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運転免許の自主返納をすすめるには

改正道交法により、今日から65歳以上のドライバーに、認知症の可能性を調べる「認知機能検査」(講習予備検査)が義務付けられました。

検査を受けなければならないのは、
○運転免許の有効期限が、今年の12月1日以降
○その時点の年齢が75歳以上のドライバー

検査は、有効期限の6カ月前から、自動車教習所などで受けることになります。
対象者には、通知が届くとのこと。

認知機能検査の結果は、「記憶力・判断力が低くなっている」「少し低くなっている」「心配がない」の3つ。
「記憶力・判断力が低くなっている」と判定されても、免許は更新され、すぐに取り消されることはありません。
ただし、その後、信号無視などの交通違反をした場合には、専門医の診察を受けなければならず、認知症と診断されると、免許が取り消されます。

運転免許の更新に、認知機能検査が義務づけられた背景には、認知症の高齢者による交通事故が急増していることがあります。
(くわしくは、前にブログで書いた「認知症の方の交通事故を防ぐ」を参照ください。)

愛知県内でも、高齢者ドライバーの人身事故件数は増えており、2008年は8705件。
このうち、37件が死亡事故。
認知症でなくとも、高齢に伴い、視野や反射神経などが低下し、運転でひやりとしたことがある人は多いと思われます。

今月、5日にわたしが行う一般質問では、こうした高齢ドライバーの危険を未然に防ぐための施策をとりあげます。

運転免許の自主返納は、さまざまな特典を用意して取り組んでいる自治体も多く、以前のブログでもとりあげたことがあります。
(くわしくは、「高齢者の運転免許返納をめぐる考察」をご覧ください)

愛知県内でも、自主返納のために新規事業を始める自治体が増えています。
たとえば、岡崎市では、今年の4月から、65歳以上のドライバー対象の運転免許証の自主返納を推進しています。
自主返納の特典は、名鉄SFパノラマカード(1000円分)と夜間反射材などの交通安全グッズ。このほか、身分証明書として使える写真付きの住民基本台帳カードを無料交付しています。

くわしい記事は、こちら

-------------------------(以下、抜粋引用です)-----------------------

運転免許証:65歳以上の自主返納、予想上回る成果--岡崎市/愛知

◇家族の説得が大半 今後もPR続けたい

岡崎市が4月1日から新規事業として始めた市内の65歳以上のドライバー対象の運転免許証の自主返納が、予想を上回る成果をあげている。

岡崎市はお年寄りの事故防止を目的に09年度当初予算に事業費10万円を計上した。
自主返納をする人は、岡崎署で運転免許の取り消し通知書を受け取った後、市安全安心課へ申請すると、名鉄SFパノラマカード(1000円分)と夜間反射材などの交通安全グッズをもらえる。
このほか、身分証明書として使える写真付きの住民基本台帳カードが無料交付される。

4月の1カ月間に運転免許証を自主返納した65歳以上のドライバーは男性28人、女性10人の38人。
事前の見込みは20人ほどで、その2倍近くの人が返納した。
65~70歳が3人、71~75歳が12人、76~80歳が8人、81歳以上が15人だった。
08年は、岡崎署管内(岡崎市、幸田町)での免許証返納はわずか1件。

同課は「予想以上で驚いている。家族の説得で返納するケースが大半。今後もPRを続けていきたい」と話している。

毎日新聞 2009年5月16日 地方版

--------------------------(引用ここまで)-------------------------

東郷町でも、高齢者の事故は増えており、担当課でも危機感を持っているとのこと。
自主返納を促すための施策として、町内を走っている名鉄バスの乗車カードプレゼントや、身分証明書として使える住基カードの無料発行などを提案する予定ですが、はたしてどんな答弁がかえってくるでしょうか。
興味のある方は、ぜひ5日の議会傍聴においでください。
(山下りつこの一般質問は、午後2時以降になると思います)


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