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暴力で支配したいという願望?

配偶者を力で支配しようとする「DV(家庭内暴力)」。
DV防止法という法律で禁止され、1/11に施行された改正で、被害者の保護がいっそう進んだはずなのだが、一般的な理解はまだ進んでいない。

その実例というか、揺り返し(?)現象なのか、
茨城県つくばみらい市で、予定されていた「DV講演会」が中止になるという事態が起きた。
中止の原因は、
「DV防止法は家族を破壊させるための欠陥法だ」などと主張するグループなどから、講演を主催する市に対して抗議が行われたため。
講演会は、内閣府の専門調査会委員で、DV被害者支援に取り組む平川和子さんを講師に招き、DVの現状などを話してもらう予定だったという。

詳しい経緯と内容は、
Against GFB のホームページを参照

また、つくばみらい市に抗議して講演会を中止においこみ、その件を報道した新聞社に対しても抗議している団体側の主張については、以下を参照。
http://homepage2.nifty.com/shukenkaifuku/KoudouKatudou/2008/080122.html

DV(家庭内暴力)の本質は、
力が強い者が、その力(身体的暴力、侮蔑したり支配する言葉など)で家族を支配しようとすることだ。
肉体的に力が強い男性が加害者となりやすいのは、女性より力を持っているケースが多いからだろう。

では、暴力で家族の愛が得られるのか?
よく考えてみて欲しい。

DVは暴力が悪いからいけないというのが本質ではない。
力で他者を支配したい、支配できると考える思考そのものが問題なのだと思う。

他者と本当につながりたい、関係を結びたいと願うのならば、暴力でなく愛情を、支配でなく尊敬を、注ぐべきなのだと思う。

家庭破壊を導くのは、DV防止法でも、被害者を保護するシェルターやその関係者でもない。
暴力で支配したいという誤った願望が、愛すべき家族を遠ざけていることを知るべきだと思う。

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つくばみらい市講演中止事件の速報です。 今日の午前、呼びかけ人の上野千鶴子さんらが 2600人分の【抗議署名】をつくばみらい市に提出しました。 この署名はわたしも呼びかけ人に名を連ねて、 つくばみらい市における平川和子さんの講演会直前中止に抗議し、改めて実施を求めます(1/22) と抗議署名を呼びかけていたものです。 わたしは昨日、福井から帰ったばかりで駆けつけることはできなかったのですが、 無事につくばみらい市に提出することができたみたいです。 抗議署名に協力してくださった全国の心あるみな... [続きを読む]

受信: 2008年2月 1日 (金) 16時03分

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