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夏の夜の読書におすすめ〜「星守る犬」

介護情報誌「ぬくぬく」9号の最終校正を済ませ、久々にゆっくりした気分で本屋に・・・。

で、ふと手に取ったのが、「星守る犬」というコミック。
一面のひまわりの中に、ちょこんと白い犬が座っている表紙につられて、購入しました。

そして。
さきほど読み終わったのですが・・・。
読みながら、涙があふれて。最後は号泣。。。

内容を紹介した文を、出版社のホームページから引用しますね。

朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。
鑑定の結果は男性が死後1年。
だが犬は死後わずか3ヶ月。
この時間差が意味するものとは?
それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点―。

 ※どんな本か興味のある方は、以下のアドレスから1話分の試し読みができます。
 星守る犬

漫画ですが、読後にいろいろ考えさせられます。
家も家族も仕事も失い、最後は犬と2人連れの死出の旅。
それでも、「おとうさん」は幸せだったのかもしれません。
自分ことを、ただひたすらに信じて愛してくれる存在が、最後まで寄り添ってくれたから。
(わんこの存在が可愛くて、ただ、ただ、切ないのですけどね)

30分もかからず読めますので。
夏の夜のお供に。一読をおすすめします。


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雑感あれこれ」カテゴリの記事

コメント

山下りつ子様へ
「星を守る犬」探してみます。
何でもない日常の中に少しずつ垣間見る家族の歪みを感じてしまいました。
一見理解のあるお父さんに対して、実はお母さんはとても刺激のなさを蓄積していったのではないのかと推測してしまいます。 そして離婚を切り出されても尚も慌てることもなく、結果理解を示すお父さん・・・。
それでも尚お父さんは、人の人生を束縛しない人柄。孤独とは何であるのかと考えてしまう。一話でした。

最近、知り合いと新聞などで一人暮らしの方がなくなると「孤独死」という言葉を目にするという話をしました。
「孤独死」とは、何であるか?
「孤独であること」と「死ぬということ」は?

「一人暮らしで悠々自適」と評された方が、誰も知らない間に亡くなっていると「孤独な死」という言葉に置き換えられてしまうことが、高齢化社会などの現在、極簡単に使用されているように感じます。

新聞社は、一人暮らしの方が知らない間に亡くなっていた際には、その方の生前の生活や性格などを吟味して、適切な死の表現をしてほしいと思います。

そもそも一人で静かに息を引き取っていることに、全ての方々が「孤独」を感じていたのでしょうか?

介護施設で職員の気づかない間に、居室内で息を引き取っていたという高齢者の方が居ると思いますが、その方の周囲何メートルの範囲に人(職員など)が居ること或いは死後に数分~数十分の内に確認されるから孤独ではなかったなどとは言えない筈です。

私も含め最近の人間は、メディアの影響で差程面白くもないバラエティーでも笑いの混成であたかも面白いように感じ、泣かなければならないなどと自己の感性.感覚が低下していると思います。
従って、新聞紙面で「孤独死」などの言葉を見つけると、「孤独死になりたくない」、「かわいそうに」、「誰か気づかなかったのか」等と負の側面のみを考えてしまう(自分自身も)。

孤独である≠負の側面。

「星を守る犬」の一話を読んで、最近友達と会話したことを思いだしてしまいました。

投稿: てしま | 2009年8月14日 (金) 22時12分

てしまさま

コメントありがとうございます。
「星を守る犬」のおとうさんは、1人での最後を覚悟していたのですから、いわゆる「孤独死」とは違うのではないかと思うのですが・・・。
自立的に「ひとり」を選ぶのは、その方の人生観なのだと思います。

孤独死について、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を見てみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/孤独死

「孤独死(こどくし)とは、一人暮らしの人が誰にも看取られる事無く、当人の住居内等で生活中の突発的な疾病等によって死亡する事。特に発症直後に助けを呼べずに死亡するケースがこのように呼ばれる。」

問題は、突然の病気で倒れて苦しんでいる時に、だれにも助けを呼べないまま、死に至るという部分にあるようです。(本人が助けを呼びたいのにもかかわらず、です)
それと、死後かなりたってから(場合によっては、何ヶ月もたってから)発見されるということによる、住居の後片付けの大変さも問題とされているようです。

「孤独死に絡んで、居住していたマンションやアパートで孤独死を遂げた人の遺族に対し、家主や不動産会社などが、補償金などの名目で、法外な請求を行うケースが、多数報告されている。遺族にとっては、身内を失ったショックに、さらに追い討ちをかけるものと言える。」
と、ウィキペディアに書いてありました。

1人暮らしをする、最後まで自宅で暮らす、という選択は、本人の人生観であり、尊重すべき事だと思いますが、付随する問題を解決する必要はあるようです。
(死後、せめて1日か2日で発見されるように、なんらかの手を打っておくなど)

投稿: 山下りつこ | 2009年8月14日 (金) 23時20分

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