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喫茶店がある「小規模多機能型居宅介護ひらばり」

喫茶店がある「小規模多機能型居宅介護ひらばり」
住み慣れたまちで暮らし続けるための支援をする小規模多機能型居宅介護。

「地域のボランティアさんが運営する喫茶があって、だれでも利用できるんだって」
という噂を聞いて、小規模多機能型居宅介護「ひらばり」に行ってきました。

場所は、平針の農業センターのそばの住宅街の中。
2階建てのこじんまりした建物の、1階が9人定員の認知症グループホーム、2階が小規模多機能型居宅介護という造りです。
玄関脇には、お地蔵さんと、ブドウ棚があって、おいしそうなブドウが実っていました。

噂の喫茶は、2階にありました。
正式名称は、寄り合い茶屋ひらばり。
地域の人が集まる社交場として営業中とのことで、近所の方がモーニング(飲み物・トースト・ゆで卵・お土産のおかしセット付きで、200円)を食べに来ていました。

なぜ、喫茶を始めたのか?
といえば、
「小規模多機能型居宅介護は、地域の方とのつながりがないとできないから」とのこと。
近所の方たちに気軽に足を運んでもらうにはと、知恵を絞って考えたところ、
「名古屋といえば、モーニングでしょう!」
ということで、食材費のみ200円で提供するモーニングを開始。
ご近所を一軒一軒訪ねては、
「おいしいコーヒーがありますから。ぜひ一度来てください」
と勧誘にまわったのだそうです。

一度、「寄り合い茶屋ひらばり」に来てもらえれば、しめたもの(笑)
友だちと知りあいの輪が広がることで、いまや、地域のボランティアさんが100人に。
喫茶での四方山話の中で、「カラオケが上手なんだって」「手芸が得意」という話題が出ると、さっそくボランティア講師に勧誘し、カラオケ、アートフラワー、水彩画、手芸など、さまざまの教室を行うようになったそうで、日替わり文化教室のようになっています。
ボランティア講師による各種講座は、小規模多機能の利用者さんはもちろん、地域の人も100円で参加できます。

日替わり講座は、小規模多機能のリビングで行っています。
「ひらばり」では、日常のあたりまえの暮らしを大切にしているため、介護スタッフも制服は着ず、思い思いの服装で勤務。
なので、だれが利用者で、だれがボランティアで、だれがスタッフなのか、見た目ではわかりません。
この区別のなさに、あえてこだわっているのは、利用者の尊厳を大事にしているから。
認知症になったから利用する施設、ということではなく、だれでも気軽に出入りできる場所として地域の人に知ってもらい、いざという時にも抵抗感なく利用してもらえるようにという思いが込められているのだそうです。

「ホントは自宅で暮らしたい」につづく)

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