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2008年5月

6月議会が始まりました

今日、6月議会が開会。
6月23日の最終日まで、議案の質疑と採決が行われます。

議会初日の今日は、
○固定資産評価審査委員会の委員の選任について
○東郷町国民健康保険税条例の一部改正について
の2議案が可決されました。

また「東郷町放置自動車防止等条例の制定について」など、残り9議案について、議案の説明がありました。
議案は所管の委員会に付託され、くわしい質疑や討論は、16〜18日に開かれる委員会で行われます。

議員が自らの課題で当局に質疑を行う、一般質問は、6月6日、9日、10日。
私は、9日の最後(夕方4時くらい?)に一般質問を行う予定です。

だれが、どんな一般質問を行うかについては、
以下の東郷町のホームページを参照ください。
平成20年第2回定例会


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医療決断サポーターを知っていますか?

「医療決断サポーター」とは、医師と患者の間に立って、患者の「自己決定」を支援してくれる専門家。

がんの治療方針を決めなくてはいけないなど、患者や家族だけでは決断が難しい時に、医師の説明をわかりやすく伝え直してくれたり、適切な情報を提供しながら、自分で決断できるように支えてくれる役割が期待されています。

この「医療決断サポーター」は、九大大学院医学研究院医療システム学教室の稲津佳世子准助教などが提唱し、その養成講座も開いています。

養成講座の開講を伝える記事をネットで見つけたので、以下に引用しますね。

-----------------------------(引用ここから)----------------------

医療決断サポーター(MDS)というのをご存じだろうか。
インフォームド・コンセントの場に立ち会い、医師の説明をサポートしながら、疾患やその治療に対する患者の理解を助け、患者が治療方針の決定に主体的に参加するよう促すというもの。
九大大学院医学研究院医療システム学教室の稲津佳世子准助教などが提唱しており、その養成講座も開いている。

米国では、病院にペーシェント・アドボケイドと呼ばれる専門職が、院長あるいは保険会社直属の形で配置されており、患者の立場に立ってそのような活動をしている。
こうした米国の事例を参考にしているが、日本ではまだ知名度も低く、専門職として配置するだけの経済的な裏付けもない。
このため稲津氏は、「医療の基本的な知識があり、また病院内で患者の立場に立って医師との間に立つ」ことのできる看護師や薬剤師、MSWなどのコメディカルを、主な担い手として想定している。

医療決断サポーター養成講座は2004年に始まり、今年7月から第4回の講座が開講される。
会場は九大医学部百年記念講堂中ホールで、7月から9月にかけて8回の講座が開かれる。
定員は40人で、参加費は1人 5万円(資料代含む。 交通費、宿泊費は別)で、申し込みの締め切りは6月15日(当日の消印有効)。

詳細は以下の通り。

●開講日程
2008年7月26日(土)- 9月13日(日)までの計8日間
全8回、計32講義(一講義90分)
●定員
40人(最低催行人数30人に達しない場合は、中止することもあり)
●受講料
一人 5万円。全回出席が原則。受講時間が全体の6割以上で、かつ最終リポートを提出した場合に修了証を発行
●募集期間
2008年4月15日-2008年6月15日(当日の消印有効)
受講出願書と返信用封筒、返信用切手(80円)を下記に郵送してください
●申し込み・問い合わせ
812-8582 福岡市東区馬出3の1の1 九大大学院医学研究院医療システム学教室「医療決断サポーター養成講座」(稲津氏)
事務局担当・青木さん 携帯電話090(2504)8911

原文は、「医療・介護CBニュース」をご覧下さい。

-------------------------------(引用ここまで)------------------------------

九州大大学院の「医療決断サポーター養成講座」で養成された人たちが、どんな活動をしているかについては、少し古い記事になりますが、読売新聞が紹介しています。

読売新聞
患者の自己決定支援・・・サポーター奮闘

終末期のことなど、医療の場では、ますます自己決定が求められるようになってきています。
それでも、忙しい医師に「本当に理解して、納得するまで」説明を求めることは、現実的ではないと感じています。

医療決断サポーターは、どちらかといえば、医師より患者の側にたって、話を聞いてくれる存在とか。
後悔しない医療を受けるために、こうした第三者の支援が必要だと思います。

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議会基本条例に取り組む議会が続々

議会基本条例とは、議会に関する基本事項について定めた条例です。
各地で、議会改革を積極的に行う議会がでてきており、その議会改革を継続・発展させようと、議会基本条例を制定する自治体が増えてきました。

5/27の神奈川新聞によれば、
川崎市議会が、政令市初の議会基本条例制定に向けて、プロジェクトチームを発足
とのこと。
条例は、政策提言型の議会へ改革するために、議会のあり方を定めるもので、年度内の成立を目指しています。

-------------------------(ここから引用)---------------------------

川崎市議会は、政令市初の議会基本条例制定に向けプロジェクトチームを発足させる。
条例は政策提言型の議会へ改革するために議会のあり方を定めるもので、年度内の成立を目指している。
正副議長が二十七日会見した。

プロジェクトチームは主要四会派の十三人のほかネット、無所属の二人がオブザーバー参加し、来年三月定例会への議案提出を目指す。
地方分権時代にふさわしい議会のあり方を共通認識として自ら定め、従来の執行機関の「監視中心型」から「政策提言型」への変革を目指す。

検討課題として「議会の役割」「議会と議員の位置づけ」の明確化と「環境・体制整備の実施」などを例に挙げた。
基本計画やマスタープランを議決案件に加えるなど議決権限の拡大、政務調査活動や議員提出議案などのルール化、政策立案のための議員研修会などの明確化─などを検討する。
地方自治法改正が必要になるが、活動実態に合わせ議員報酬を歳費と位置づけることなど、待遇面の明確化も位置づけたい考え。

本格的な議会基本条例は〇六年に北海道栗山町議会が制定したのを皮切りに十七の県・市町議会が設けている。
県内では湯河原町議会が〇七年四月に施行したのみで、県議会が現在検討中。

会見で鏑木茂哉議長と玉井信重副議長は「土台となる議会のあり方を定め、個別の問題の解決に向かう時期。首長の執行、予算編成、立法における優位は動かしがたいが、議会もチェック機関だけでなく立法機関として強化する必要がある」と話した。

原文は、以下で見られます。
神奈川新聞(政治・行政 2008/5/27)
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiimay0805569/

-------------------------(引用ここまで)--------------------------------

地方分権が少しずつ進み、自治体の権限が拡大したことで、議会が果たすべき役割が大きくなっています。
神奈川市議会がめざす「政策提言型」議会への改革のほかに、

○議会の情報公開
議会活動を説明報告し、住民の意見を聴く「議会報告会」の開催を規定(栗山町条例)
○議会への住民参加
会期中、閉会中を問わず、住民の意見を聴くための「一般会議」の開催を規定

といった、住民の意見を議会が聴く仕組みが明文化されるなど、議会基本条例を定めることで、議会が住民により近く、開かれたものになることも期待されています。

議会基本条例は、北海道の栗山町で初めて制定されていらい、
北海道今金町、神奈川県湯河原町、三重県伊賀市、三重県などで、制定されています。

お隣の日進市でも、愛知県で初の議会基本条例制定をめざして、現在、条例づくりに取り組んでいます。

議会基本条例ができなければ、議会改革ができないというわけではありませんが、東郷町の現状や議会活性化委員会で検討されている内容を見ると、まだまだ従来の「行政監視」型から踏み出すまでは至っていないというのが実情です。
住民に開かれた議会にしていくためにも、議会基本条例についても提言していきたいと思っています。

議会基本条例について、もっと知りたい!
という方のために、詳しく解説したサイトを以下にリンクしておきます。
興味のある方は、ぜひご覧下さい。
議会基本条例の考え方

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特養ホーム「ぬく森」見学リポート

特養ホーム「ぬく森」見学リポート
犬山市にある、特別養護老人ホーム「ぬく森」に行ってきました。

平成10年にオープンした「ぬく森」は、2人部屋と4人部屋中心の従来型と、6〜8人の少人数を生活単位とするユニット型が混在する特養ホームです。
はじめは、従来型の特養ホームとして開設され、その後、併設のケアハウスにつながる形で、ユニット型特養ホームが造られたということで、全体が廊下で繋がっています。

全室個室のユニットは、全部で5ユニット。
これにショートステイのユニットが1つあり、全部で6ユニット。

それぞれのユニットには、調理ができるキッチンと食堂、居間があり、食事の時は、それぞれのキッチンでご飯を炊き、お味噌汁(お汁)を作っています。
おかずも食卓で取り分けるので、配膳用のお盆(トレー)に食事が並ぶという従来型の特養でよく見られる形でなく、ランチョンマットに食器を並べる、ごく普通の家庭の食卓風景。
食器も、入居のお年寄りが家から持ってきた、自分のご飯茶椀、湯飲み、はしなどを使います。

ここ数年でユニット型の特養ホームは増えてきましたが、今の基準では10人を1ユニットとするのが標準。
でも、「ぬく森」はユニット型が特養に取り入れられた初期に作られたこともあり、6人、7人の少人数を1ユニットとしています。
人数が少ない分、介護職員が一人一人の入居者について深く知ることができ、よりきめ細やかな個別対応ができる反面、運営的には厳しい状況だと聞きました。

複数部屋が中心の従来型特養の部分でも、いち早く、疑似ユニットケアを取り入れています。
40〜50人がひとつの大きな食堂で食べるのではなく、食事をする場所も小さく区切って、なるべく少人数のグループで食事をとる工夫をしています。
またお風呂も大浴場でなく、個浴で対応。
集団としてひとまとめにした介護ではなく、一人一人の状態や趣味・嗜好、歴史などを知った上で、個別ケアを行うようにしているとのこと。

従来行っていた、集団ケアから、ユニットケア(個別ケア)に変えたことで、施設の外に買い物に行ったり、散歩をしたりと、個別の希望にあわせた外出支援ができるようになり、職員も自分たちが行う介護に誇りをもてるようになってきたと聞きました。
「つきつめれば、人間の尊厳を守れるようになったということ」と、施設長さん。
「入居者一人ひとりの状態を見られるようになったのが、一番大きい」と、ユニットケアの良さを実感しているそうです。

問題は、国が求める個別ケアを行おうとすると、国の基準の介護人員では足りないこと。
基準は入居者3人に介護職員1人ですが、
「この人数では、個別ケアを行うのは、絶対にムリです!」
とのこと。
ぬく森では、1.9対1と、介護職員の数を基準よりかなり増やしていますが、これでギリギリ。
介護度の重い人が増え、胃ろうなどの医療的なケアが必要な入居者も増えるばかりという状況で、個別ケアを行うためには、人手が欠かせないのだと、話のはしばしから伺えました。

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最後をどう迎えたいか/リビング・ウィルについて考えよう

後期高齢者医療制度で導入された「後期高齢者終末期相談支援料」。

どんな終末期を望むのか、患者の希望を聞いて文書化することに対して、医療機関が報酬を受け取れるようにしたことについて、さまざまな思惑、誤解、非難が飛び交っている。

私は介護施設を数多く回り、介護現場での看取りをめぐる取り組みも見てきた。
そこで思うのが、
終末期の濃厚な医療は、本人にとって本当に幸せなことなのか?
という疑問だ。

スパゲッティ症候群という言葉がある。
ベッドで寝たきりの患者の体に、いくつもの管がささっている状態。
延命はできるが、延ばされた時間で、患者本人はいったい何ができるのだろう。
ずっと天井しか見えない、寝たきりの状態。
意識がない場合も多く、愛する家族と会話もできない。

そうした状態で命を延ばしてほしくない。という人が出てきたことが、終末期の意志表明(リビング・ウィル)につながっている。

特別養護老人ホームは、介護が必要な高齢者が暮らす施設だが、「病院に運ばず、ここで看取って欲しい」と望むお年寄りも多い。

認知症を患っているお年寄りは、急性期医療の病院に入院しても、「自分がなぜそこにいなければいけないのか、なぜ点滴の針が入っているのか」がわからず(説明されても忘れてしまうので)、点滴の針を抜いてしまわぬよう縛られたり、病院内を歩き回って、退院して欲しいと言われたりすることもある。
元気だったお年寄りが、骨折などで病院に入院し、寝たきりになって帰ってくることや、褥瘡ができていたり、胃ろう(胃に直接、栄養を入れる穴を開ける)になって戻ることも、少なからずあるという話もよく聞く。

命は尊い。
それと同時に、
人間らしく生きたい。という思いも、ごく自然なものだ。

死は、だれにでも訪れる。
最後まで濃厚な高度医療を施してもらい、少しでも長く命をつないでほしいのか。
最後の時がせまってきたら、痛みだけはとってもらい、延命医療は行わないで、自然な死を迎えたいのか。
終末期の迎え方を自分で選ぶ時代が、やってきたのではないだろうか。

とはいえ、リビング・ウィルに基づく終末期の延命拒否は、まだ医療機関での対応が遅れており、本人が望んでもかなえられない場合も多い。
そんな中、
後期高齢者医療制度で導入された「後期高齢者終末期相談支援料」は、本来なら、すべての年齢の人(自分で判断ができる年齢以上)に必要なことなのだと思う。

終末期医療については、全日本病院協会(全日病)が昨年「終末期医療の指針(案)」を発表している。
以下に全文が見られるアドレスを示しておくので、興味のある人は見てほしい。
(社)全日本病院協会 終末期医療の指針(案)
http://www-bm.mhlw.go.jp/shingi/2008/05/dl/s0521-5e.pdf

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ナワバリ宣言

ナワバリ宣言
こんにちは!へしにゃんです。

見て。見て。
いい椅子でしょ。
これね、へしにゃんの椅子なんだからね☆

へしにゃんのもの っていう証拠に、うんと匂いつけして、
にゃんこの縄張りにしたんだから。
えっへん!! 

時々、ままが「一緒に座らせてね」って来るんだけど、
おっきなお尻で、へしにゃんの居場所を横取りするの。
もう、失礼しちゃう。

ナワバリ宣言しちゃうからね☆

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東郷町の子育て支援

東郷町の子育て支援
民生委員会の町内研修で、西部保育園にある「子育て支援センター」と、兵庫児童館で実施している「放課後児童クラブ」を見に行きました。
(写真は兵庫児童館の放課後児童クラブの様子)

西部保育園は、町が民間に委託して行っています。
ほかの保育園にはないユニークなことを行っているのが、ここの特徴。

保育は、年齢ごとではなく、縦割り保育を実施。
異年齢の子どもたちが触れ合いながら、一緒に遊びます。
また、一時預かりの保育も実施。
事前に役場で登録が必要ですが、緊急時に限らず、理由を問わず利用することができるため、子育てに疲れたお母さんが、リフレッシュのために利用することも0Kです。

もう1つの注目は、子育て支援センター
これは、親子で遊べる「子育てひろば」という位置づけで、
だれでも無料で利用することができます。

子育て支援センターは、西部保育園の2階。
専属の保育師さんが子育ての相談にものってくれます。
室内にはさまざまなおもちゃがあり、自由に使えるほか、ベビーベッド、おむつかえのコーナーもあります。

どんな人がよく利用していますか?
という質問への答えによると、
0歳〜2歳の幼児とお母さんが遊びにくることが多いとか。
二人目がうまれて、赤ちゃんと上の子の世話で大変なお母さんが、2、3ヶ月の赤ちゃんと、2歳になる上の子を連れてくるケースもよくあるそうです。

子育て中のお母さんは、一人で子育てしていると、不安や心配を抱えがちなもの。
そんな時に、子育て支援センターに遊びに来て、ほかの子どもたちが遊ぶ様子を見たり、ほかのお母さんたちと子育ての愚痴をこぼしたりすることで、「子どもが泣くのはあたりまえ。みんな一緒なんだ」と、ほっとして笑顔で帰っていくのだとか。

「それでいいんだよ。大丈夫!」
と、子育てに一生懸命なお母さんを励まし、安心していられる場所として、子育て応援の心強い味方となっている様子でした。

子育て支援センターは、
毎週月曜日〜金曜日 午前10時〜午後3時まで
 利用できます。


次に、兵庫児童館を訪れたのですが、
「とにかく広い!」
というのが、第一印象でした。

放課後児童クラブは、よその児童館は68人定員ですが、
兵庫児童館は98人。
今は、97人の児童が登録しており、学校が終わるとやってきます。

兵庫児童館については、来週の月曜日に、再度ゆっくり見に行きますので、
詳しい報告は、また来週に。


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豊田市での勉強会のお知らせ

映画「終わりよければすべてよし」の自主上映をしたメンバーが、「ゆずりはの会」を結成。
映画を見て、「人生の最後の迎え方について今後も引き続き考えたい」という意見が多かったことから、立ち上げた自主勉強会です。

その第1回目の勉強会に、私が講師に招かれました。
終の棲家として、介護施設などの高齢者施設や住宅について、概要と現状を話して欲しいということだったので、タイトルは、次のように決めました。

終のすみかの探し方

6月4日(水)午後6時半〜8時半
豊田市福祉センターで行います。

くわしい案内は、以下のホームページをみてください。
「ゆずりはの会」第1回勉強会

興味のある方なら、だれでも参加できます。
よかったら、ぜひおいで下さい。

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6月議会の一般質問通告をすませました

今月末から始まる「6月議会」。
6月議会に向けて、今日、議会事務局に、一般質問の通告書を提出してきました。

山下律子の一般質問は、以下の3項目です。

①放課後子どもプラン及び学校開放について

兵庫小学校で試行実施を計画中の「放課後子どもプラン」事業について
・実施の目的は?
・兵庫児童館で実施中の「放課後児童クラブ」との違いは? どう連携していくのか。
・対象となる児童の条件と予定定員は?
・核となるコーディネーターはどう決めるか
・運営委員会のメンバーと今後のかかわりは?
・実際に運営するための人員体制は
・利用料金を徴収する方針か

学校開放について
兵庫小学校には地域解放機能があり、図書室などを地域に開放するハードが整っていますが
・学校開放にむけて、検討の状況は?
・放課後子どもプランでは、地域の人にいかにボランティアとして参加してもらうかが重要である。ボランティアの参加を求めるだけでなく、地域の活動に学校を利用してもらおうという意向はあるか

②いこまい館見直し方針について
・方針決定までに至った経緯と、経営改革室・町の政策会議の話し合いの中身は?
・いこまい館見直し検討委員会が出した答申の取り扱いと、答申の中身を生かす意向は
・「診療所の移設」について、専門委員会も設置せず、診療所運営委員会にもかけないまま、行政のみで決定したのはなぜか
・「診療所の移設を行う」という町の方針が、診療所運営委員会での検討結果で見直される可能性はあるのか
・いこまい館の見直しを総合的に検討していく町民参加の運営委員会などを設置する意向はあるか

③第4期高齢者保健福祉計画について
・策定にあたり、第三期の計画をどのように評価・反省しているか
・計画の進捗状況の調査審議などを行う「介護保険審議会」を設立することについて、どう考えるか
・介護サービスに関する「苦情」や「事故」について、記録・調査の現状と、質の向上に生かすための取り組みについて

これから増加していく認知症の方をどう支えるかが、今後の重要課題になると考えるが
・第四期計画に認知症の予防や支援を入れる方針はあるか
・在宅と施設、どちらの充実をはかっていく方針か
・市町村に認可権限のある地域密着型サービスを増やしていく必要はないか
・単独では必要なサービスを実施できないのであれば、広域化を検討する方向性は?

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通告の受付は、10番目でしたので、
私の一般質問は2日目の最後ぐらいになるのではと思います。
正式に決まりましたら、すぐにお知らせしますね。

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土岐市の「放課後教室」見学記

土岐市の「放課後教室」見学記
放課後子どもプランの勉強に、試行実施として、4校ですでに取り組んでいる土岐市へ行ってきました。

岐阜県土岐市は、人口6万人ほどの市。
人口が4万ちょいの東郷町とは、人口規模が似ているということから、「放課後子どもプラン」を推進するために、東郷町の担当課が、すでに視察に訪れています。

今回、土岐市へおじゃましたのは、東郷町で10月から「放課後子どもプラン」が兵庫小学校で試行予定のため。
どんな内容で、どう進めるかの参考にしたという、土岐市の例を、ぜひ自分の目で確認しておきたかったので、土岐市の生涯学習課にお願いして、今日の見学を許していただきました。

土岐市には、小学校は9校ありますが、平成17年に4校でスタート。今年はさらに2校増やして6校での実施になりました。
(来年度には、9校すべてで実施の予定)

「放課後教室」を始めたきっかけは、それまで行政として実施していなかった“学童保育”= 国の正式事業名で「放課後児童クラブ(放課後健全育成事業)」への要望が大きくなり、平成15年に名古屋のトワイライトスクールを市長と教育長で視察に行ったこととか。
子どもの安全な居場所づくりのために、「放課後児童クラブ」の考え方も取り入れた「放課後教室」を計画し、平成17年から4校でスタートさせました。

目的は、
「放課後及び学校休業日に、学校施設を利用して遊びを通じた異年齢交流地域の大人を指導者とする体験活動地域住民との交流活動等を実施することにより、ルールやマナーの大切さを身につけた心豊かでたくましい子どもを地域全体で育むことを目的とする」
とあります。
(「土岐市放課後教室推進事業試行実施要綱」より。太字は山下による)

活動日・活動時間は、
○授業のある日(月〜金曜日)・・・午後2時(授業終了後)から午後6時
○夏休み・・・・・・・・・・・・・午前9時〜午後6時

対象者は、
実施4校の在籍児童すべて(全学年が対象)
定員は設けておらず、希望者全員に登録してもらい、希望する日(曜日)に参加するという形態で実施しています。
「親が就労等により家にいない家庭の児童」を対象に限定していないのは、目的が留守児童の預かり場ではなく、あくまで教育の一環であり、子どもの教育に軸足を置くという姿勢から。
多い小学校は、登録数が240人近く。参加者は多い日で100人近くなる時もあるのだとか。
1つの教室では対応できなくて、2教室に増やして対応しているそうですが、このまま増え続けたら人数制限を考えないといけなくなるのではというのが、悩みだと聞きました。

運営しているのは、
・室長1名(もと校長先生など)・・・企画・運営の中心となります
・指導員2名・・・・・・・・・・・・室長のアシスト役。子ども達の活動を支援します
・支援員3名(地域のボランティア)

活動内容は、
○自由遊び(つみき、トランプ、百人一首、将棋、外遊びなど)
○自主的な活動(宿題、読書、絵画など)
○体験活動(工作、自然観察、歴史探訪など) ← 特別講師が指導
子どもたちの集中力は、30分が限界のため、1日の日課(スケジュール)を決め、飽きずに活動できるように組み立てているそうです。

活動場所は、
「放課後教室」として整備した空き教室をメイン会場として使用。(写真)
夏休みは、朝から夕方まで1日過ごすため、エアコンを完備。
床はクッションフロアで、上靴を脱いで上がり、疲れた子どもがゴロンと横になれるようになっています。
学習用に角が丸い低いテーブルが12あり、壁際に荷物入れのロッカーや本棚、テレビ、遊び道具などが並んでいます。
また、遊びや運動用に、体育館や校庭も使用しています。

気になるセキュリティーや、学校のほかの部分に入れないように分ける仕組みなどは、ありませんでした。

さて、予算面はといえば、
6校で実施するために、今年度予算として、「放課後教室」に4000万円をとっています。
このうち、3分の1は国・県が補助金で負担してくれます。
利用者の個人負担もあり、月に1回でも利用すれば、月3000円を支払う仕組み(後払い)。
毎日利用するのは、登録者の1割ほど。
平均的には、週2〜3回の利用が多いとのことでした。
この利用者負担が、事業金額の4分の1ほどをカバーしているそうで、利用人数が多いだけに、事業としての収入がけっこうあると聞きました。
(町の負担は、国・県の補助金と利用者負担を引いた残りです)

実際に放課後教室を行っている現場も見せていただきましたが、小学1、2年生が元気に過ごしている様子は、本当に微笑ましい限り。
利用者数が多くて2教室で分けて実施している小学校は、ボランティアの地域支援員も数が足りず、なかなか大変なことも多いということも実感しました。
(地域支援員は、スタート時は500円→300円でしたが、今は人手不足もあって1日1500円でお願いしているそうです。ちなみに、指導員は市の嘱託職員で月給11万4千円。室長は13万8千円と聞きました)

東郷町で実施するには、やはり手伝ってくれる地域ボランティアの確保が一番のネックになりそうです。

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東郷町診療所の行方は?

今日、東郷診療所の第1回運営委員会が開催され、傍聴に行ってきました。

いこまい館の見直し方針として、町は「東郷診療所をいこまい館に移転する」という基本方針を打ち出し、それについての説明が初めて診療所運営委員会で行われると聞いたからです。

いこまい館への移転については、まず川瀬町長のあつさつで、概要の説明がありました。
だいたいの主旨をまとめると、
---------------------------------------------------------------------
○町民アンケートの結果、賛成の中では「いこまい館に診療所を移設する案」への支持が一番多かった。診療所の移設については、見直し検討委員会から「慎重に検討を」との答申が出ているので、この運営委員会で移設の可能性について、慎重に検討してほしい。

○町が運営する診療所のあり方については、国から「公立病院改革ガイドライン」が出ており、地方公共団体は今年度中に改革プランを策定することが求められている。
今後、診療所のあり方については、国のガイドラインにそって、見直していく。

○東郷診療所には、2800万円、一般会計から繰り入れを行っている。前年度より820万円ほど繰り入れ金は減ったものの、「毎年3000万円の赤字が続いている」というのが現状。この3000万円の赤字幅を少なくするための見直しをしていきたい。
---------------------------------------------------------------

傍聴していて、おやっと思ったのが、「国のガイドラインにそっての見直しをする」という部分。
町立の診療所を、今後、どうしていくのか。どんな運営をしていくのか。
これを、国のガイドラインにそって、見直すというのです。

では、国のガイドラインには、どんなことが示されているかというと、

--------------------「ガイドラインのポイント」から引用--------

1 公立病院改革の必要性
公立病院の役割は、地域に必要な医療のうち、採算性等の面から民間医療機関による提供が困難な医療を提供すること。
(たとえば、「過疎地」「救急等不採算部門」「高度・先進」「医師派遣拠点機能」)

2 公立病院改革プランの策定
○地方公共団体は、平成20年度内に公立病院改革プランを策定
○当該病院の果たすべき役割及び一般会計負担の考え方を明記

------------------------------------------------------------------------
などと、なっています。

公立病院改革ガイドラインの全文は、以下のホームページで
http://www.soumu.go.jp/c-zaisei/hospital/pdf/071224_zenbun.pdf

要するに、地方行政が税金で運営する病院は、その必要性を採算性や民間医療機関の有無などから判断し、スリム化することを求められているわけです。

東郷町は、現在、医院が18。歯科が20。
合計、38の民間医療機関があります。

「特に民間医療機関が多く存在する都市部における公立病院については、果たすべき役割に照らして現実に果たしている機能を厳しく精査した上で、必要性が乏しくなっているものについては廃止・統合を検討していくべきである。」
という国のガイドラインに従えば、

東郷診療所は、廃止も視野にいれて、今後のあり方を検討していかなければいけないはず。

今後も継続していくのであれば、公費(税金)を入れて運営する特別な理由が必要となります。

民間病院が18カ所もあるのですから、民間病院で通常行うことができる診療は、東郷診療所で行う必要があるのかどうかは、検討しなければならないでしょう。
また、町長が提案する
「検診・人間ドックをもっと行い、儲けが出る診療所に」
という方向性も、個別検診のうち、1割程度しか東郷診療所では実施していない現状では、民間病院で充分行っていけると判断でき、公費を入れていく理由としては弱いと思わざるを得ません。

ということは、今後、東郷診療所が求められる方向性は、
民間では不採算となるが、町民の医療・福祉のためにぜひ必要なこと
を行うということになると思います。

ここからは、私見となりますが
東郷町に足りないのは、 夜間・休日の緊急医療と往診の体制 だと思います。
町内の民間医療機関と連携をとりながら、夜間や休日も含めた24時間の診療体制をどう組んでいくか。
医師単独ではなく、グループでの24時間往診の実現。
などを、考えていくべきではないでしょうか。

厚生労働省のアンケートでは、
「住み慣れた自宅で人生の最後を迎えたい」と答えた人が、約6割。
しかし、実際は、8割以上の人が、病院で最後を迎えています。

安心して、だれもが在宅医療を受けられる仕組みがあれば、望んだ場所で最後を過ごすことができるはず。

運営委員会では、診療所の移設について、
「1億5千万円もかけて移設し、それでも赤字では困る。
まずは、移設して、採算がとれるのかどうか、数字を出してもらわないと検討できない」
「いこまい館に診療所が移って、どんなメリットがあるのか」
という意見も出ていました。

今後は、「移設ありき」で話し合いを進めていくとのこと。

「移設ありき」より、東郷診療所の今後のあり方について、きちんと検討していくことが求められているのではないか、というのが、傍聴して一番の感想でした。

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保険料の軽減判定は個人単位に

お年寄りからの強い抗議を受けて、与党内で後期高齢者医療の見直しが検討されています。

見直しが具体化しているのは、低所得層の保険料軽減策に関して。
「所得判定方法を見直して「低所得」の範囲を広げ、より多くの人が軽減措置を受けられるようにする方向で検討に入った」とのこと。
6月末までに結論が出る予定だそうです。

後期高齢者医療制度では、保険料は個人単位で負担します。
保険料がいくらになるかは、
均等割(所得の多少に関係なく原則負担)
所得割(所得に応じて負担)
を足して計算します。
所得割は、低所得の場合は0円になりますが、均等割は0にはならないのが、この制度の問題点。
低所得者への軽減策として、
負担額から7割、5割、2割を差し引く3段階の軽減措置があるというものの、
均等割の軽減措置の対象となるかどうかの所得判定は世帯単位
子ども世帯と同居していたり、世帯主である夫の年金が多い妻の場合、本人の年金がどれだけ少なかろうと軽減されず、これが低所得者への負担増として、問題化しているのです。

今、見直し案として浮上しているのが、
所得判定方法を世帯単位から個人単位に変更することで、対象者を拡大する案
個人単位で負担を求めるのですから、当然、軽減措置も、個人の所得に応じて行うべきだと思います。

これに対して、厚生労働省は、
「介護保険や国民健康保険では保険料の軽減判定方法は世帯単位となっていることから、後期高齢者医療制度についてのみ個人単位に見直すことには慎重」なのだとか。

いっそ、この際、介護保険や国民健康保険でも、軽減判定は個人単位に直せば、すっきりすると思うのは私だけでしょうか。

後期高齢者医療制度の見直しについては、以下のサイトの記事を参考にしましたので、興味のある方は、こちらもご覧下さい。
時事ドットコム 
「低所得」の範囲拡大を検討=後期高齢者医療、保険料軽減めぐり

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ボランティア団体の育成法

「行政との協働・住民参加」という観点から、行政がボランティア団体(NPO)の育成に乗り出している。

東郷町では、いこまい館にある「町民活動センター」が、ボランティア団体の活動・交流拠点となっているが、新たなボランティア団体育成にまでは、なかなか繋がっていない状況だ。

そんな中、「豊田市では、面白い取り組みをしている」という話を聞いた。
行政が市内で活動するボランティア団体育成のために行っている事業なのだが、
その名もズバリ

NPOはじめの一歩助成事業
市内で活動するNPO団体に助成金を交付し、NPO活動の活性化と拡充を図るという内容。

助成金額は、2年間で15万円。
1年目に10万円。2年目に5万円を支給する。

ユニークなのは、どの団体に助成金を交付するかという審査に
公開審査会
を導入していることだ。
審査は、書類審査とプレゼンテーション審査が行われるが、公開となるのは、プレゼンテーションの部分。
いかに、市民のために必要で、独自性があるかを審査員の前でプレゼンし、その場で交付されるかどうかが決定されるという。
審査員には、NPO活動に精通した学識経験者やNPO法人関係者等による特別審査員のほかに、市民審査員も参加する。

最初に審査に通って、1年目に10万円を獲得したとしても、2年目に5万円がもらえるかどうかは、1年後の成果報告会で、ちゃんと活動していたと認められるかどうかにかかっている。
支援金をもらうだけで、活動をしていない団体には、2年目の助成金は出ないわけだ。

過去に助成金を獲得した団体も、ホームページで公開されているが、毎年8〜10団体が助成金を受けて、活動を始めている様子。(平成15〜19年が記載されている)
この事業で、確実にボランティア団体が毎年8〜10団体ずつ誕生しているわけで、効果があがっているのではと感じた。

☆具体的な内容は、下記のホームページを参照のこと
とよた市民活動情報サイト

ボランティアは、自発的な無償の行為だが、なんらかの活動団体をたちあげ、仲間を募り、活動していくためには、活動資金は絶対に必要だ。
行政の支援が具体的な形で行われてこそ、NPO活動を活性化させるのだ。

座して待つだけでなく、東郷町もなんらかの働きかけをしていくことが必要ではないかと思う。


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同一住所で世帯分離ができるのか

1年前のブログで、
自分の所得が増え、夫の扶養からはずれて、国民健康保険に加入したのに、
保険料の請求は世帯主である夫宛。
保険証も夫の名前が表面に表記されている。
どうして自分の名前が記載されないの?
という書き込みをしました。

「国民健康保険の保険料の支払い義務は、世帯主にある」
ということから生じたことなのですが、扶養されているわけではなく、自分の収入で支払っているのに、自分の名前が記載されない(請求も夫宛に届く)ことには、釈然としないものがありました。

夫婦別姓で結婚生活をおこなっている友人に話したところ、
「それなら、世帯分離すればいいじゃん」
と一言。
はたして、同じ住所に住んでいながら、世帯分離ができるのか?
その時は半信半疑で、実際の手続きを行うことはしませんでした。

で、今日。
ためしにと思って、役所の住民課の窓口で申請してみたところ、
なんともあっけないほど簡単に、世帯分離できました。

手続きは、書類に氏名と住所を書くだけで、印鑑も必要なし。
理由を聞かれることもありませんでした。
(本人確認のために、免許証の提示はありましたが)

同一住所での世帯分離は、国民健康保険や後期高齢者医療、介護保険がらみで、負担が軽くなるということから、行う人が増加しているようですが、実際に役所の申請窓口でどう対応されるかは、各市町村によって違いがあるようです。

ネット上で質問に答えてくれるサイトで、世帯分離のことがのっていました。

同一住所での世帯分離については、
回答者によって(回答者が役場の住民課職員からのものに限ると)

○生計が同じかどうかは、住民票の世帯とはまったく関係ないです。世帯分離の届けによって、任意に世帯分離ができます。
○建物の形状も一切関係がありません。まったくの同居でも、二組の夫婦が同居で、住民票の世帯を分けておられるのは良くあることです。
○法律的なデメリットも、実生活でのデメリットも特にありません。

というものがある一方で、

○確かに、世帯分離の届け出を行えばそのまま受理される可能性は大きいと思います。しかし、法律問題としてみれば、住民基本台帳法は居住関係の公証を第一の目的としており、住民基本台帳は居住実態を正しく反映すべきものですから、生活の実態として世帯が分離していないのに世帯分離の届け出を行えば、虚偽の届け出ということになり、理論上は公正証書等原本不実記載罪という刑法犯罪を構成することになります。

○同じ住所で世帯を分離することはできます。単に「世帯分離届」を出せばよいだけです。
ちなみに役所によっては親族で同一住所で別世帯というのを嫌がるところがあります。ただ法律上はこの世帯分離届は許可が必要なものではなく、申請を受けると受理しなければならないものです。

という回答も載っており、市町村による姿勢の違いの現れなのでしょうか。

くわしくは、以下のサイトをご覧下さい。
教えて!goo 世帯分離の住所

世帯分離については、「同じ住所(同じ家)だとできない」とか、「同じ敷地内だとできない」などと、思いこんでいる人は多いと思います。(私もそうでした)
でも、実態はそうではありません。

そもそも、世帯ごとに保険料を決めたり、料金の軽減を決めるというのが、実態に即さないのではないかと思います。
夫婦で夫の厚生年金を分割できるようになったり、後期高齢者医療制度の実施で、息子世帯などの扶養者になっていて保険料を免除されていた人にも、保険料の支払いを求めるようになったように、社会の流れは、個人単位として制度設計を組み直す方向にあるように思います。

世帯でなく、個人を単位とした制度を考える時期にきていると感じています。

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特別養護老人ホームの現状は?

昨年の夏から、愛知県内の特養ホームを対象に行ってきた、アンケート&訪問調査が一段落。
やっと、まとめの段階までこぎつけました。

調査を開始した昨年夏の時点で、県内の特別養護老人ホームは180カ所。
アンケート調査には、88施設が回答を寄せてくれました。

特別養護老人ホームの情報は、「介護サービス情報の公表制度」で、基本情報と調査情報が公表されていますが、アンケートの集計には、こちらで公表されている情報も利用しています。

愛知県介護サービス情報公表システム

さて、アンケート集計した結果ですが、
調査まとめ冊子を作り、来月行う公開報告会で、結果の報告をする予定です。
また、県内にある個別の特養ホーム情報は、調査を実施した「介護施設と地域を結ぶ市民の会」のホームページで掲載するとともに、HPを見ることができない人のために、冊子も作成します。
現在、手分けして、校正作業中。
6月半ばにはできあがる予定ですので、もうしばらくお待ち下さい。

介護施設と地域を結ぶ市民の会
愛知県内特養ホーム調査情報

公開報告会については、以下のとおり。
介護施設に関心のある方は、ぜひご参加ください。

【公開報告会】
特別養護老人ホームの現状は
2007年度 愛知県内特養ホーム調査結果から

介護の必要な人が、24時間スタッフのケアを受けながら暮らす特別養護老人ホーム。
介護保険から低所得者への補助があり、国民年金だけでも入れる「終のすみか」として、根強い人気のある介護施設です。
「介護施設と地域を結ぶ市民の会」では、過去、2001、2002年に特養ホームの調査を行いました。
それから5年がたって、今、特養ホームはどのように変わってきているのでしょうか。
「介護サービス情報の公表制度」から全施設の情報を読み込み、アンケートと施設訪問で見えてきた、特養ホームの現状について報告します。
自分の老後や介護について考えてみたいという方、ぜひお気軽にご参加ください。

  内容:2007年度 特養ホームアンケート調査のまとめから
         今の特養ホームの現実と課題を考える
      報告者 山下 律子(介護施設と地域を結ぶ市民の会代表)
  日時: 6月21日(土) 午後1時30分〜4時00分
  場所: 名古屋市女性会館・大研修室
       (地下鉄名城線「東別院」1番出口から徒歩3分)
  主催: 介護施設と地域を結ぶ市民の会
  資料代:500円(当日会場受付でお支払いください)
  定員: 先着100人

  ※参加ご希望の方は、氏名・住所・電話番号を明記の上、
  E-mailで下記までお申し込みください。
   
 連絡先: 「介護施設と地域を結ぶ市民の会」(代表/山下律子)
      E-mail/akane24@gmail.com

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合唱団との初めての練習がありました

今月の25日にせまった、第九「歓喜の歌」のコンサートにむけて
今日はじめての、合唱団との合わせ練習が、三好サンアートでありました。

第九を歌う合唱団が、「第九を歌いませんか」という案内で集まった歌好きの集まりであることは、珍しくありませんが、伴奏(?)をするオーケストラまでアマチュアであることは、かなり珍しいはず。

実際、バイオリンで参加してみて実感したのですが、
とにかく第九は難しい!
アマチュア音楽家では、とても歯が立たない部分があちこちにあるのです。
自分で練習してみて、CDを聴くと、「プロはすごい!」と実感できます。

合唱の方も、ふだんから地元のコーラスグループで美声を響かせている方々の集まりなのですが、第九を歌うというのは、なかなかに骨が折れる様子。
奮闘していらっしゃる様子がうかがえて、コーラスも大変なんだなと親近感が涌いてしまいました。

合唱やソリストが入っての第九演奏は、予想以上に楽しくて、1時間強の練習があっという間でした。

ベートーベンの交響曲第九番について、ご存じない方のために、
参考になりそうなホームページを下に紹介しておきますね。

完全攻略ベートーベン

「第九」第四楽章の解剖

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ソフト食体験記

ソフト食体験記
ソフト食体験記
西尾市にある特養ホーム「せんねん村」で、ソフト食(温柔食)の試食をしてきました。

試食したのは、
○エビフライ(写真上・下)
 つけあわせにのっているのは、キャベツとトマト
○厚揚げのみぞれ煮(写真 左下) きぬさや添え
○ひじきとにんじんの芥子マヨネーズあえ(写真 右下)
 添えてある白いものは、えのきだけ
○味噌汁
 とろみをつけた味噌汁に、さといもともやしとねぎの具が入ったもの

以上、4点でした。(写真は3点のみです)

写真を見てもわかるように、エビフライはペースト状にしたエビに、細かく砕いたパン粉をまぶし、軽く油で揚げてあります。(尻尾は飾り)
「油で揚げることで、フライのおいしさを再現したい」
という調理スタッフのこだわりどおり、食べると香ばしい味わいとエビの味が口の中に拡がります。

添えてある野菜は、すべてペースト状にしたものを形成してあり、口に入れると舌でつぶせる堅さ。
噛まなくても、口の中ですっと溶けて、のどにスルリと入っていきます。
キャベツ、トマト、きぬさや、えのきのうち、一番素材の味がよくわかったのは、きぬさや。
トマトはトマトゼリーを思わせる味で、さわやかな風味が感じられました。

個人的な印象として、一番おいしかったのは、厚揚げのみぞれ煮。
せんねん村で出しているソフト食は、きざみ食に代わる「温柔食」ですが、
(詳しくは、以前に報告した「きざみ食からソフト食へ」という記事を参照)
基本的に、メニューは普通食と同じ。

ソフト食の試食の後で、普通食も食べたのですが、温柔食の「厚揚げのみぞれ煮」の方が、飛竜頭のようで普通食のものよりおいしいと思いました。

試食は、18人で体験したのですが、同じテーブルにいた人からは、
「きれいで、食べてみたいという気持ちになる」
「ソフト食の方が、普通のエビフライよりおいしい!」
との声も。
素材ごとにペースト状にして、それぞれの味がわかるように調理してあり、その手間と完成度の高さに驚いたというのが、率直な感想です。

なによりすごいと感じたのが、温柔食として特別のメニューを作っているのではなく、普通食と同じメニューを毎食用意していることです。
「食事形態の違いがあるだけ」
という方針から、どうしたら普通食と同じメニュー・同じ味を、ソフト食で再現できるかという視点で取り組んできた結果だそうですが、見るからにかかる手間が半端じゃない!

それでも、
「最後まで口からおいしく、安心して食べてもらいたい」
という厨房スタッフの熱意とこだわりで、ここまで完成度の高いもの(おせじでなく、普通に食べておいしく、見た目も美しいもの)を作って、毎日提供しているのかと思うと、努力に頭が下がる思いでした。
(しかも、割増料金をとらず、普通食と同じ料金で提供していますから、そのぶれない姿勢にも脱帽です)

それまで38%の入居者が食べていた、きざみ食を「温柔食」へと変更することで、食欲が回復し、褥瘡が直った人もいるとのこと。
また誤嚥や、口の中に食べ物の残渣が残ることが減ったことで、介護スタッフも安心して食事介助ができるようになったと聞きました。

せんねん村のソフト食(咀嚼や飲み込みができない方の食事)への取り組みは、
「死ぬまで口からおいしく食べる」支援の一環です。
フードスタッフがソフト食を開発するだけでなく、看護師や歯科衛生士、言語聴覚士による「口腔ケア」や「嚥下訓練」を行うことで、口から食べられる支援につなげているのだとか。

口から食べることをあきらめて、経管栄養で胃に直接、栄養剤を流し込むという傾向が強まる中、口から食べることを支援する試みは、生活の質を上げる意味でも、大変重要なものだと思います。

食べることは、生きること。

食事が生活の質を左右することをもっと真剣に評価し、ソフト食を必要とする人がだれでも利用できるように、介護保険の中でも何らかの対価を考える必要があると感じました。

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回想法に取り組む「高浜安立荘」

回想法に取り組む「高浜安立荘」
回想法に取り組む「高浜安立荘」
『日本一 認知症の方に優しい施設になろう』を合い言葉に、回想法に取り組んでいるのが、愛知県高浜市にある特別養護老人ホーム「高浜安立荘」だ。

高浜安立荘は入居者100人、ショートステイ20人、デイサービス35人のサービスを行う介護施設だが、地域のお年寄りが通ってくるデイサービスも含め、利用者の大半が認知症を患っている。
そのため、施設としてのケアの目標を見直すにあたって、「認知症の方に優しい施設」をめざすことになったという。

認知症は症状がすすむと、自分の思いを言葉に出して表現することが苦手になり、他人とコミュニケーションをとることが難しくなってくる。
そのために以前は「何もわからない人」と誤解されてきたが、口に出せないだけで、感情は豊かに息づいている。
また近い記憶から失われていく反面、子どもの頃などの昔の記憶は、いきいきと残っている。

「回想法」は、昔の思い出をきっかけとして、認知症の方とコミュニケーションをとり、元気になってもらうことをめざした認知症ケアだ。

高浜安立荘では、昔の思い出を語る環境を整えようと、平成19年3月に、昭和の町並みを再現した「昭和横町」(写真)を施設の2階に設置。回想法で使う昔の道具や家具は、地元の老人クラブなどに呼びかけて、家で使われないまま眠っていたものを寄付してもらったそうだ。
「認知症のお年寄りは、昔の話が大好き。だれからも否定されない、一番楽しかった時代を形にしようと、昭和横町を作りました」と、制野司施設長は作った経緯を話してくれた。

昭和横町には、昔のタンスやちゃぶ台、テレビが並ぶ居間や、駄菓子屋が作られている。壁一面の風景は、昔の高浜市の白黒写真を引き延ばしたもの。銭湯を再現した風呂の壁には富士山の絵が描かれ、尋常小学校の廊下を模したデイサービスの共用部分など、利用者の生活空間そのものが、懐かしい昭和の風景の中に作られている。

回想法は研修を受けたスタッフが担当。お年寄りが若い頃使っていた昔の道具などを話のきっかけに、昔の思い出話を引き出していく。若いスタッフには、見たことも使い方もわからない道具もあり、「これはこうして使うんだよ」と、認知症のお年寄りから教えてもらう場面もしばしば。
ふだんは話をしようとせず、コミュニケーションをとることが難しかった方が、いきいきと話し始めたり、「この人、こんなによくしゃべれるんだ」と、スタッフが驚くことも多いという。

「昔の思い出を語る時は、その方が主人公なんです。ふだんは注目されることがない方も、自分が一番輝いていた素晴らしい時代に戻って、語り始めます。回想法を始めてから、利用者の表情がずいぶん変わってきました。認知症の進行を抑える効果も出てきているようです」と、施設長は、回想法を始めてからの変化を話してくれた。

回想法に取り組むことで、少しずつスタッフもお年寄りのことを理解し、心がつながる喜びを感じている。


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あにゃ♪

あにゃ♪
こんにちは  へしにゃんです!

「なにしてるの?」って。
このごろ、暖かくなって。毛皮のへしにゃんには、ちょっと暑いぐらい。
だから、ってわけでもないけど
お腹を上に向けて、ゴロンしてただけなの。

それを、ままが面白がって、写真に撮ったのが、上の写真ね。
(うまく撮れるようにって、ままがへしにゃんの顔の上にひもを垂らして
遊ぶもんだから。ひもを捕まえようと、目が真剣でしょ。)

ごーるでんうぃーく だけど
ままはお仕事でパソコンにむかってばかり。
可愛いポーズで、邪魔しちゃうゾsmile

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4連休だというのに・・・

ゴールデンウィーク中。
しかも、カレンダー4連休の初日に、議会報告会をしたにもかかわらず、
多くの方が足を運んでくださいました。
本当にありがとうございます!

それにしても、暑い1日でしたね。

気温も30度と夏の陽気でしたが、いこまい館の見直し方針が決定されたという報告をした後の、参加者の反応もヒートアップ。
「民意」にしたがい、診療所の移設を決定した
という町の姿勢に、疑問の声が集中しました。

アンケートの3案の中では、1案が一番多かったといっても、
東郷町の全世帯のうち、回収率は30.2%。
その30.2%のうち、1案に賛成した人が25.5%(1164通)です。
発送総数は15119ですから、1案の賛成者はそのうち7%ほどにすぎません。

7%の意見を、全町民の民意とし、 
移設後の診療所のあり方や役割も、移設に正確にはいくら費用がかかるかもわからないままで、
とにかく「診療所の移設ありき」という方針を決定するのは、あまりにも早急すぎるのではないでしょうか。

住民も黙っていないで、声を出していこう。
「民意を大切にする」町長さんに、「移設決定前に、診療所をどうすべきかを検討してもらいたい」という住民の意思を伝えていこうという結論で、暑い1日が終わりました。

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議会の新体制が決まりました

今日、別名「人事議会」ともいわれる臨時議会が開催され、議会の新人事が決まりました。

議長は、石川昌弘議員。
副議長は、石川道広議員。

おふたりとも、2日前に行われた全員協議会の後、それぞれ議長と副議長に立候補を表明。
今日の議会での選挙で、それぞれ当選しました。

常任委員会は、
○総務委員会
 委員長/菱川和英議員  副委員長/近藤鑛治議員

○経済建設委員会
 委員長/橋本洵子議員  副委員長/柘植三良議員

○民生員会
 委員長/中川雅夫議員  副委員長/石川正議員

委員長は当選回数多数のベテラン議員に、副委員長は全員、1期目の議員となりました。
(副委員長は1期目の議員から、年齢の多い順に選ばれたとの説明を聞きました)

私、山下りつこは、今年も民生委員会に所属。
また、議会だより編集特別委員会の副委員長も、引き続き務めることとなりました。

常任委員会のメンバー一覧は、今月末にお手元に届く予定の「議会だより」に、写真入りで掲載されますので、しばらくお待ち下さい。

さて、議員になって2年目が始まりました。
議会の流れがわかってきた分、もっと意欲的にさまざまな事に取り組んでいきたいと思っています。
今年は、「いこまい館への診療所の移設」や「町立診療所のあり方」が、大きな争点になってくると思います。
東郷町の医療や福祉について、一緒に考えていきましょう!

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