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2008年1月

事務事業見直しその後

今日、全員協議会が行われ、その冒頭で町長から、事務事業見直しについて、3点の変更が伝えられました。

①体育大会について
有識者会議の答申「今年度から廃止」を受け、予算から削られる方向でした。
しかし、
全町民が一堂に集う貴重な機会を、代替案もなく、急に廃止するのはいかがなものか?
というような反対意見が多く寄せられたためか、
「きりがいいところで、平成20年までは実施。21年から廃止の方向で」
と、今年は実施されることになりました。

②高齢者社会見学事業
老人クラブに加入している高齢者、および一般65歳以上の高齢者を対象に、年に1度実施していた高齢者社会見学。
今年の「ふれあい年始会」では、
「経費削減の意味からも、今年度から高齢者社会見学は行いません」
と言及していた町長でしたが、
今日になって、
今年は高齢者社会見学を実施します。経費がかからないような実施方法は研究していきます」 
という発言に変わりました。

③広報の配布委託
民間並みの経費に並ぶ形で、自治体への配布委託を「2件目から5円に値下げします」
という方針が示されていましたが、
自治体予算の急激な低下を軽減するために、という理由から、
「2件目から10円で実施」
と変わりました。

来月の半ば頃には、議員に予算書が配布され、検討されることが予定されていますが、
問題となりそうな、3つの事務事業見直しについて、早々に方針変更をしてきたのだな、という印象です。
(うわさでは、保守系議員の勉強会で見直しを求められたとも聞きましたが)

さて、本日の全員協議会の議題は、

1. 学校給食共同調理場の増設について
2. いこまい館見直しのアンケートについて
3. 東郷涼松土地区画整理事業「調整池」産業廃棄物処理について

の3つでした。

給食センターについては、話すと長くなるので、別の機会にまた。

いこまい館見直しのアンケートは、
2月7日に全世帯に発送 → 2月29日までに回答を郵送で送ってもらう → アンケート集計 → 見直し検討委員会で意見のとりまとめ → 町長への答申
という経過で、今後進めていくとのことでした。

涼松の産業廃棄物処理についてですが、
場所は、白土コミュニティセンターの隣地。
調整池をつくる工事をするために、土地を掘り返していたところ、大量に産業廃棄物が出てきたのだそうです。
で、この産廃物の処理は、土地所有者である東郷町に責任があるとのこと。
約2000トンを処理するために、1億円近い費用がかかるという説明でした。

町の公有地に、大量の産廃物を廃棄した業者は確実にいるはずなのですが、どの業者か特定できないために、町が1億もの費用負担をしなければならないとは!
産業廃棄物の処理には、どの自治体も頭が痛いということが、よくわかりました。

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災害に備えて

災害に備えて
写真は、白土コミュニティセンター前に設置された、災害時対応の自動販売機。
電光掲示板で情報が流れ、いざ災害時には、中の飲み物が無料で配給されます。
(このタイプの自販機は、役場前にも設置されています)

さて、白土コミセン前の町の公有地について。
売却されるかどうか、議会の一般質疑でも質問されていましたが、白土コミセン前の土地は、一部が公園となりますが、残りは売却ということに決定されたようです。

ですが、防災のこともあり、地元議員4名と区長、副区長で、役場と話し合いをすすめた結果、コミセン斜め前の土地は、広場として残る予定。
食料や毛布などの備蓄品を収容しておく防災倉庫を置くなど、これから災害時に備えてどう利用するかを検討していくことになりそうです。

いつおこるかもしれない災害時に、議員がすぐにかけつけて働くことができるよう、先日、防災服の寸法合わせもあり、身の引き締まる思い。
備えあれば憂いなし。
いざという時の被害を少しでも軽くすることができるよう、防災にも力を入れていきたいと思っています。


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食べちゃダメ?

食べちゃダメ?
こんにちは、へしにゃんです。

グルメのへしにゃんは、お花もだいすき!
ぱぱの誕生日だからって、食卓テーブルの上に飾ってあったお花だけど、
とってもおいしそうでしょ。

へしにゃん、よろこんでパクついてたら、
ままが「食べちゃダメ!」って・・・。
というわけで、ちょっと不満そうな顔で写真に写ってます。

勉強会だ、オーケストラの練習だ、役場の職員にヒアリングだって、
なんだか忙しそうなままだけど、
いいもん。
留守の間に、お花食べちゃうから!?

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「議員と市民の勉強会」に参加しました

予算審議が行われる重要な3月議会にむけて、「議員と市民の勉強会」に参加しました。

「議員と市民の勉強会」は、「む・しネット(〜女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク)」が主催する勉強会。
私のように、どこの政党にも、党派にも、所属していないと、なかなか議員としての勉強をする機会がないため、自ら積極的に勉強の場を求めていかないといけないと思っています。

今回の勉強会では、大きく分けて
①予算書の見方や、自治体の借金である起債・債務負担行為・債務負担行為に計上していない長期継続契約などについて
②これまで3回あった議会の一般質問を振り返り、自己評価と今後の課題を考える
のふたつについて学びました。

詳しい講座内容は、講師である寺町みどりさんのブログを、ぜひご覧ください。

参加している議員は、全国から来ている(遠方の人は宿泊します)ため、他自治体の実情や問題点などもわかり、本当に勉強になります。

1年生議員として、議会で活動するための力をつけるために、こうした勉強会へはこれからも積極的に参加していきたいと思っています。


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暴力で支配したいという願望?

配偶者を力で支配しようとする「DV(家庭内暴力)」。
DV防止法という法律で禁止され、1/11に施行された改正で、被害者の保護がいっそう進んだはずなのだが、一般的な理解はまだ進んでいない。

その実例というか、揺り返し(?)現象なのか、
茨城県つくばみらい市で、予定されていた「DV講演会」が中止になるという事態が起きた。
中止の原因は、
「DV防止法は家族を破壊させるための欠陥法だ」などと主張するグループなどから、講演を主催する市に対して抗議が行われたため。
講演会は、内閣府の専門調査会委員で、DV被害者支援に取り組む平川和子さんを講師に招き、DVの現状などを話してもらう予定だったという。

詳しい経緯と内容は、
Against GFB のホームページを参照

また、つくばみらい市に抗議して講演会を中止においこみ、その件を報道した新聞社に対しても抗議している団体側の主張については、以下を参照。
http://homepage2.nifty.com/shukenkaifuku/KoudouKatudou/2008/080122.html

DV(家庭内暴力)の本質は、
力が強い者が、その力(身体的暴力、侮蔑したり支配する言葉など)で家族を支配しようとすることだ。
肉体的に力が強い男性が加害者となりやすいのは、女性より力を持っているケースが多いからだろう。

では、暴力で家族の愛が得られるのか?
よく考えてみて欲しい。

DVは暴力が悪いからいけないというのが本質ではない。
力で他者を支配したい、支配できると考える思考そのものが問題なのだと思う。

他者と本当につながりたい、関係を結びたいと願うのならば、暴力でなく愛情を、支配でなく尊敬を、注ぐべきなのだと思う。

家庭破壊を導くのは、DV防止法でも、被害者を保護するシェルターやその関係者でもない。
暴力で支配したいという誤った願望が、愛すべき家族を遠ざけていることを知るべきだと思う。

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青いリボン

青いリボン
は〜い、へしにゃんです。

もう! やんなっちゃう。
首についてる、青いリボン。ままが、へしにゃんの首に結んだの。

たしかに、へしにゃん、リボンで遊ぶのは大好きだけど、
首になんかつけられるのは、いやなんだからね!
(首輪だって、がじがじして、とっちゃうんだから)

「かわいい。よく似合うよ〜」とか言って、ままが写真とった後で、
速攻、リボンなんかとっちゃうから。

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胃ろうを巡る考察

病気などで口から食事をとるのが難しくなった時に、おなかから胃に穴を開け、直接、胃に栄養剤を流し込む「胃ろう」

脳梗塞などで、食べ物を飲み込む嚥下の力が低下したり、食欲がなく食事を食べようとしない高齢者に、よく行われる医療処置なのだが、さまざまな問題をはらんでいる。

胃ろうは、胃と腹壁に穴を開け(簡単な外科手術らしいが)、体外から胃に栄養剤を流し込む栄養補給法。
この胃ろうの処置や管理は医療行為なので、医師や看護師が行うのが原則だが、患者本人や家族が行うことは認められている。

問題となるのは、病院に入院して胃ろうをつけられると、入れる介護施設がほとんどなくなってしまうことだ。

常時、介護が必要な人が暮らす「特別養護老人ホーム」は、医師が常駐せず、看護師も24時間常にいるわけではないので、医療行為が必要な胃ろうのある人が入るのは難しい。
受け入れている特養もないわけではないが、定員の1割(100人定員なら10人)までの受け入れが限界というのが、おおかたの施設の答えだ。
有料老人ホームも、医療に特化しているごく一部の施設を除いては、受け入れしていない。
療養型病院も、介護型は廃止の方向だし、老人保健施設もなかなか受れ入れてくれない。

施設に入れなければ、自宅で看るしかないが、在宅での胃ろう管理をしてくれる医師や訪問看護師はまだまだ少なく、まして口から食べられるように口腔ケアや嚥下のリハビリを、自宅で受けられる体制も不十分だ。

胃ろうのある人を受け入れている特養ホームで話を聞くと、
(特にケアをしている看護師に聞くと)、
「胃にチューブで栄養剤を流し込むのは時間がかかり、その間、ずっと動かずに寝た状態でいないといけないので、どうしても寝たきりになりやすい。胃ろうをつけた皮膚の周辺がただれたり、胃の内容物が逆流したりトラブルもあり、自分だったら、胃ろうにはしてほしくない」
と、胃ろうに否定的な意見を聞くことが多い。

認知症の方が胃ろうになると、腹にチューブが入っているのをいやがり、引き抜いてしまうというトラブルも聞く。
胃ろうチューブを抜いてしまうと、数時間で穴がふさがってしまうので、すぐに看護師が処置をしないといけないという話も聞いた。これが看護師がいない夜間だったら、自宅待機している看護師が飛んでいかなければ行けない。
こうしたトラブルを防止するために、指でチューブがつまめないようにミトンをつける身体拘束を行うケースもでてくる。

一方で、口から食べられなくなって、そのままでは数ヶ月の命の人も、胃ろうをつけると1年〜2年、長く生きられるとも聞く。
生活の質を優先するのか、少しでも長く生きることを優先するのか。
自分だったら、家族だったら、どうしたいのかと、考えこんでしまう。

ターミナルケアを介護施設で行うようになり、入居時に、
「口から食べられなくなったら、胃ろうにしますか。胃ろうは拒否しますか」
と、本人や家族が尋ねられることも増えてきたが、本当に悩ましい問題だと思う。

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特定健診で何が変わるの?

今年の4月から始まる「特定健診制度」。
今まで市町村で行われていた「健診」と何が変わるのでしょう?

そんな疑問に答えてくれる、学習会「高齢者医療と健診」に参加してきたので、そこでわかった情報をお知らせします。

今までの健診と、大きく変わる点は、次の3つ。
①健診を実施する責任を持つものが変わる!
今までは、住民の健康を守る意味で、市町村の責任で「基本健康診査」を実施。
「特定健診」では、医療保険者(組合健保、共済組合、国民健康保険など、それぞれで違う)が、実施する責任を負います。
つまり、
行政が責任を負うのは、住民全体の健診ではなく、
国民健康保険に入っている40歳〜74歳までの住民のみとなります。

②健診の質が変わる!
今までは、病気を早期に発見・治療するのが目的でした。
「特定健診」では、メタボリックシンドロームとその予備軍にあたる人を抽出することが目的です。

③健診を受けないと、健診の実施責任者にペナルティがかかる!
問題となるのが、このペナルティです。
対象となっている人(40〜74歳)で、特定健診を受ける人が6割以上(その上、特定健診で指導の対象となった人の2割以上が特定保健指導を受ける)ないと、国からペナルティが科されます。
ペナルティの内容は、
今年の4月から始まる「後期高齢者医療制度」への支援金の加算減算です。

健診を受けなくても、直接本人にはペナルティ(罰則)はありませんが、医療保険者に金額的な負担がかかるわけです。

川瀬町長が、「特定健診・特定保健指導ができるように、いこまい館の改装をすべき」とやっきになっているのも、このためです。

市町村だけでなく、それぞれの医療保険者に特定健診を受けさせる責任とペナルティが課されたわけですから、もしかしたら、メタボ健診(特定健診)にひっかかりそうな太めの人は、企業が採用しない危険性も出てくるかもしれません。

ちなみに、特定健診でひっかかり、特定保健指導の対象となる判定基準ですが、

まず、
腹囲と体重(BMIの数字)が重視されます。
腹囲が、男性85㎝〜、女性90㎝〜は、内臓脂肪型肥満とされて、即、アウト。
それに加えて、
高血糖・脂質異常(中性脂肪とHDLコレステロール)・高血圧・喫煙習慣
がチェックされます。

ですが、この判定基準が、本当に正しい数値なのかは、研究者からも異論がある段階であり、特定健診と特定保健指導が医療費削減に繋がるかは、壮大な実験だという説も・・・。
「ちょっと太めの方が長生き」
という説もあり、本当のところはよくわかりません。

問題なのは、
効果が上がるかどうかが確定的でない「特定健診・特定保健指導」のために、
いこまい館に何億円もかけて診療所を持ってくることが、本当にいいことなのかということです。

それに加えて、
東郷町は特定健診に意識を向けるあまり、
従来の「基本健診」より健診項目を減らす方針だということ。

国からのペナルティを避けたいということばかりに目を向けることより、
住民の健康をどう守るかが大事なのではないでしょうか。
予防も病気の早期発見も、どちらも大切なことで、行政責任が問われると思います。
従来のような病気の早期発見も、町の健康対策としてすべきではないでしょうか。

後期高齢者医療制度の実施ともあわせ、国の医療に対する方針が大きく変わろうとしています。
正しい知識をみんなで共有し、自分たちの問題として考えていきたいと思っています。


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委員会傍聴を許さないおかしな習慣

今日、「いこまい館の見直し」と「給食センター増築」に関する行政からの説明・勉強会を行う、総務委員会の協議会が開催されました。

私は傍聴を希望したのですが、許されませんでした。

町会議員は、3つの常任委員会のうち1つに所属しているのですが、(私は民生委員会)
自分の所属しない委員会の内容も知らなければ、議会で質疑も採決もすることができないので、できる限り他の委員会が開催される時には、傍聴を願い出ています。

しかし、
東郷町議会では通例として、
所属しない委員会への傍聴は、委員長の許可が必要となっているのです。

今回は昨日のうちに、総務委員長に傍聴の許可をとった上で、委員会の開催時間に訪れたのに、
「議会運営委員会の菱川委員長が許可しない」
とのことで、傍聴拒否されました。
総務委員会の若園委員長にも「許可をいただいたはずですが」と抗議しましたが、
「今回は審議を行う委員会ではなく、勉強会として開催する協議会なので許可できない」
と、当日になって拒否。
東郷町議会には他に勉強の場が設けられていないこともあり、「勉強会なら、なおさら参加させてもらいたい」とお願いしたのですが、まったくだめ! でした。

議会改革をいいながらも、議員にさえ傍聴を認めないこの閉鎖性に、憤りを感じています。

いこまい館の見直しについては、全戸配布の町民アンケート実施が予定されていますが、アンケートに示してある「見直し工事にかかる費用」の中身が問題!
特に診療所移転が入った案で一億数千万の概算、というだけでは、あまりにもおおざっぱすぎて、町民への説明責任が果たせません。
そのために、行政の担当者に詳しい中身を質問に行ったのですが、

答えは、
「議員一人に答えることはできない。今日の総務委員会で説明するので、これが済んでからしかお話できない」
との対応。
総務委員会に属しておらず、傍聴も認められない私には、答えを聞くことができません。
(行政側は議員に傍聴が認められていないなどという状態は、想像していなかったようですが・・・)

町の法律である「東郷町例規集」には、
東郷町議会委員会に関する条例、第16条に
委員会は、議員のほか、委員長の許可を得た者に限り傍聴することができる
と明記されています。

つまり
委員会に議員は傍聴できる。そのほかに委員長の許可を得た者が傍聴できる。
とはっきり書いてあるわけです。

それなのに、「慣例だから」という理由で、委員長である議員が条例を無視し、それを正当化している、東郷町議会とは、どんな議会なのでしょうか?

ほかの市町村では、議員は自由にどの委員会でも傍聴できるのがあたりまえ
一般市民も、委員長の許可なく傍聴できるようにしよう、というのが今の流れです。

情報公開を積極的に行う姿勢がなければ、住民の信頼も失っていくのでは。
今の議会の閉鎖性には、そんな危惧さえ抱いています。

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有料老人ホームランキング上位の実力は?

雑誌が特集を組むなど、近頃はやりの有料老人ホームランキング。
ランキング上位の施設はどんなにいい所かと、実際に行ってみた。

出かけたのは、名古屋市北区の「ベティさんの家“楠”」
2冊のランキング本でそれぞれ愛知県1位と2位になっていた施設だ。
事前に見学の予約を入れ、取材とは公言せずに訪れた。

応対してくれたのは、介護福祉士の資格を持つ生活相談員。
まず料金表を提示され、説明してくれるが、入居金や月々の支払いのことばかり。
具体的な施設の内容がわかる客観的な資料を求めて、
「重要事項説明書をもらえますか」
と言うと、
「契約時にしか渡しません」との答え。
何度も抗議してやっと手に入れることはできたが、そもそも重要事項説明書は事前に渡す義務があり、渡したがらない施設は問題がある。

気になる金額だが、
入居一時金は90万円で2年償却。
契約から90日以内は全額戻る(これはこの施設だけが特に良心的というわけでなく、法律で決められたので新しい施設はみんなそう)が、
91日過ぎると62万しか戻らず、2年で返金0円に。
金額が少なめとはいえ、2年償却とはあまりにも短すぎる。

月々の費用は、
管理費 52000円
食費  53550円(朝食420円、昼食525円、おやつ105円、夕食735円)
家賃  70000〜78000円
以上、計175,550円〜にプラスして、
介護保険料の自己負担分が、7187円〜26712円
おむつ代や医療費は別途だ。

ケアは利用者2人に対し介護スタッフ1人と称しているが、重要事項説明書では「3対1以上」と記載している。
「入浴は最低限度である週2回」との説明に、
「2対1と通常より手厚い職員体制なのに、希望があっても対応できませんか」と聞くと、
「週2回以上は無理」とのこと。

食事は時間も場所もメニューも選べず、きざみ食を出している。
(きざみ食は誤嚥性肺炎をまねき、危険な上に、味も見た目も悪くて食がすすまないので、介護に熱心な施設は「脱きざみ」→ソフト食の導入へ という流れだ)
「ソフト食の対応」を尋ねても、質問の意味さえわからない様子だった。
(明らかに勉強不足。質も高くないと判断せざるを得ない)

なにより、禁じられた身体拘束をしているのは、一番の問題!
「手で体を痒くから」と手にミトンをはめ、
ベッド柵の4点拘束も行っており、
認知症のある入居者は2、3階に閉じこめ外に出られないように管理している。

痒くて体をかくなら、ミトンで身体拘束をするのではなく、痒くないよう入浴回数を増やし、保湿クリームをぬって皮膚の状態を良くするのが、介護力がある施設。
原因を取り除かず、安易に身体拘束をするのは、質の低い施設の証拠だ
ベッド柵も、転倒防止が目的なら、ベッドでなく布団にするとか、落ちてもあぶなくない低床ベッドを入れるとか、方法はあるはず。
「それ以外に代替策がない場合」で「緊急・一時的」でない身体拘束は、たんなる老人虐待だ。

また自室に電話は引けず、携帯も禁止。
理由を聞くと「認知症の方が家族に電話すると困るから」とのこと。
この施設にお年寄りの人権はないのかと悲しくなった。

ランキングは公表された職員数や入居率などの数字、口コミをもとに作られている。
でも介護の中身は実際に見てみないとわからない。

「ベティさんの家“楠”」には、玄関入ってすぐの目立つところに、
「ランキングで高く評価されました!」
と、記事のコピーと一緒に大きく掲示がしてあったが、
このランキング記事を信じて、「県でも有数の良い施設に違いない」と思って、この施設に入る人はいるのだろうか?
もしそうなら、本当に罪作りなことだ。

老人ホームの口コミ評価が難しいのは、他のたくさんの施設をみて評価しているわけではないということだ。
老人ホームを何カ所も渡り歩いている場合は別だが、
他と比較していないのに、いいとか悪いとか、言えるのだろうか?
自分にとって快適かどうかは、もちろん貴重な口コミ情報だが、
通常の口コミ評価は、家族によるもので、本人によるものではない。
介護に疲れ果てた家族が、やっと入れた施設を悪く言うことは少ないのが実情だ。

平均的な介護の質がわからなければ、
不満があっても、「自分たちのわがままではないのか」
「家族ができなかったのに、他人の職員さんがよくやってくださっている」
と、悪い評価は飲み込んでしまう。

数値だけで施設の介護力をはかるのは難しい。
口コミも、鵜呑みにするのは危険だ。
介護施設を選ぶなら、必ず自分の目で見て、施設長と気の済むまで話をして、
その上で決めて欲しいと思う。


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人間ドック&健診の最前線は

人間ドック&健診の最前線は
人間ドック&健診の最前線は
いこまい館に町診療所を移転させて、人間ドッグや特定健診をやろうという案が出ています。
その是非について考えるために、日進市に昨年オープンした「予防医学推進・研究センター」に、見学に行ってきました。

場所は、日進市のおりど病院敷地内。
完全予約制により、人間ドックや健康診断、企業健診などを行っています。
基本的な健康診断のほかに、脳ドックや癌ドック、内臓脂肪ドックなど、特定の目的にあわせた専門ドックも実施。
1階には、ゆったりした広いロビーや、健診のあいまに食事をとれる食堂もあり、設備は最新式。
おりど病院が併設しているため、血液検査などの結果がすぐにわかり、万が一、異常が見つかった時には、その場で病院での精密検査の予約もすることができます。

2階には小部屋に分かれて、内視鏡や胃部X線撮影室、骨密度測定装置、マンモグラフィ装置、エコー室などの検査室があります。(写真参考)
最新式の検査機をそろえた充実ぶりは、すごいの一言。
MRIやCTといった高額医療機器は、併設のおりど病院にあるものを利用しているそうです。

これだけの設備をそろえ、検査技師や管理栄養士、看護師、医師などのスタッフは、全部で17人。
投資金額はかなりのもののはず。
それでも、1日にくる人間ドックの数は、10人程度とのこと。
日進市民だけでなく、東郷、三好、長久手、名古屋市などの近隣からの利用が多いという話でした。

先日の見直し委員会で、行政は試算として、
いこまい館に診療所をもってこれば、1日20人の人間ドック利用が見込まれるため、儲けが出る」
と発言していましたが、やはり夢物語にすぎないよう。
初めからそのために設備を整え、大きな病院が併設していても、1日10人なのに、いこまい館を少し改修したからといって、倍の数がくるとはとても思えません。

4月から保険者に義務化される「特定健診・特定保健指導」についても話を聞きましたが、今行っている基本健診とほぼ内容は重なっているため、そんなにあせって準備したり、設備を増やしたりする予定はないとのことでした。

そもそも、特定健診は今、基本健診を医療機関に委託しているように、町が委託すれば問題ないはず。
そのために診療所をいこまい館に移動させたり、診療所横に新しい建物を建てる必要はありません。
問題となっている特定保健指導は、内容的にまだはっきりしていませんが、特定健診で見つかったメタボリックシンドロームの人が対象。何ヶ月かにわたって、運動や食事の指導を行う内容ですので、ハード面より、その指導ができる人材の方が問題になるのでは・・・。

日進の予防医学推進・研究センターでは、特定保健健診にも対応できるそうですが、いったいどんなものを求められるのかがはっきり確定しないうちに、特定保健健診の義務化を理由に、さらなる設備投資をするのは、危険な事のように思います。。

まして、どうしてもいこまい館に診療所をもってこなければ対応できないなんて、そんなことはないと思います。

予防医療に力を入れるのはいいことですが、どれだけの設備やスタッフが必要かを、きちんと検討しないままでは、赤字が拡大するだけ。
実際に行っているほかの事例も勉強しながら、東郷ではどんな形が望ましいのかを考えていきたいと思います。

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編集作業でバタバタの日々

昨年の12月議会の報告を載せる「議会だより第86号」の編集と、個人的に出している介護情報誌「ぬくぬく」の原稿書き・編集が重なり、気ぜわしく慌ただしい日々が続いています。

ねこのても借りたいところですが、うちのへしにゃんは、パソコン前にねそべったり、足下で「遊んで」と請求してみたりと、仕事の邪魔をするばかり・・・。
ふだんは頼んでも寄ってこないくせに、忙しくてかまえない時にかぎって、甘えモードで近寄ってくるんです。

にゃんこの妨害にも、セールスの電話(家で1日仕事してると、またよく電話がかかってくるんですね)にも負けず、迫り来る入稿・締め切り日まで、頑張って原稿書き&編集作業にいそしんでます。

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新年から見張ってます

新年から見張ってます
あけましておめでとうございます!
へしにゃんです。

このごろ、おうちのベランダに、侵入者が出没するもんだから、
へしにゃん、見張りに大忙しなの。
ちいさい雀は追いかけたくてウズウズするけど、でっかい鳩はちょっと怖い・・・。
でも、へしにゃんが見張ってるから、侵入者はおうちに入れないんだ。(えっへん)

ベランダを見張るベストポジション。
キーボードの上で、今日もへしにゃん頑張りま〜す。


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第九の演奏会に参加しませんか?

東郷町のアマチュアオーケストラに所属しているのですが、昨年の年末、びっくりするような話が舞い込みました。

お隣の三好町が「町制50周年記念事業」としてベートーヴェンの第九(歓喜のうた)を歌うことになり、その演奏で、オーケストラとして出演しませんか?
とのこと。
正確に言えば、依頼があったのは、三好町のパストラールというオーケストラで、そこでは団員が足りないので、一緒に演奏しませんかと、うちのオケに話があったということなのですが・・・。

なんにせよ、ベートーヴェンの第九ですよ。あの年末に日本人が聴きに行きたがる合唱付交響曲。
実力不足なのは百も承知なのですが、「一生のうちで一度は弾いてみたい人?」という問いかけに、思わず「やりたい!」とみんなが手を挙げてしまったことから、思わぬ展開になりました。

で、三好町は今、第九を歌うメンバーを募集しています!
今日、三好のジャスコに行ってきたら、案内ちらしが置いてありました。

発足式は3月2日。
発会式の後は、毎週日曜日の夜、コーラスの練習があります。
参加費は一般5000円、学生3000円。
申し込みは、2月24日ですので、興味のある方はぜひどうぞ。

ちなみに、
演奏会は
 日時/2008年5月25日(日) 午後2時開演
 会場/三好文化センター サンアート大ホール

私はバイオリンの練習を頑張ります!

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きざみ食からソフト食へ

今日は、ソフト食(噛んだり飲み込んだりがしずらい方のために開発された食事)の取材で、西尾市の特別養護老人ホーム「せんねん村」に取材に行ってきました。

従来の介護施設では、噛むことが難しい方や、むせたりして嚥下(飲み込む力)に問題がある方に対して、普通の食事を包丁でこまかく刻む「きざみ食」というものを用意していました。

しかし、ここ数年で、「きざみ食は、むせたり口の中に食べ物のかすが残りやすく、危ない」「見た目が悪く、おいしくない」など、きざみ食に対する問題点が介護の現場で語られるようになり、先進的な施設では、「きざみ食からソフト食へ」という取り組みが始まっています。

ソフト食は、やわらか食とか嚥下食とか、さまざまな呼び方がありますが、
取材に行った「せんねん村」では、「温柔食」と「テンダー食」という呼び方をしています。

特徴は
○色彩的にも彩りがよく、見た目においしそう
○下でつぶせるほどの柔らかさ
○すでに飲み込みやすい形になっている
○滑りが良く上手に飲み込める

とくに、従来の「極きざみ食」(非常に細かくきざんだ食事)や「ミキサー食」の代わりにと開発された「テンダー食」は、食材ごとに飲み込みやすく粉砕して、パテにして盛りつけしています。

たとえば「つくねの照り煮」の場合
さといも、にんじん、ピーマン、つくねなど、すべての食材は、それぞれ調理してパテにしてから、形良く切り分けてあんをかけて食べやすく仕上げます。
にんじんの赤、さといもの白、つくねの茶色など、彩りもばっちり。

今までのミキサー食では、できあがった「つくねの照り煮」をそのままミキサーで粉砕して提供していたので、できあがった食事は、素材に何が入っていたのかわらかないドロドロのもの。
味は「おいしい」といえるものではなかったそうです。

きざみ食やミキサー食を、ソフト食(せんねん村では温柔食・テンダー食)に変えたところ、食事を残す人が減って栄養状態が良くなり、褥瘡が治ったり、食事に対する意欲が出てくるなどの良い変化が出てきたとか。
「できるかぎり、口からおいしいものを食べてもらいたい」
という中澤施設長と、ソフト食開発にたずさわった厨房スタッフの熱意が、こうした変化を生み出したのだと、話を聞いて感動しました。

きざみ食をやめて、ソフト食に切り替えている介護施設は、まだ少数です。
でも、どんな状態になっても「口から美味しい食事を食べる」のは、人間の尊厳を支えるために欠かせないこと。
今は一部の先進施設が行っている、新しい介護食が、もっと一般的にだれもが利用できることを願って、報告させてもらいました。

介護職の具体的な写真は、せんねん村のホームページに載っていますので、興味のある方は覗いてみてください。


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ふれあい年始会も経費節減

仕事始めの今日、町民会館2階の大会議室で、「町民ふれあい年始会」が行われました。

議員のほかに、町の職員、区・自治会の役員さん、民生委員さんなど多くの人が出席。
初めての経験でしたが、こんなに参加者が多いとはびっくりしました。

昨年までは、ふれあい年始会は、飲み物やみかんなどがテーブルに置かれ、乾杯で始まっていたと聞きましたが、今年から町長の経費節減対策として、出たのはペットボトルのお茶のみ。
端に置かれたお茶と紙コップで、「ご自由にどうぞ」という形でしたが、ほとんど手をつける人もなく、年始会は30分ほどで自然解散となりました。

年始会の冒頭に行われた町長あいさつでは、町民体育大会や高齢者日帰り旅行の中止という話も出て、町行政が経費削減に向けて動き出したことを感じました。
(町民体育大会も高齢者日帰り旅行も、議会の議決を通ってはいないので、まだ決定ではないということですが・・・)

春木中学校の増築、給食センターの増改築や、いこまい館の見直しに伴う改造費など、新たに必要となる出費はすぐ目の前にせまっています。
3月議会で提案される予算案に向けて、行政の姿勢を質す責任を感じています。

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在宅福祉の充実が医療費を減らす〜長野県泰阜村の挑戦

年の初めに、これからの医療・介護・福祉を考える先進地の事例を紹介します。

日本一の福祉のまちとして有名な、長野県泰阜村
長野県の南端に位置するこの村は、人口2155人(平成15年8月1日)、高齢化率37.4%の小さな村。
「住民の福祉と医療を守るために合併しない」と宣言した「在宅福祉の村」です。
(村長である松島さんはたいへんユニークな方で、日々の思いをブログでつづっています)
 泰阜村長のBLOG「私はこう考えます」

この村の医療・介護・福祉は、「村の皆が安心して幸せに暮らすため」という観点で見事なほどに貫かれており、本人の希望がすべての行為決定の指針
介護保険や福祉制度の枠を超えたサービスが村の責任で提供されています。

たとえば、
要介護1のおばあさんが「寂しいから1日に3回は顔を見せて欲しい」と言えば、ケアプランは「訪問介護1日3回を毎日実施」となり、「たまにはデイサービスにも行きたい」と言えば、それもプランに加えられます。
当然、介護給付費は月100万を超える額になりますが、
おばあさんが自分で払う金額は、介護保険の限度基準額の4%のみ。(つまり介護度1の基準額165,800円の4%=6632円のみ)
残りの金額は、すべて村が負担しています。

泰阜村では、
介護保険の自己負担は、限度基準額の4%(通常は10%)
上回った部分は全額村負担(通常は利用者が負担)
が徹底されており、村人もその施策を支援しているのです。

これは、
自宅で最後まで暮らしたい。畳の上で死にたい。
という村民の願いをかえなるため

「人はだれもが死ぬ。その最期の時を幸せに迎えられるよう支えるのは村の行政の責任」
という考え方で、在宅福祉をここまで充実させているのです。

こう書くと、
こんなに介護や福祉にお金をつぎ込んで、どうするんだ?
村の財政が破綻するだろう。
という声が聞こえてきそうですが、

在宅福祉を充実させて、在宅死ができる環境を整えた結果、何が起こったかというと、

医療費の大幅減少
という経費削減ができた というから驚きです。

泰阜村では、介護保険の1号保険料は、3800円。
介護認定の認定者は、約100人。
そのうち在宅で80人が自分の家で暮らし、施設利用は約20人にすぎません。

本人が望めば、お金の心配をせずに必要なだけ家で介護サービスを使えるので、在宅死も80%を超えています。

結果、
一人あたりの老人医療費(平成15年度)は、
 泰阜村   457,607円
 全国平均  752,721円 と比べると、いかに少ないかがわかります。
医療費の少なさは、終末医療費が少ないこと、在院日数が少ないことなどが理由。

そのため、1世帯あたりの国民健康保険の金額(平成14年度)も、
 泰阜村   69,648円
 全国平均 157,005円  と、半分以下ですんでいます。

在宅福祉にお金をかける分、医療費が減らせるので、お金を医療でなく介護にまわすという考え方で運営されているわけです。

老人医療費が無料だったころ、
介護が必要になったお年寄りは、老人病院に社会的入院させられ、過剰医療に苦しめられながら、ベッドに寝たきりになって亡くなっていきました。

幸せな最後、安心して暮らせる老後のためには、
医療よりも介護 が必要です。

東郷町は、愛知県内でも介護保険料も国保税も高いと不評です。
しかも、在宅介護を支える町の福祉は不整備で、いくら家で死にたいと願っても、本人の意志に反して施設に入れられ、そこで最後を迎える高齢者が多いのが実情です。

私たちは、どんな最後を、どんな老後を迎えたいのか?
住民の本当の願いを支えるための町の行政へと、変えていくこと。
これを今年の課題として、まず一歩から始めたいと思っています。


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あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

お正月にはおめでたいものを、と思って。
手作りしたはごいたを写真にとってみました。
紙粘土で作って、絵の具で着色したものです。(招き猫がかわいいでしょう)

ねこグッズだけを販売している、三好町の「ねこのて」という店に、紙粘土でねこ作品を作る教室があって、そこで先生に教わりながら作りました。

皆さんのもとに、たくさんの福(しあわせ)が届きますように!

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