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火葬場が足りない?!

介護情報誌「ぬくぬく」の取材で、葬儀社を回っていると報告しましたが、
そこで知ったのが、
名古屋市の八事斎場での火葬料金が、名古屋市民と市外の人でかなりの差があるという事実。

市民なら、火葬料金は 5,000円
市外なら、火葬料金は50,000円
なんと、10倍の違いがあります。

八事斎場は、日進市や東郷町などの住民も利用するのが通常ですが、名古屋市民ではないので、5万円負担しなければいけないそうです。

なんでも、八事斎場はパンク寸前で、名古屋市は新たな火葬場を建設しようと計画はするのだけれど、住民からの反対でなかなかできずにいるのだとか。

そんな話を聞いて、火葬場について考えていたのですが、昨日の朝日新聞にまさにそのものズバリの記事が出ていました。
以下に紹介しますね。

-------------------------------(以下、抜粋引用です)-------------------------

火葬場 パンク寸前
需要1.5倍に危機感 名古屋市

名古屋市は5年前、名古屋港にほど近い港区東茶屋の広大な農地に、2カ所目の市立火葬場の建設を決めた。
約6ヘクタールの敷地に30基の火葬炉を建設。
用地取得を含めて170億を投じ、08年度完成の青写真を描いていた。

だが、近くには宅地や学校もあり、「イメージダウンを招く」と住民の7割が反対し、着工のめどは立っていない。予定地の周辺には、「火葬場反対」の看板が並び立つ。

それでも、市は火葬場建設を急がざるをえない。
「火葬立ち会いは20人、拾骨は10人まで」。
市内唯一の火葬場である市立八事斎場(天白区)は、こんな注意書きを張って入場者を制限している。
国内最多の46基の火葬炉があるが、1915(大正4)年に造られた施設は狭く、混雑時は見知らぬ遺族同士が肩をぶつけ合うほど。
これに火葬の増加が輪をかけている。
07年度の同斎場での火葬者数は2万1271人で、20年前の約5割増だ。

厚生労働省などによると、07年の全国の死亡者数は約110万人。
今後も増え続け、2039(平成51)年のピーク時には166万人に達する。
火葬率はほぼ100%のため、火葬者数も最多で現在の1.5倍に増えると予想されている。

この推計をもとに、名古屋市がはじき出した火葬炉の将来必要数が70基だ。
「現状のままでは、そう遠くないうちにパンクしてしまう」(市健康福祉局)と危機感をあらわにする。

-------------------------------(引用ここまで)-------------------------------

人口が多い東京での火葬場事情は、もっと大変で、死後2、3日ですべてを焼くことができず、斎場内の冷蔵庫で遺体を保存し、何日か後に焼くこともあるとか。
名古屋の八事斎場でも、1日に可能な火葬数を超えて申し込みがあった場合は、どうなるのだろう。
と、考え込んでしまいました。

市外の人は受け入れない、という決断をするようになれば、日進、東郷あたりの広域で火葬場を建設せざるをえなくなるかもしれません。
名古屋市港区の火葬場の行方を見守りつつ、早めの対策も考えねばと思っています。

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