害者』等の執筆活動のかたわら、受刑者の人権問題に取り組み、法務省の各種委員活動をされている。
【日時】平成21年11月28日(土)
 13時30分 会場
 13時40分 受付開始
 13時45分 事務連絡
 14時00分~16時50分 勉強会(講演)
 16時50分~17時00分 事務連絡
 17時45分~20時00分 交流会
【会場】特別養護老人ホーム永生苑(名古屋市中村区名駅2丁目39-11)
 ※名古屋駅東口より、中央郵便局交差点方向へ。サンルートホテルの裏手にあるレンガ造りの建物です。
【参加費】勉強会・・・1000円 交流会・・・5000円
【交流会会場】和食居酒屋あぶりやsakura(地下鉄東山線名古屋駅直通ユニモール5番出口からすぐ)   ※交流会には山本譲司先生もご参加下さる予定です。

①氏名②職業③連絡先④勉強会参加・不参加⑤交流会参加・不参加 を明記の上、下記のメールアドレスへお申込み下さい。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
権利擁護勉強会フクシア
司法書士 福井克典  社会福祉士 清水力樹也
mail:hukushia@gmail.com
HP:http://www.geocities.jp/hukusinoyui/  
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
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重い問題ですが、興味を持たれた方は、ぜひお越し下さい。

それと。
山本氏が本を書いた時には、刑務所に障害者を支援する仕組みはなかったようですが、支援の動きが出てきているようです。
クローズアップ現代『もう刑務所には戻さない ~動き出す知的障害者支援~』
http://sok-sok.seesaa.net/article/54124903.html

これからどうしていったらいいのか、真剣に考えていきたいと思います。

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障害ってなんだろう?

民主党に政権が変わり、障がい者から批判が絶えなかった「障害者自立支援法」も廃止される見込みです。
このことに関して、興味深い新聞のコラムを見つけたので、以下に転記します。

-------------------------(ここから引用です)----------------------
伊勢新聞 大観小観
http://www.isenp.co.jp/taikan/taikans.htm

2009年9月26日(土)
「障害者自立支援法」が政権交代で廃止になり、代わって「障がい者総合福祉法」を制定するという。中身は受益に対して一律負担の「応益負担」から所得に応じた「応能負担」に移行する以外、特に明確でないというから、「害」の字のイメージが悪いから、とりあえずひらがなに変えておこうというぐらいのことか

▼人間を健常者(あるいは一般人)と障害者の二つに分類することの是非は、政権交代でも、問われることになりそうもない

▼「自立」とは健常者をモデルに、そうなれるように支援するという考え方だろうが、それは無理だ。健常者自身も、精神・身体的に多くの人との結びつきの中で生きている。「自立」の境界はあいまいだ。事故や病気、加齢による損傷、衰えもある。患者、障害者、高齢者で、障害を持たない人はほとんどない。知能、身体能力に基準を置くなら、さらに増えよう

▼高齢化社会に入りながら、日本の障害者数は欧米などに比べて少ないそうだ。患者と高齢者を別の分類でカウントしているからという。患者や高齢者を障害者とは別物とする施策に、本当の意味の自立支援はできない

▼WHO(世界保健機関)は、生活に立ちふさがるものすべてを障害としてとらえ、乗り越える施策を促している。身体的損傷も深刻な弱気も、障害の一形態に過ぎない

▼ 誰もが高齢者になる。誰もがまた、障害者になる。自立支援とは、高齢者や障害者がともに社会の中で生きがいをもって生活するための仕組みを作ることだ。いわゆる福祉サービスなどはその中の小さい一部門でなければならない。

--------------------------(引用ここまでです)---------------------

このコラムを読んで考えたのは、「障害ってなんだろう?」ということ。
WHO(世界保健機関)は、「障害を生活上の支障になる障壁(環境)」のこととし、障壁をとりのぞくこと(環境を変えること)で、障害は障害でなくなるという考え方をとっています。
つまり、障害は環境(社会)の問題であって、障害を抱える本人の責任ではないのです。
社会環境を変えていくことが政治の責任とされるのは、この考え方の延長にあると思います。

高齢化が進み、いまでは80歳、90歳を超える人も珍しくなくなってきました。
長寿になるということは、認知症リスクも、体が衰えるリスクも年とともに増えるということです。
年を取れば、だれもが認知症になったり、足が弱って車椅子が必要になったりします。
だれだって高齢者になる、だれだって障害者になるというのが、現実。

だからこそ
年齢や障害の有無にかかわらず、だれもが豊かに生きられる社会環境を作っていくことが、求められるのだと思います。

だれもが暮らしやすい社会を整えることで、いまは「障害者」と呼ばれる人が、「障害(生活のしづらさ)」を感じなくてすむようになる。
そんな社会を構築していきたいと願っています。

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有料老人ホーム調査員セミナー終わりました

今日は、「介護施設と地域を結ぶ市民の会」主催の住宅型有料老人ホーム調査員セミナーがあり、わたしが講師役を務めました。

介護施設と地域を結ぶ市民の会は、2001年に設立した市民ボランティア団体です。
自分たちが入りたい介護施設を選ぶための情報を集め、ホームページで情報公開することが活動の主軸。これまでに、愛知県内の特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、ケアハウス、グループハウスの調査を行ってきました。

今年度は、愛知県内の住宅型有料老人ホームを調査することになり、訪問調査に行く調査員養成のためのセミナーを企画。今日、無事に終わったというわけです。

市民ボランティアによる調査ですので、調査員に対しては交通費も謝礼もありません。
ボランティア調査員が手弁当で(交通費は自分持ちで)訪問するのが基本。
それだけに、訪問する先の施設長も、その熱意を汲んでくれて、本音でいろいろと語ってくれるのだと思っています。

今回集まった調査員は、看護師やケアマネジャー、介護施設職員など、介護や医療のプロの方から、親の介護経験者や有料老人ホーム入居者、自分の将来のために勉強したいという方まで、バラエティ豊かな顔ぶれでした。
訪問は基本的に2人か3人で、複数の目で行うことにしています。

今月はじめに県内の68施設に調査アンケートを送付。
現在までに14施設から回答が戻ってきています。
回答の締め切りは今月末ですので、協力してくださる施設がもう少し増えるだろうと期待していますが、市民の目線がなにかと閉鎖しがちな介護施設に入ることで、いい影響がでるようにしていきたいと願っています。


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寝たきり老人専用アパート問題を考えるシンポジウム

このブログでも、何度かとりあげている寝たきり高齢者専用賃貸住宅の問題。

寝たきりの高齢者を対象にした“賃貸住宅ビジネス"が増加
 http://togo-gikai.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-996b.html

寝たきり専用賃貸住宅に行ってきました
 http://togo-gikai.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-cfc7.html

寝たきり高齢者専用賃貸住宅「ガーデン・ヴァーベナ」
 http://togo-gikai.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-280e.html

岐阜県ソーシャルワーカー協会でも、問題視して取り組んでいます。

この問題について広く知ってもらい、どうしたらいいかをみんなで考えようと、10月25日にシンポジウムが行われます。

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平成21年度第4回岐阜県ソーシャルワーカー協会研修会
介護難民の現実
 〜寝たきり老人専用アパートの実態と、
  難民を生み出す制度の問題点を考える〜

日時/平成21年10月25日(日) 13:30〜16:30
場所/セラトピア土岐 小ホール(岐阜県土岐市高山4 TEL0572-54-2120)

シンポジウム
◇渡辺 哲雄氏 (日本福祉大学中央福祉専門学校 専任教員)
◇富田 晶子氏 (岐阜社会保険病院 医療連帯室 医療ソーシャルワーカー)
◇大坪 隆成氏 (介護老人保健施設ケアポート白鳳 支援相談員)
◇国立 美保氏 (多治見市社会福祉協議会 介護支援相談員)
◇秋田 大輔氏 (特別養護老人ホームとき陶生苑 相談員)
◇山田 隆司氏 (東濃成年後見センター 事務局長)
◇熊田 均 氏 (熊田法律事務所 弁護士)

共催/岐阜県ソーシャルワーカー協会
   岐阜県社会福祉士会東濃支部
   岐阜県社会福祉士会成年後見センターぱあとなあ岐阜
参加費/無料
申込先・問い合わせ先/とき陶生苑(高野) 電話 0572-59-8678
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わたしも参加して、一緒に問題を考えたいと思います。
興味のある方は、ぜひご参加ください。


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長野県が不登校の数を市郡別に公表

長野県の温泉で泊まった日の翌日、信濃毎日新聞が宿泊した部屋に届きました。
で、その新聞で見つけたのが、長野県教育委員会が、不登校児童・生徒の数と割合を市郡別に公表したという報道。
記者会見は9月10日にあったようですが、それを受けての考察記事が目を引きました。

まずは、記者会見後の翌日の報道を紹介。
----------------------(ここから引用)-----------------------
県教委、市郡別に不登校数公表 (中日新聞2009年9月11日)

 県内の不登校児童生徒の割合が全国に比べて高い現状を改善するため、県教育委員会は10日、市郡別の不登校児童生徒数と割合を公表した。市町村教委と合同での「県不登校対策検討委員会(仮称)」の設置も決めた。矢崎和広教育委員長は「通学したい子が大多数だと思う。必ず結果を出す」と、不登校の減少に向けて意欲を示した。
 文部科学省の調査によると、2008年度の県内の不登校児童の割合は0・5%。全国平均は0・32%で、県内は最も割合が高かった。中学生も3・22%(全国は2・89%)で、高い方から5番目だった。
 こうした状況を受けて県教委は「県だけでなく、各市町村が現状を比較し、連携しないと問題は解決できない」として、過去11年間の不登校人数の推移を市郡別に公表。行政と教育機関、地元住民らの協力を求めた。
 不登校率が全国平均を下回ったのは、県内19市のうち小学校で4市、中学校で5市だけで、県教委心の支援室の町田暁世室長は「数字から地域差は読み取れない。各市の施策から学ぶものがあるはずだ」と推測する。
 さらに「欠席が週に3回程度までなら学校でも対応できる。しかし、それ以上になると、家庭環境が影響する場合も多く、支援の形を変えないといけない」と指摘。福祉施設や医療機関との連携も必要だとしている。
 「県不登校対策検討委員会(仮称)」は、県内6市町村教委の代表者と、山口利幸教育長ら計12人で構成。16日から毎月開催し、課題や対策を論じ合う。個々の問題に対しては、教諭や住民らを交えた作業部会も設ける。
-------------------------(引用ここまで)---------------------

信濃毎日新聞に、県教委の市郡別公表に対する考察記事が掲載されていたのですが、ネット上では見つからなかったので、手元の新聞記事を以下に転載します。

----------------------(ここから引用)-----------------------

不登校 数の向こうに
県教委の市郡別公表

 県教委が昨年度までの不登校児童・生徒の数(11年間)と割合(3年間)を市郡別に公表した10日の定例会。矢崎和宏教育委員長は「あえての公表だ」と強調した。これまで、特定の学校や地域に偏見が生まれるとして公表を控えてきた数値。矢崎教育委員長は「各市町村の教育委員会だけでなく、保護者や教員が現状を知り、しっかりと問題意識を持つきっかけになる」と意義を訴えた。
 「今回、県内での位置が初めてわかった市町村もあるのではないか」。降籏志郎・清泉女学院大学教授は数値公表を評価する。「減っている地域があることも分かった。その取り組みを共有し、県全体の対策の底上げにつなげようとする県教委の意図は理解できる」
 降籏教授は、塩尻市教委や小学校長、保育園長、NPOで組織する「塩尻市元気っ子応援協議会」の委員の1人。同市では、「発達障害と診断された」「家庭に問題がある」といった子どもの情報を、同協議会を通じて保育園と小学校が共有。そのため、入学する段階で小学校の教員が配慮を必要とする子どもを把握し、対応するという。
 同市は、小学校の不登校児童の在籍比(全校にしめる不登校児童の割合)が県内の市郡別で最も低い0.21%。2006年度の0.55%からも下がっている。降籏教授は「そうした取り組みの成果ではないか」とみる。
 県教委が16日、県庁で開いた県不登校対策検討委員会の初会合でも、保育園、小中学校、高校までの連携が論点の1つになった。委員長を務める県教委の山口利幸教育長は「3歳から18歳まで、どのような子どもを育てたいか。各市町村教委がしっかりとコンセプトを持たなくてはいけない」と、学校間の連携の確認を市町村教委に促した。

現状知る機会 数値競争拍車の懸念も
 半面、数値が取りざたされることで、当事者を追い詰める風潮にならないかという懸念も強い。
 不登校の子どもや家族を支援する長野市の団体「ブルースカイ」代表で、長男の不登校を経験した松田恵子さん(58)=長野市松代温泉=は「学校に行くことだけが人生ではない。数値減を念頭に置くのはやめてほしい」と求める。「不登校への対応でうつになって辞める先生もいる。子どもを無理に学校に戻そうとするのは、先生にも生徒にも良くない」
 県内のある中学校長は「成果を挙げているところの取り組みを習おうとすることはできる」とする一方、「数字だけを競うようになれば、不登校の子どもとその家庭が非難の的になりかねない」と危惧した。生徒の7割が不登校経験者という県内の高校定時制の男性教諭(57)は「不登校の原因を教員の指導力不足に求める風潮になると、担任教員が全部しょい込んで行き場がなくなってしまいかもしれない」と懸念する。

当事者含め広く議論を
県教委の検討委員会の委員は、県内6市村の教育委員長、教育長6人と県教委幹部の計12人。初会合では「現場では不登校児童生徒の声に耳を傾け、われわれは現場からの声に耳を傾けなければならない」(飯田市教委の牧野欽治教育委員長)、「不登校で保護者や担任がパニックにならないように、『子どもにも休みが必要なんですよ』と声をかけるような、寄り添う姿勢も大事」(長野市教委の小泉敬治教育委員長)などの声も上がった。
 今後、不登校経験者や支援者らから意見を聞く場を設ける方針だ。松田さんも、検討委員会に「不登校経験者やその保護者の話を聞く機会をつくってほしい。学校外でも不登校を広く受け止める社会づくりを目指してほしい」と望む。
 当事者たちは日々、不登校と向き合っている。県内の高校通信制の男性教諭は「県内の中学校や高校は3年間クラス替えがない場合が多い。学校でこじれた人間関係がリセットできないことも、不登校の原因の1つではないか」と、県外では一般的なクラス替えを提案する。
 教え子で中学校時代に不登校を経験した4年女子生徒(19)は「クラス替えがあれば、登校する1つのきっかけになったかもしれない」と話す。一方で、高校定時制3年の女子生徒は「クラス替えがあったら登校していた可能性もある。けれど、やっぱり不登校だったかも。分からない」という。
 県教委が「苦渋の決断」(山口教育長)として踏み切った数値公表。数値を下げることは目的ではなく、あくまで議論を生むきっかけだ。生かすには、教育の現場から行政までの幅広い議論が求められる。

(信濃毎日新聞 2009年9月20日)
-------------------------(引用ここまで)---------------------

先日の総務委員会で、不登校への対応について質疑したのですが、東郷町でも中学生の不登校が増えているそうです。
学校に行くことだけが最善の道ではないとは思いますが、不登校となった子どもたちに向き合い、その悩みや将来について一緒に考え、豊かに生きる支援を行う体制が必要だと思っています。

どんな支援が求められているかを、今後の課題として当事者と一緒に考えていきたいと思います。

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温泉に入る猿といえば

温泉に入る猿といえば
温泉に入る猿といえば
そう。
有名な地獄谷温泉です。
温泉に入る猿がいるのは、日本でもここだけとか。
よく写真で見るのは、雪景色の中、温泉に気持ちよさげにつかっている猿ですが、この写真の印象からなのか、英語では「スノーモンキー」と呼ばれているそうです。

長野県の湯田中温泉に行く前に、ちょっと足を伸ばして地獄谷温泉に行ってきました。

地獄谷温泉は、渋温泉の源泉でもあるようで、渋温泉から車で約10分+15分のところにあります。
「+15分」というのは、駐車場から歩いていく時間です。
山を登っていった先に、猿たちがいる野猿公苑があるのですが、急な坂も多く、歩いていくと息が切れます。

温泉に入る猿といえば、冬というイメージがあったので、夏にはわざわざ温泉に入ってないかなと思ったのですが・・・いました、いました。
温泉に数匹の猿たちが入っていました。
(写真は、その様子を撮ったものです)

夏でも入浴する習慣があるのかしら? と感心していたのですが・・・
よ〜く見ると、温泉に入っている猿たちが、しきりに手を口に持って行き、もぐもぐしています。
どうやら、温泉の中に餌がまいてあるようで、それを目当てに入っている様子。
とはいえ、気持ちよさげにお湯に入ったままじっとしている猿もいるし。
湯上がりには、温泉のそばの岩場で、お互いに毛繕いしてくつろいでいます。

お猿だって、温泉は気持ちいいのでしょうね。

地獄谷温泉の猿たちが見たい方は、地獄谷野猿公苑のホームページで、ライブ画像をネット配信しています。
以下をクリックしてみてください。
 地獄谷野猿公苑Live Camera
 http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/livecam/monkey/index.htm

地獄谷野猿公苑に初めて出かけて驚いたのは、猿たちが人間をあまり怖がらず、すぐ目の前にその姿をさらしてくれることでした。
とりわけ、子猿は好奇心が強いのか、人間がいる方に近づいてきてくれるのです。
(寄って来ようとする子猿を、親猿が必死に止めている)
あんまり可愛いので、カメラをかまえて、子猿に近づこうとしたら、親猿が子猿の前に飛び出して威嚇。
子どもを守ろうとする親猿の姿に、「ごめんね」と早々に退散。
それにしても、手を伸ばせば触れるほど近くにいるのに、触るのを我慢するのも、ちょっとつらいところでした。
(野猿公苑では、猿に触らない、脅かさない、目を見ないことがルール)

ここにいる猿たちは、ニホンザル。
人間を怖がらないので、野猿公苑で飼われているのかと誤解しそうでしたが、公式ホームページの「ふぃーるどのーと」を読むと、文字通り野生の猿なのだとか。
野猿公苑に来てくれるのは、餌がもらえるからで、森に餌が豊富な秋には、公苑に猿が一匹もいないこともあるようです。

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赤そばの里

赤そばの里
赤そばの里
シルバーウィークですね。

常任委員会が終わって一段落ついたので、長野の温泉で一休み。
写真は、伊那の赤そばの里で撮ったものです。

通常、そばの花は白いのですが
上伊那郡箕輪町上吉田にあるそばは、「高嶺ルビー」と呼ばれる赤い花。
赤といっても、実際には写真でわかるように、ピンク色の可憐な花を咲かせます。

この高嶺ルビーは、ネパール原産のそばを品種改良したものだそうです。
荒れ地でも育つそうですが、ふつうの白い花をつけるそばより、収穫量が少ないのが難点とか。
そのため食用に栽培するというよりは、観賞用に育てることが多いようです。

「赤そばの里」は、4.2ヘクタール(東京ドームくらいの広さ)に、一面に赤そばの花が咲いています。
一面に広がるピンクの花の絨毯は、「わぁ〜、きれい!」と思わず声をあげるほどの美しさ。
赤そばの畑までは、山道を少し登って行かなくてはならないのもあって、登り切って、眼下に広がるピンク色の花々の美しさが、いっそう目にしみるようでした。

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認認介護の悲劇を周囲の気づきで防ぐ

高齢者のみの世帯が増える中、介護する側もされる側も認知症という「認認介護」が増えてきている。
昨日の中日新聞でも、認認介護の問題を取り上げていた。

------------------------(ここから引用)---------------------

介護者の認知症 周囲の早い気づきで長く一緒の生活を

高齢者世帯の「老老介護」が増える中、介護者自身が認知症を発症してしまうケースが増えてきた。
世話をする側もされる側も認知症という「認認介護」もしばしば見られる。
介護者は自分の問題を認めない傾向が強く、周囲の早い気づきが大切だ。

愛知県内の有料老人ホーム。
入居したばかりの老夫婦が、ホームの職員や娘夫婦と一緒に生活の打ち合わせをしていた。

八十代の夫は、心臓疾患などで車いすの身。
長年介護してきた妻は、スタッフたちと笑顔であいさつをしたり、席を勧めたり…。
家事を一手に支えてきたしっかり者の妻だが、認知症が進行している。

「五、六年前から、あれ? 何かおかしいね、って感じになってきたんです。同じ食材をたくさん買って冷蔵庫がいっぱいになったり、味付けが変になったり…」と娘。
本人には、認知症の自覚は今もない。
在宅介護サービスを受け、娘が約一時間かけて世話に通うなどしてやりくりしてきたが、火の始末も難しくなり、夫と娘が説得して入居を決めた。
      ◇
厚生労働省の国民生活基礎調査(二〇〇八年)によれば、六十五歳以上の高齢者だけで暮らす世帯は、九百二十三万七千世帯と、二十年間で約三倍に増えた。
また、家族で介護をする世帯のうち34%は介護者が七十歳以上だ。

同県東海市で在宅医療に携わる内科伊藤医院の伊藤光保院長は「介護者の認知症は、五年ほど前からよく見聞きするようになった。介護される人の栄養面で問題が出たり、褥瘡(じょくそう)ができやすくなったり、薬の管理が難しくなりがち。でも、本人は『自分でやれる』とヘルパーを入れるのに抵抗したりする」と話す。

介護サービスを受けることに了解が得られた場合でも、認知症対応のグループホームは夫婦での入所は難しい。
デイサービスや短期入所、在宅介護などを組み合わせた小規模多機能ホームは、夫婦での短期入所など融通が利きやすいが数が足りない。
有料老人ホームは経済的に余裕のある夫婦に限られる。
要介護の人を施設入所させ、介護者に在宅サービスを提供するなど、夫婦を切り離すケースが多いという。

認知症の専門医で国立長寿医療センター包括診療部長の遠藤英俊医師によれば、認知症患者が通院するうちに配偶者も認知症になるケースは10%程度あり、「認認介護」が珍しくはないことをうかがわせる。

援助のポイントは「息子、娘」と「ケアマネジャー」。
別居の両親を気遣い、状況を理解して、介護サービスを受けるように勧めるのが子どもの役目。
ケアマネジャーは、部屋が汚れている、世話がおろそかになったといった変化を察知し、認知症を早期発見することが求められる。

「夫婦を施設と在宅に分けたりすると、両方とも悪化してしまうことが多い。一日でも長く二人一緒に暮らせるように、介護者の負担を減らし、家族や地域の協力を高めていくことが大切」と呼び掛ける。

また、介護者がサービスを拒絶する問題について、高齢者の権利擁護に詳しい矢野和雄弁護士(名古屋市)は「以前なら行政が強制的に措置していたケースでも、介護保険制度の中では、本人が申請をしないとサービスが受けられない」と指摘。
「地域包括支援センターがもっと力を発揮して、本人任せにしない体制をつくることを考えていく必要がある。後見人が意思決定を代行する成年後見制度も、活用してほしい」と話す。

中日新聞Web 2009年9月17日
--------------------------(引用ここまで)----------------------

認認介護は、食事がきちんと摂れないなど不適切な介護につながったり、時に虐待やふたりで孤独死という最悪の結果を招くことがある。

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認知症妻が認知症夫を殺害 「認認介護」が突きつける現実
http://www.j-cast.com/tv/2009/03/04037059.html

仲がよいことで知られていた富山県のある夫婦。夫が認知症となり、妻は献身的に介護していたが、自分も認知症になってしまった。症状は悪化し、近所の人の話では、日時や曜日の感覚もなくなってしまっていた。そんな妻はオムツを替えるのを嫌がる夫を叩き続けて、死なせてしまった。しかし、本人は叩いたことを覚えておらず、なぜ夫が死んだのかも理解できない状態だという。

認認介護 という言葉を知っていますか?
http://www.news.janjan.jp/living/0811/0811191899/1.php

現在、団地の棟の管理をしているが、今年の8月の猛暑時、かねてからご夫婦とも軽い認知症なのかなと思っていたが、そのお宅の向いに住んでいる方から「奥さんの様子がおかしい」との連絡があった。行ってみると、言動に脈絡がないため、救急車を呼んだ方がいいと判断し、通報した。確認のため、なんとか説得し、室内に入ってみると、既にご主人は亡くなっていた。
不審死として司法解剖。所轄署からすぐに連絡があり、「死後3日」で「あまりに何もなさ過ぎ、室内がきれい過ぎるのが不思議だ」と刑事の話。実際、冷蔵庫の冷凍室にアイスキャンデーが1本あるだけだった。奥様もその間、水以外何も摂っていなかったようだ。
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認認介護の問題は、NHKも何度かとりあげていた。
ゲストとして招かれた永田久美子(認知症介護研究・研修東京センター主任研究主幹)さんが、「認認状態では、お互いの認知症の進行で、生活状況が急変(悪化)してしまう。自分から適切なSOSも出せない」と問題を指摘していた。

団地の管理人が異変に気づいたケースでは、残された妻は急激な精神的ショックで食べることを忘れ、健康状態も体力も落ちたことで一層、認知症が進行したとのことだが、なんとかグループホームでケアを受けているとか。
でも、気づかなければ、ふたりで孤独死に至る可能性もあったわけで、周囲が早く気づくことがどんなに大切かが胸に迫る。

認知症サポーターの養成講座はあちこちで開かれ、全国で100万人の目標も達成されたが、認知症のことを知ったサポーターが、なにをするかという第2段階に早くうつる必要があると思う。
自分たちのまわりの認知症の方々に気づき、危険な状態になる前に、地域包括支援センターにつなげる体制をつくらないと、大変なことになるかもしれない。

認認介護は、もはや珍しくない。
身近な場所で介護をめぐる悲劇がおこる前に、できることから始めなければと思う。

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東郷診療所の基本方針が正式に公表されました

先日のブログ(「東郷診療所は23年度まで営業を継続」)でも報告しましたが、今日の全体会議で、町長から東郷診療所運営の基本方針が報告されました。

文書で基本方針を渡されたので、概要を以下に写しますね。

-------------------(ここから抜粋引用です)--------------------
東郷診療所運営の基本方針について

【経緯】
医療コンサルタントに診療所経営診断業務を委託
平成21年3月に報告書提出(存続する場合の16項目を提示)
診療所運営委員会が、次の内容を答申した。
 ①存続は困難で廃止もしくは民間経営の模索をすべきである。
  存続する場合は6つの成立要件と4つの阻害要件のクリアが必要である。
 ②多額の設備投資が必要なため移設するべきではない。
  移設する場合は2つの成立要件と3つの阻害要件のクリアが必要。
 ③継続的な経営、移設による経営いずれについても疑問があり、診療所の存続は困難であるため、廃止することはやむを得ない。

【基本方針】
○根本的な経営改革を進めることを条件として、23年度までの3年間、現在の場所で診療所の営業を継続し、黒字化を目指す。(いこまい館への移設はしない)
○公設診療所の役割の明確化、特色化に努め、地域の福祉サービスの向上に貢献する。
○21年度後半から改革に着手、23年度上半期終了時点において同年度の決算見込みの黒字化または公設診療所としての特色化ができなければ廃止する。

-----------------------(引用ここまで)----------------------

具体的な経営改革としては
○人件費を22年度には約2千3百万円削減する
○医薬材料費の割合を段階的に削減し、23年度には28%にする
○診療時間の延長、土曜日の午後診療開始、休日検診を月2回実施することで、増収をめざす
などの方針が報告されました。

その後、議員から多くの質疑がありました。
「3年後に黒字にするためにたてたシミュレーションを出して欲しい」
「新患を増やすための施策が十分に入っていると思えない」
「医薬分業にする、ジェネリックへの切り替えを行うなど、思い切って実行しくべき」
など、本当に3年間で黒字にできるのかを問う質問が多かったように思います。

黒字にするのは大切なことですが、なにより、なぜ町が診療所を運営しなければならないのか。
東郷診療所の存在意義が問われます。
民間の医療機関にできない、公営ならではの医療提供ができるよう、提言していかなければと思っています。

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総務委員会が終わりました

今週は、15日の民生委員会を筆頭に、3つある常任委員会の委員会が開かれました。

わたしが所属する総務委員会は、今日の午前9時から開始。
かなり長めの昼休みをはさんで、午後4時20分まで開かれました。

わたしは昨年まで所属していたのは、保育・福祉・医療・介護などを所管する民生委員会。
2年連続で民生委員会で、3年目の今年は、はじめての総務委員会です。
9月議会は平成20年度の決算書について審議するのですが、今回、決算書を読み込んでみて、やっと総務委員会の概要がつかめたかな、という感じです。

明日は、「東郷診療所について」をテーマに、全体会議が開かれます。
議会の一般質問の質疑で、町長から診療所についての方針について答弁がありましたが、明日はもう少しまとまった形で、正式な報告があるようです。
詳しくは、明日にならないとわかりませんが、またブログで報告しますね。


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東郷町・三好町キャラバンメイト養成研修がありました

認知症になっても安心して暮らせるまちをつくっていくために。
平成17年度から、厚生労働省は「認知症を知り地域をつくる10カ年」キャンペーンをスタートしています。
認知症になっても、家の中や介護施設に閉じこもらず、まちの中であたりまえに暮らしていくためには、何より大事なのは、地域の人の理解。
そのために、市町村や県で養成しているのが、認知症のことを理解し認知症の人を支える「認知症サポーター」です。

表題の「キャラバンメイト」とは、認知症サポーターを育てる養成講座の講師役のこと。
認知症サポーターをたくさん育てるには、講師役となるキャラバンメイトを増やさなければ、ということで、今日、東郷町・三好町キャラバンメイト養成研修が実施されました。

参加者は、東郷町・三好町を合わせて48人ちかく。
今日の研修前には、キャラバンメイトは東郷町に7人、三好町に6人だけだったので、一気にキャラバンメイトが増えることになります。

研修の最初には、三好町の町長から
「高齢化が進む中、認知症サポーターを1人でも多く地域に増やすことが、これからの重要な政策となります。東郷町と三好町が合同研修を行うというのは、初の試みですが、この地域を核として、認知症を支える動きが広がっていけば、いうことはありません」
とあいさつがあり、行政として認知症の支援をすすめていくという意気込みを感じました。

研修は、午前中は、名古屋大学医学部老年科の大西丈二先生による「認知症の基礎地域」の講座。
午後は6人ほどのグループに分かれての、グループワークなどがあり、1日みっちりというスケジュールでした。
わたしが参加していたグループには、地域の特別養護老人ホーム相談員、訪問看護ステーションの看護師、もと地域包括支援センターの職員、民生委員など、多職種の方が集まっており、それぞれの立場から認知症への支援方法などを話し合うのは、いろいろな発見もあり、たいへん勉強になりました。
(わたしは、認知症グループホーム・小規模多機能居宅介護の「外部評価員」として参加)

1日の研修を終えて、特に印象に残ったのは
「認知症予防はまちづくり」
という大西先生の言葉でした。

認知症は病気ですが、認知症が悪化しないようにするための方法がいろいろあります。
研究結果として、認知症予防に効果があると認められているのが、
①運動
②計算(学習療法)
③音楽(楽器演奏)や回想法

なのだそうです。

なにより、大事なのは
その人が好きなことを、のびのびと楽しくやる → 自己効力感を高める
ということ。
認知症予防は何年も続けられることが大切なので、病院や介護施設だけが取り組むのでなく、地域の中にさまざまな居場所があり、そこで認知症の人も地域の人と一緒に楽しむことが大事。
だからこそ、「認知症予防はまちづくり」という発想で取り組まなければいけないとのお話でした。

認知症になっても、まちの中で、人として支えられる。
そんなまちづくりが必要なのだと実感しました。

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コーポラティブ住宅で「老いても安心して暮らせる」地域づくり

昨日の夕刊で見かけた記事に、多摩ニュータウンにできたコーポラティブ住宅のことが紹介されていました。
まずは、その記事の紹介から。

------------------(ここから引用です)-------------------

窓 論説委員室から
 美しき村

東京西部の丘陵に建設されて約40年たつ多摩ニュータウン。
その一角に、この夏完成した6階建てマンションは、子育て世代から高齢の夫婦、単身者まで23世帯の入居者に合わせ、部屋の広さや間取り、内装のイメージが全く異なる。

まず住む人を募り、共同で1千平方メートルの敷地を買い、話し合いながら設計したコーポラティブ住宅だ。
6年かかった。

「現代の長屋です」。
企画したNPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議の理事長、秋元孝夫さん(60)はいう。
20年余り前に家族4人でこの街に移り住んだ。
子どもは独立。
高齢化が進むまちで、様々な世代の人が緩やかにつながる仕組みをつくりたかった。

1階の集会室わきには、絵本や昔のおもちゃを置いた小さなギャラリー。
元保育園長の女性が常駐し、近所の子どもたちも出入りする遊びと学びの場にする。

商業テナントは2軒。
クリニックは、午前中だけ開く。
院長の女性医師は平日午後は、お年寄り宅を往診するためだ。
レストランは、元教員の女性が退職金で開業。
産地直送の食材が自慢だ。
料理教室を開いて、住民交流の場にする。
将来は配食サービスも手がけたいという。

住民も経営者も、老いても安心して暮らせる地域にしたいと集まった。

「美しい村など、はじめからあったわけでない。そこに住んでいる人が美しく住もうと思って初めて、美しい村ができるのである」。
柳田国男の言葉を原点に、共生の道を探る。

(2009年9月14日 朝日新聞・夕刊)
--------------------(引用ここまで)---------------------

記事で紹介されているのは、多摩ニュータウンの「永山ハウス(仮称)」のことのようです。
ホームページがありましたので、詳しくはこちらをご覧下さい。
永山ハウス
みんなでつくる・安心の住まいづくりプロジェクト
http://www.machisen.net/nagayama/index.html

ホームページで紹介されていた、永山ハウスのコンセプトは
○コミュニティを支える循環
 様々な世帯と世代のコミュニティの形成
 多様な居住世帯同士の助け合いの育成 など
○建物を支える循環
 NPOなどの協力・支援による建物管理
 月々の維持管理費用の補填・軽減 など
○食を支える循環
 入居者のための食事サービスの提供
 地域の配食サービス拠点としての活用 など
○生活を支える循環
 安否確認や介助などサポート支援
 就労スペースでの職住近接生活の実現 など

老いても安心して暮らせる地域の拠点にという考えが、うかがえます。

そもそも、コーポラティブ住宅とは
そこに住みたい人々が集まって、建設組合をつくり、土地購入に関する契約をし、設計・工事を発注する。「手づくり」の住宅建設の手法をとった住宅のことをいいます。
住まい手が建設段階から主体的にかかわることで、希望にあった設計や間取りの住宅ができ、販売経費が抑えられる利点があります。

終のすみかとして、住み替えを考えた時に、永山ハウスのような老いを支える仕組みを組み入れたコーポラティブ住宅が選べれば、理想的だなと思います。

東郷町にもバリアフリーの賃貸住宅が必要になります。
そして、どんな住宅か、中身が問われます。
各地で模索されている先進事例を学びながら、良い方法を考えていきたいと思います。

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生涯現役は理想だけど・・・

生涯現役は理想だけど・・・
今日は、白土区の敬老会がありました。
(写真は、お年寄りにダンスを披露する「西部児童館の子どもたち」です)

もともと「敬老の日」は、9月15日だったのですが
2003年からは体育の日・成人の日と同様、移動祝日になり、9月の第3月曜に設定されました。

ちなみに、9月15日は「老人の日」に、15~21日は「老人週間」とされています。
で、このシルバーウィーク中に、町内に16ある自治区・自治会で、敬老の催しが開かれているわけです。

白土区では、75歳以上の方を招待して敬老会を行っています。
対象者は202人でしたが、会場には60人ほどのお年寄りが出席していらっしゃいました。

敬老会の恒例といえば、来賓祝辞。
今年も町長、県会議員、町議会議長(代理)、民生委員の祝辞がありました。
その祝辞の中で、述べられたのが
「100歳まで生きる人も珍しくなくなってきた。100歳から見れば、70、80歳はまだ青年。ぜひ生涯現役でがんばってほしい」
とのお言葉でした。
ちなみに、東郷町全体では、100歳以上の方が7人いるそうです。

ぴんぴんころり とか
生涯現役 とか。
たしかに、理想かもしれないけれど・・・。
病んで、寝付いて、最後はだれかの手を借りないといけないのが、おおかたの人の定め。
長生きをすれば、認知症になるリスクも高まるし。

それでも
どんな状態になったとしても
安心して、最後まで、自分らしく暮らせる。
そんな社会が、理想の高齢社会ではないかなと思います。

認知症になっても、だいじょうぶ!
そう思える社会を実現していきたいと思った1日でした。

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議場で市民が発言できる?!〜河村たかし名古屋市長が制度化を要請

昨日で、9月議会での一般質問・議案質疑が終わりました。

今のところ、議場で発言できるのは、住民から選挙で選ばれた議員の特権(?)になっているのですが。
お隣の名古屋市で、議会で市民が発言できる制度ができるかもしれません。

中日新聞で報道された記事を紹介しますね。
(引用もとは、中日新聞のHPです)

--------------------------(ここから引用です)----------------------

議場で市民「しゃべってちょー」 
河村市長、3分スピーチ制度化要請

名古屋市の河村たかし市長は8日、市議会の各会派に対し、市民が議場で自由に演説できる「パブリックコメント(3分間スピーチ)制度」の創設を要請した。
市会事務局によると国内で同様の制度を取り入れている地方議会は「聞いたことがない」という。

河村市長は8月中旬、同制度を実施する米ロサンゼルス市の市議会を訪れ、申込書を提出した市民が2分間、自由に発言する様子を視察。
この日、市議会の団長・幹事長会で「市民の声を聴くのは民主主義の原点」と提案した。
3分間スピーチは、市長選の公約に盛り込まれていた。

一部に同調する声はあったものの、制度自体が不透明だとして議員の間では懐疑的な声が強い。
市長は早ければ10日に開会する9月定例会での導入を目指すが、民主党市議団の吉田伸五団長は「9月中は難しい。実効性やどうやって行政に反映させるのかを考えないといけない」と指摘。
各会派が持ち帰って協議することになった。

(中日新聞/2009年9月9日 朝刊)
----------------------------(引用ここまで)-------------------------

議会での住民の自由な発言は、連邦法できちんと義務づけられており、ロサンゼルス市だけに限らず、アメリカ全土の地方議会で保障されているようです。
(くわしくは、前にブログで書いた「アメリカの地方議会では市政への意見を住民が発言できる」)をご覧下さい)

河村たかし名古屋市長は、ロサンゼルス市の市議会を視察して、名古屋市議会に「市民が議場で自由に演説できる制度」を採り入れようと提案したようですが、ぜひ実現してほしいところ!

議員の間では抵抗感があるようですが、当事者が自らの問題を議場で訴え、議会がそれについての対策を考え条例化していくことが、問題解決に欠かせないのではないかと思います。
住民参加の議会のお手本となるよう、河村市長にはぜひ頑張ってもらいたいと思っています。

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東郷診療所は23年度まで営業を継続

議会、一般質問の2日目。
今日のトップバッター、有元議員の質問にこたえて、町長が東郷診療所の基本方針を表明しました。

【基本方針】
①診療所はいこまい館に移設せず、23年度まで営業を継続し、黒字化をめざす
②公設診療所としての役割を明確にし、公的機関としての役割を果たす
上記2つのいずれも達成できない時は、廃止もやむなし。

(聞いて書き取ったのですが、表現が多少違っているかもしれません)

以上の基本方針が町長から答弁された後で、健康部長から、もう少し具体的な診療所の改革への取り組みも答弁されました。
概要ですが、お知らせします。

【経営改革について】
①役割の明確化
 ・地域ケアシステムを担う医療機関となる
 ・救急への対応 → 土曜日の午後に外来診療を行う
 ・ガン検診 → 休日検診の実施(月に2回、日曜日に実施)
 ・保健衛生大学病院との連携 → クリティカルパス
 ・病後児保育の可能性を探る

②経費削減
 ・事務局、看護師の人件費削減
 ・医薬材料費の削減

③時間延長
 平成21年度後半から 午前は 9:00 → 8:30 (30分早める)
           午後は 4:45 → 5:00 (15分延長)
 平成22年度から 土曜日の午後診療を実施
         日曜日(月2回)の検診を実施

④サービス向上
 マイクでの呼び出しをやめて、待合い席まで看護師がお迎えに行く など
------------------------------------

議会報告を兼ねての速報でした。

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「東郷診療所はいこまい館に移設しない」と町長が答弁

今日から、3日間、議会の一般質問が続きます。

わたしは、議員になって初のトップバッターで、一般質問を終えました。
一般質問を行う議員が増えたことで、議会は午前9時から開会となり、今日は一番最初に一般質問を行うと思うと、朝の慌ただしさもひときわ。
9時では早すぎて傍聴者はいないかも、と心配したのですが、ブログを見て傍聴に来てくれた方もいて、勇気づけられました。
本当に、ありがとうございます!

今回の一般質問は、獲得目標を絞りあれもこれも広げないことを意識して、質問を組み立てました。
ゆうべは夜中の3時までかかって、原稿を練り上げたのですが、なんとか獲得目標まで達した項目もあり、事前の準備に時間をかけた甲斐がありました。
(くわしい内容の報告は、明日以降にしますね)

さて。
今日のタイトルにした
「東郷診療所はいこまい館に移設しない」と町長が答弁

水川議員の一般質問で、いこまい館の見直しについて質疑されていた時のこと。
「いこまい館への東郷診療所の移設は、あるのか、ないのか?」
という水川議員の問いかけに対して、
町長が
「診療所はいこまい館に移設はしない」と、明言しました。

町長が決定したいこまい館の見直し案の中心部分が、診療所のいこまい館への移設だっただけに、「これで、いこまい館の見直し方針が大きく変更された!」というのが第一印象。
診療所の移転は、わたしも委員として参加していた「いこまい館見直し検討委員会」でも、疑問の声が多く、「専門家による検討が済むまで、診療所の移転を見直し案として決定すべきではない」との答申を出したいきさつがあります。
東郷町の財政を考えても、4〜5億円もの移設費用をかけて診療所を移設する、という結論にならなくて、本当によかったと思います。

東郷診療所が、はたして継続されるのか、廃止になるか。
それは、明日の一般質問で明らかになるようです。

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ばたばた

ばたばた
へしにゃん、なんだか憮然とした表情。。。

ついさっき、なんだかバタバタ忙しそうなママに、踏まれたからなのです。

今日の昼間は暑かったので、へしにゃんは涼しい廊下で寝ころんでいたのですが
なにやら書類を持って歩いてきたママが、へしにゃんに気づかず踏み・・・・・かけて・・・。
「ごめん、ごめん。そんなとこに寝てるなんて、気づかなかったわ」
なんて、言うんです。

明日の議会での一般質問の準備が忙しくて、にゃんこのお世話どころか
目のすみっこにも入ってないんですね。。。

かわいそうな へしにゃん
明日まで。
ちょっとだけ、待っててね。

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愛知県の住宅型有料老人ホームにアンケートを送りました

自分たちが入りたい介護施設を選ぶという視点から、調査&公開活動をしている市民ボランティア団体「介護施設と地域を結ぶ市民の会」が、愛知県の住宅型有料老人ホームに調査アンケートを実施します。

今月1日の定例会で、アンケートの発送準備をして、8月1日現在で運営している住宅型有料老人ホーム68施設に送付。
今日までに、すでに2施設から回答が戻ってきています。

アンケート発送時に、「運営責任者への聞き取りを行いたいので、面談をさせてください」旨のお願いもしているのですが、どちらの施設も「面談OK」との回答。
この調子で、ひとつでも多くの施設に協力いただけると、うれしいのですが。

アンケートを発送した愛知県内の住宅型有料老人ホームは、以下の68施設。
------------------------------------
○名古屋市(18施設)
  千種区  上野公園前
  北区   ハイリタイヤー金城
  西区   グラード浄心
  中区   ライフハウス千種2
  昭和区  エイジトピア山手
     グランダ南山
  瑞穂区 グランダ陽明
  熱田区 アウラ神宮南
  中川区 グループリビング 七福ハウス
  守山区 小規模グループハウスココロ四軒家
     ライフケア楽楽
      小規模グループハウスココロ百合が丘
      宅老所ひょうたん山
     おばた中
  名東区 宅老所ほのぼの
     小規模リビング エミサン名東南
      春夏秋冬
  天白区 植田の丘

○海部津島(7施設)
  津島市 さわやからいふ津島駅前
     愛宕の家
     ドルトワールひだまり
     ライフケア津島
  愛西市 ピーターラビットの家
  美和町 有料老人ホームヴィエイールひだまり
  蟹江町 ABCハイツ旭

○尾張東部(13施設)
  瀬戸市 和(なごみ)~桜館~
     こもれび
      サポートハウス縁
  尾張旭市 宅老所ひょうたん島
     遊楽里(ゆらり)
     託老処・たいよう
      すずらんの家
     青い鳥
     やすらぎの家
     サポートハウス結
  日進市 南山(みなみやま)
     にっしん岩崎台
  長久手町 ぬくもり

○尾張西部(11施設)
  一宮市 ヴィヴァハウス
     ライフケア玉野
     住宅型有料老人ホーム やまと
     有料老人ホームひとみの泉
      たんぽぽグランドハウス
      いつきの夢
     ライフケア門間
  稲沢市 ライフケア西島
      住宅型有料老人ホーム カナン
     有料老人ホーム さくらんぼ
     いなざわ花水木

○尾張北部(11)
  春日井市 グレイスフル浅山
  犬山市 リッチライフOASIS犬山
     風テラス
     ぬく森の家・橋爪
     SARA(さら)
  江南市 シニアハウスやすらぎの里 江南
  小牧市 ボンセジュール小牧
     風の家
     サントピア小牧
  大口町 太郎と花子
  扶桑町 ライフケア扶桑

○知多(5)
  大府市 ピッコロの丘
     さわやかの丘
  知多町 宝珠閣南知多荘
     気ままの家
     気ままの家城下

○西三河(3)
  三好町 ゆうゆう倶楽部 三好
  岡崎市 岡崎市年金者住宅「ゆとりの里」
  安城市 グレイシャスビラ安城
------------------------------------

「運営責任者との面会OK」との回答があった施設には、調査員が2人1組で訪問して、施設を見学した上でじっくり話を聞いてくる予定です。

調査員は、今月26日に行う「有料老人ホーム調査員養成セミナー」に参加すれば、だれでもなれます。
有料老人ホームに興味がある方、見学してみたいという方も大歓迎。
くわしくは、ブログトップに表示している「有料老人ホーム調査員養成セミナーのお知らせ」をご覧下さい。

なお
アンケート結果や調査員による訪問結果などの情報は、介護施設と地域を結ぶ市民の会のホームページで掲載します。
どうぞお楽しみに。

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議案質疑の通告をしてきました

9月議会では、平成20年度の決算認定をします。

決算は、すでに使ってしまった予算(実際に使った額)の報告なので、予算の審議よりもさらっと流されがちなのですが、使われた町民の税金が、適正に使われたのか。その事業によって、目的の効果が充分あがったのかを審議することは、非常に重要なことだと思います。

ただ、決算書だけを見ていても、なかなか問題点がはっきり見えてこないという過去の反省も踏まえ、今回は事前に情報公開で、委託先から町に提出された事業報告書および関連資料を手に入れました。
その資料と聞き取りとを踏まえて、介護保険特別会計の決算について議案質疑を行います。

どんなことを質すのかについては、以下の議案質疑通告書をどうぞ。

----------------------------------------------
東郷町介護保険特別会計歳入歳出決算書
地域支援事業費 介護予防事業費の包括的支援事業 総合相談事業費について

・愛厚ホーム東郷苑に委託した委託料414万1800円の内訳は?
・地域包括支援センター業務を東郷苑に委託する理由は?
・社協に委託している地域包括支援センター業務との違いは
・委託料の中の「総合相談・支援」の20年度実績は
 1年間で実人数18人からの相談実績に対して、292万円の委託料は、高すぎないか
・高齢者の総合相談窓口は社協に委託している地域包括支援センターだけでは不十分なのか

地域支援事業費 介護予防事業費の包括的支援事業 任意事業費について
・任期事業の内訳(行った事業とそれぞれの費用)は?
・食のアセスメントプラン作成事業のうち、介護保険を使っている人と使っていない人の人数は
・要支援と要介護で介護保険を使っている人に対しても、食のアセスメントを行う理由は?担当ケアマネの仕事では?
・介護予防教室を東郷苑に1回5万円(1回あたり15人)で年2回委託しているが、参加者のその後の追跡調査は?
 介護予防の効果は上がったか?

---------------------------------------------

東郷町は、特別養護老人ホーム「愛厚ホーム東郷苑」に、平成20年度は合計414万1800円(月額34万5150円)の委託費を支払いました。
その内訳は
 地域包括支援センター受付窓口業務(休日・夜間含む) 36万5000円
 地域包括支援センター業務 85万6800円
 総合相談・支援 292万円

上記の他に、介護予防の任意事業費として
 介護予防教室(2回) 10万円(1回あたり5万円)
 食のアセスメントプラン作成 1件あたり3000円
も支払っています。

問題だと感じているのは、
まず第一に、委託費として支払う金額の大きさに比べて、仕事量が少ないこと。
報告書を見ると、総合相談・支援に292万支払っているのに、相談件数は実人数で1年間で18人。
相談者1人あたり、約16万2千円かけたことになります。

また、地域包括支援センター業務として委託費の支払いがあるのに、東郷苑には「地域包括支援センター」としての窓口が存在せず(外から見た時に、何の表示もなく、「町の高齢者総合相談窓口」としての表示がなかった)、社会福祉協議会に委託している正式な地域包括支援センターとの連携も充分に行われていなかったのも、問題が多いと思いました。

夜間・休日相談受付を東郷苑が行い、平日昼間を社協の地域包括支援センターで行うということになっていたとの説明を聞きましたが、東郷苑が行ったのは「単に受け付け」のみで、「こんな相談がありました」と社協の地域包括に連絡をするだけ。
これでは夜間・休日相談が十分に機能していないということで、平成21年度からは、東郷苑への委託をやめ、社協の地域包括支援センターの職員が携帯を当番で持ち、夜間・休日相談に直接のるようになっています。

ですが
平成21年度予算で減額されたのは、「地域包括支援センター受付窓口業務(休日・夜間含む)36万5000円」のみ。
377万6800円は委託料として、平成21年も支払われます。

この委託料が、東郷苑の業務実績に見合った金額なのか。
金額に見合った効果を上げているか。 を質します。

山下りつこの議案質疑は、9月10日の午後からの予定。
一般質問を4人が行った後になるので、たぶん午後2時すぎからになると思います。
お時間のある方は、ぜひ議会傍聴にお越しください。

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9月議会始まりました

今日は、9月議会の初日。

通常、初日は議案の説明があるだけで、質疑・討論・採決まで行うことはあまりありません。
ですが、今回は緊急雇用対策として国からおりてきた補助金の使い道を決めるための補正予算の議案があり、初日に議決したいということで、所管の常任委員会にすぐに付託され、今日のうちに本会議での委員会報告・討論・採決が行われ、全員賛成で可決されました。

それにしても、この「緊急雇用対策予算」。
今となっては、前政権の置きみやげ。
3年間の事業ということで、今年の分(半年分)のみ、今日可決されましたが、政権が民主党に代わってしまい、来年からはどうなるか未定とのこと。
委託事業分もあるので、
「契約書は半年間のみで結ぶのかどうか」を確認しましたが、書面では半年契約とのこと。ただ、「3年間は続く予定」とも説明しており、こうした説明の混乱ぶりにも、政権交代の影響は出ているのかなと思います。

さて、9月議会の今後の予定ですが。
一般質問が
9月8日(火)、9日(水)、10日(木)。いずれも午前9時開会。傍聴自由。
(10日には、議案質疑もあります)

常任委員会開催は
 9月15日(火) 民生委員会
 9月16日(水) 経済建設委員会
 9月17日(木) 総務委員会
 いずれも午後9時開会(委員会の傍聴は委員長の許可が必要ですので、8時45分までに議会事務局においでください)

9月25日(金)が議会最終日 となります。

わたしが一般質問をするのは、9月8日(火)の午前9時から。
1 経済力のない人に対して後見人報酬の公的支援を
2 安心なバリアフリー住宅確保のために、「高齢者居住安定確保計画」の作成を
3 救える命を助けるために、節目健診無料化でガン検診受診率を50%に
の3項目について、質します。

詳しい議会日程については、以下のホームページをご覧下さい。
平成21年第3回定例会の会期日程

議会の一般質問の傍聴は、だれでも自由にできます。
入退場も自由ですので、ご都合のつく方はぜひ気軽に、傍聴にお越し下さい。

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