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人間ドック&健診の最前線は

人間ドック&健診の最前線は
人間ドック&健診の最前線は
いこまい館に町診療所を移転させて、人間ドッグや特定健診をやろうという案が出ています。
その是非について考えるために、日進市に昨年オープンした「予防医学推進・研究センター」に、見学に行ってきました。

場所は、日進市のおりど病院敷地内。
完全予約制により、人間ドックや健康診断、企業健診などを行っています。
基本的な健康診断のほかに、脳ドックや癌ドック、内臓脂肪ドックなど、特定の目的にあわせた専門ドックも実施。
1階には、ゆったりした広いロビーや、健診のあいまに食事をとれる食堂もあり、設備は最新式。
おりど病院が併設しているため、血液検査などの結果がすぐにわかり、万が一、異常が見つかった時には、その場で病院での精密検査の予約もすることができます。

2階には小部屋に分かれて、内視鏡や胃部X線撮影室、骨密度測定装置、マンモグラフィ装置、エコー室などの検査室があります。(写真参考)
最新式の検査機をそろえた充実ぶりは、すごいの一言。
MRIやCTといった高額医療機器は、併設のおりど病院にあるものを利用しているそうです。

これだけの設備をそろえ、検査技師や管理栄養士、看護師、医師などのスタッフは、全部で17人。
投資金額はかなりのもののはず。
それでも、1日にくる人間ドックの数は、10人程度とのこと。
日進市民だけでなく、東郷、三好、長久手、名古屋市などの近隣からの利用が多いという話でした。

先日の見直し委員会で、行政は試算として、
いこまい館に診療所をもってこれば、1日20人の人間ドック利用が見込まれるため、儲けが出る」
と発言していましたが、やはり夢物語にすぎないよう。
初めからそのために設備を整え、大きな病院が併設していても、1日10人なのに、いこまい館を少し改修したからといって、倍の数がくるとはとても思えません。

4月から保険者に義務化される「特定健診・特定保健指導」についても話を聞きましたが、今行っている基本健診とほぼ内容は重なっているため、そんなにあせって準備したり、設備を増やしたりする予定はないとのことでした。

そもそも、特定健診は今、基本健診を医療機関に委託しているように、町が委託すれば問題ないはず。
そのために診療所をいこまい館に移動させたり、診療所横に新しい建物を建てる必要はありません。
問題となっている特定保健指導は、内容的にまだはっきりしていませんが、特定健診で見つかったメタボリックシンドロームの人が対象。何ヶ月かにわたって、運動や食事の指導を行う内容ですので、ハード面より、その指導ができる人材の方が問題になるのでは・・・。

日進の予防医学推進・研究センターでは、特定保健健診にも対応できるそうですが、いったいどんなものを求められるのかがはっきり確定しないうちに、特定保健健診の義務化を理由に、さらなる設備投資をするのは、危険な事のように思います。。

まして、どうしてもいこまい館に診療所をもってこなければ対応できないなんて、そんなことはないと思います。

予防医療に力を入れるのはいいことですが、どれだけの設備やスタッフが必要かを、きちんと検討しないままでは、赤字が拡大するだけ。
実際に行っているほかの事例も勉強しながら、東郷ではどんな形が望ましいのかを考えていきたいと思います。

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