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6月議会が終わりました

今日が、6月議会の最終日。
初日に議決された議案をのぞいた、残りの議案すべてが議決されました。

町長提出の12議案は、すべて可決。
共産党から出された「東郷町総合計画審議会条例の一部改正」と「東郷町子ども医療費支給条例の一部改正について」の2議案は、ともに否決となりました。

議案の審議で一番もめたのが、
「東郷町総合計画審議会条例の一部改正」(共産党の中川議員提出)。
東郷町総合計画審議会条例では、議員が審議会に5人入ることになっているのですが、この条例を変え、議員が審議会に入ることをやめるように改正しようという議案です。

この議案は総務委員会で付託され、委員会での審議結果は、「継続」(賛成3、反対3→委員長が継続に賛成し「継続」となりました)。
これを受けて、総務委員長の箕浦議員が、「妥当な結論を得るため、所要の経過が必要なため」という理由をつけて、議長に審査継続の申出書を提出したのですが。
今日の本会議で、「継続ということでよろしいですか?」という議長の問いかけに、議場から「異議あり」との声が上がり、「継続に反対の動議」が成立。
その後、すぐに「継続に反対する動議」への賛否を問おうとする議長に、「なぜ継続としたか、総務委員会の中間報告が聞きたい」、「議事に進め方に異論がある」などの発言が入り乱れ、一時的に議場は騒然となりました。
結局、発言の整理をすることなく、議長が「継続に反対する」ことに賛成の起立を求め、11人の議員が起立して賛意を示したことで、「継続審議は否決」。
この決定に対して反対する不規則発言などで、議場が混乱したため、休憩とし、その間に議会運営委員会が開かれました。
議会運営委員会では、「総務委員会への審議の差し戻しを要求する」という結論に。
時間を45分と限って、総務委員会が開かれ、継続審議を求める委員と反対の委員が再び同数となり、委員長が「継続は行わない」と決定。すぐに議案に対する賛否の採決が行われ、賛成3・反対3の同数となり、委員長は「現状維持の原則から、反対とする」として、委員会としては反対すべきものと採択されました。

ここまでを整理すると
総務委員会で「継続審議」と決定 → 本会議で継続を否決 → 総務委員会で再審議 → 総務委員会で反対すべきものと採択される

問題なのは、総務委員会に付託された議案が、委員会で継続審議と決議されたのに、本会議で継続すべきかどうかを議論することなく、騒然とした状態の中で、継続が否決されたこと。
総務委員会でなぜ継続審議と決まったかについて、委員長報告もなく。
継続に反対の動議を出した議員から、きちんとした理由の表明もなく。
多数決という数の論理で、「継続を否決」と、委員会の審議を無視するかのような結論が決められたことです。

わたしは総務委員会に所属していますので、なぜ継続審議にしたかは承知していますが。(わたしは「すでに審議会に議員の参加を廃止した長久手町や三好町という、先行事例を調査・研究して、参考にするための時間が必要」という理由で、継続審議に賛成しました)
総務委員会以外に所属している議員には、どういうことか訳が分からなかったと思います。

本会議で「継続に反対」の動議を出したのは、同じ総務委員会に所属している議員。
委員会で「継続審議」となったことに納得できなかったのか、本会議で「継続反対の動議」を出し、そのまますぐに起立採決 → 多数派の強みをいかして、問答無用で「継続を否決」。
この一連の流れは、話し合って物事を決めていこうという民主的な議会運営とはとてもいえず、禍根を残す結果となったと思います。

結局、この議案は、賛成5・反対14で否決されました。

議会の活性化や公平な審議を進めるためには、決を採る前に、質疑や討論を尽くす必要があると思います。
最終的には多数決で決まりますが、その過程に十分に話し合うという行程が入ってこそ、民主的といえるのではないでしょうか。

議案を提案したのが、共産党の議員だったということから、反発する議員がいたということも否めませんが、「だれが提案しようと、議案の中身で賛否の判断をする」というのが、わたしの基本スタンスです。
十分に議論を尽くし、住民に開かれた議会となるよう、努力していきたいと思っています。


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コメント

 こんなやりとりが東郷町議会でもあるのですね・・。少し残念です。
ほんと、中身をよく見て判断していただきたいものです。

 平日の午前は仕事でいけませんが、いちど傍聴したいです。この前の日記にあったように、テレビ中継(あるいは録画・録音など)みたいなことがあるともっと上品な会議になりそうに思いました^^;

投稿: bamboo | 2009年6月24日 (水) 10時01分

bambooさま

コメントありがとうございます。

国会の中継では、やじがうるさくて・・・という光景がしばしば見られますが。
東郷町議会では、やじが飛ぶなどという恥ずかしいことは、ほとんどありません。
それだけに、議長の怒号まで出た昨日の議会は残念でした。

インターネット中継を始める議会(お隣の日進市も)が増えてきていますが
東郷町議会は財政上の問題から、ケーブルテレビでの中継もインターネット中継も行われていません。
3ヶ月ぐらいたつと、議事録はネット上にも掲載されます。
あの騒然とした議会の様子が、どう議事録に記録されるのか、興味深いところです。
(議事録の整理の時に、その部分のみ削除される可能性もありますが)

お時間がありましたら、ぜひ傍聴にもお越しください。

投稿: 山下りつこ | 2009年6月24日 (水) 22時45分

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