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医療現場での「同意書」

母の手術について、説明を受けてきました。

手術にまつわる様々なリスクを、ひとつひとつ丁寧に説明されまして。
たとえめったにないリスクでも、可能性がある危険性については、懇切丁寧に説明されて、
正直、鬱になってしまいました。

いくらリスクがあっても、手術を受けなければ、歩くことができなくなって寝たきり状態のままというのでは、選択の余地がないわけですし。
その上で、こんな危険性もありますがと、一番最悪の場合にそなえて長時間説明されると、手術への不安だけが膨らんでしまいます。
インフォームドコンセントとして、説明して同意をとる義務があるのはわかりますが、説明されたからといっても、選択肢がないままでは・・・。

「同意書にサインしないと、明日、手術ができません」
と医師から言われれば、同意するしかありません。
(だからといって、病院側の姿勢を批判するつもりもないし、そんなもんだろうなと納得はしているんですけどね)

で、ここからが本題。

同意書に署名できない人は、必要な手術(医療)を受けることができないのか?
という疑問です。

成年後見制度のセミナーに通っているせいもあって、認知症で成年後見人をつけている人は、どうなるのだろうと考えてしまいます。

実は、成年後見制度では、後見人に医療行為への同意は許されていないのです。

判断能力が不十分で、本人が契約できないから、後見人がサポートしているわけです。
「手術の同意」を、本人ができない。
でも、必要だと医師が判断した場合でも、「同意書へのサイン」が必要なのでしょうか。

今回、母は手術のリスクについては、説明を受けていません。
(あんなにリスクばかりを延々と説明されても、本人がつらくなるだけだとは思いますが)
家族が代理として聞いて、サインも「本人の代理」として父がしました。

家族が形式的に「同意書へのサイン」をする意味は、どこにあるのでしょう。

同意書をめぐる問題は、底が深いような気がします。

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