議員の報酬を「1日3万円」の日当制にした町
議員の報酬って、高いと思いますか?
いくらなのかは、市町村によってかなり違いがあるのですが、
東郷町では、手取りで20万ちょっと。
わがまちでは、政策調査などに使う政務調査費はありませんので、町会議員だけを生業として暮らすのは、なかなか大変だという声が聞こえてきます。
(おもに同僚議員から)
私は、生活に密着した「地方議員」というのは、究極のボランティアだと捉えていますので、安いとは思っていません。
(というか、ボランティアと言い切るには、高すぎますね)
さて、「議員の仕事はボランティアで、生活を支えるための仕事ではない」と考えて、日当制を導入した議会があります。
福島県矢祭町議会。
今年の3月末に、「1日あたり3万円」の日当制を導入し、年間の報酬は「手取りで約50万円」となりました。
矢祭町議会が日当制を導入するにあたり、問題になったのが、「議員の仕事とは何か」ということ。
導入当初は、町成人式や町消防団出初め式、敬老会など、議員が来賓として出席する公的行事にも、万万円の日当を払うということになっていたのですが、
な・ん・と
「町民も出席する行事で議員だけが日当をもらうのはおかしい」と議会内で反論が出たことから、行事への出席には日当がでないことに。
日当が支給される町議の仕事は、
定例町議会、臨時町議会、議員全員協議会、議員研修会などに限定されたのです。
議員の日当制を取り入れているのは、日本中でまだ福島県矢祭町だけですが、
住民からは「うちのまちでも、日当制にしてほしい」という動きも出ています。
鳥取県江府町では、住民が日当制導入を求める直接請求を行いました。
が、町議会は全会一致で否決。
「議会に出る以外にも議員活動は多い」などの理由からだそう・・・。
議員の定数や報酬を考えるために、
「議員の仕事とは何?」と住民と議会が一緒に考えるべき時が来ているようです。
| 固定リンク
「東郷町以外の議会はどうなっているか」カテゴリの記事
- 議員活動と報酬を考える(2009.06.28)
- 住民と一緒に政策立案ができる議会(2009.01.09)
- 議会への住民参加を条例で定める町(2009.01.07)
- 議員の報酬を「1日3万円」の日当制にした町(2008.10.19)
- 分権時代の地方議会改革〜改革派首長からの提言(2008.08.23)





コメント