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東郷町の虐待防止は機能するか?

明日、民生委員会で付託された議案の質疑があるため、事前準備で役場に聞き取りに行ってきました。

予算書には、新年度の事業が予算として数字で載っているのですが、詳しい内容は担当課に行って、話を聞いてこないと、なかなか見えてこないことも。
(これは、私の経験不足も多分に影響しているとは思うのですが)
というわけで、中身がよくわからない項目の説明を聴きに行ってきたのですが、ひとつ引っかかったのが、「権利擁護事業」について。

高齢者への虐待が社会問題となり、平成15年から厚生労働省のモデル事業で、先進地で高齢者虐待防止の活動が行われてきた過程を経て、
平成17年度から、介護保険法が改正され、
各自治体にある地域包括支援センターで、権利擁護事業が必須事業となりました。
市町村の責任で、高齢者の虐待防止のための相談や、成年後見制度の利用支援を行わなければならなくなったわけです。

東郷町でも、来年度予算で、権利擁護事業費を計上しています。
わずか約9万円ですが・・・。

で、いったい9万円で何をする予定か聞いたところ、
「高齢者虐待防止ネットワーク会議」の委員への報酬 とのこと。
委員は7人。会議の開催数は2回の予定。

高齢者虐待防止に熱心に取り組んでいる市町村では、まず、「高齢者虐待防止ネットワーク運営委員会」を作り、具体的な虐待事例の報告があるなど、必要に応じて「ネットワーク会議」を開くという体制を組んでいます。

東郷町では、どうやら「運営委員会」は設置せず、虐待事例の報告があった時に、「ネットワーク会議」のみ開催するという計画のよう。
これで、本当に高齢者虐待を防止できるのか、心許ない印象を受けたというのが、正直な感想です。

先進地の取り組みと同じレベルをいきなり期待するのは無理だということは、重々承知していますが、やっと生まれた虐待防止ネットワークの芽を、大きく育てていけるように、これからの課題として取り組みたいと思っています。

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