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“改革派市長”前・我孫子市長の福嶋浩彦さん10時間マラソン講座

紅白歌合戦を聞きながら、今年最後のブログを書いています。
走り続けて、なんだかあっという間の一年でしたが、この一年の締めくくりに、住民主体の政治に変えるとはどういうことなのかということについて、記しておきたいと思います。

12月25、26日に受講した「“改革派市長”前・我孫子市長の福嶋浩彦さん10時間マラソン講座
改革派市長として、徹底的に住民主体の自治を作ろうと、12年間、市長として取り組んでこられた福嶋さん。
この12年間に体得した「自治体経営の理念や改革の手法」について、2日間にわたって語る、約10時間の充実した講座でした。

福嶋さんは、市長になる前は革新派の市議として、住民とともに闘ってきたそうです。
市長に立候補したのは、「どうしても住民のための市長をつくりたかった」から。
住民のための市長を出そうという活動を続けていて、候補者が見つからなかったことから、ご自身が市長選に出る決意をしたのだと聞きました。

市長になってからは、
与党・野党を作らない。特定の人とつながらない。
という信条に基づき、市長になるときに応援してくれた人とも一定の距離を保ち、反対派の人とも対話をしようという姿勢を貫き、12年間、孤独な闘いを続けてきたと話してくださいました。
その曲がらない信念と、原理原則をまげずに闘い続ける姿勢には、本当に脱帽です。

福嶋さん(講義の最初に、「我孫子市には市長や議員を○○先生と呼ばないきまりがありまして、ここでも先生とは呼ばないようにお願いします」とご本人があいさつされたので、あえて、さんづけします)の語る「住民主体の本物の民主政治」については、ご本人が書かれたものがあるので、以下にリンクしておきます。
福嶋浩彦上席研究員論考「市民の自治体をつくる」

その中には、一元代表制をとっている国の政治(国会)と、二元代表制をとっている地方自治体の政治(地方議会)とは、まったく違う制度であり、地方自治体には住民参加が制度としてできる形になっているということが、主として述べられています。

市民の自治体をつくるためには、なにより住民参加をどう進めていくかが問われているという結論なのですが、そのために求めているのが
議会改革
議会の中に、どうやって住民が直接参加し、意見を述べ、話し合う仕組みを作っていくかが、これからの課題だというのです。

たとえば、今は「請願」「陳情」という制度があり、住民は議会に請願や陳情を行うことができますが、議会で正式に審議される「請願」は、紹介議員がいないと出すことができません。
しかも、この紹介議員がだれになるかで、請願が採択されるかどうかが大きく左右されるという現実もあります。

住民参加を確実な制度にするのであれば、

○紹介議員がなくても、請願を受け付けられるようにする
○受け付けた請願について、付託された常任委員会で討議するときに、請願を出した住民本人がその場に出席し、請願の主旨について意見を言い、議員から質疑を受けることができるようにする

という形に変更すべきではないかと、わたしは常々考えていました。
福嶋さんの講義の中で、「請願や陳情は、住民本人が議会で説明・発言できるようにすべき」という話が出てきたのには、まさに我が意を得た思いでした。

議会改革は、あらゆる自治体議会で、今、テーマになっています。
それでも、なお、その取り組み方や方向性には、濃淡があるように思います。

一年の終わりにあたり、議会を変え、一歩でも住民主体の政治に変えていけるような動きができるよう、決意を新たにしています。


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