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一般質問報告①認知症サポーターの養成について

一般質問は、行政からの回答も合わせて1時間ほどかかりました。
一度に紹介するには長いので、4回ほどに分けて、実際の質疑にそって報告します。

認知症サポーターの養成について

認知症の方や家族を苦しめる根底の問題として、まだ社会全体に認知症に対する正確な理解が進んでおらず、「何もわからない、何もできない人」という誤解や偏見が根強いことがあります。認知症になっても、住み慣れた自宅で安心して暮らし続けるためには、地域で認知症を理解し、支援する人(=認知症サポーター)が増えることが必要です。
厚生労働省は、平成17年度から10年間を「認知症を知り地域をつくる10カ年」とし、平成21年度までに認知症サポーター100万人養成の目標をたて、国のキャンペーンとして認知症100万人キャラバンを実施中です。
愛知県は昨年から認知症サポーター養成事業に取り組み、市町村ごとの目標値も設定して養成を促しています。

【山下】
まず、認知症サポーター養成について、東郷町で目標としている人数についてお答えいただけますか。

【福祉部長】
国では2005年に、高齢化の進展に伴い、認知症高齢者の数はピーク時2040年には、全国で400万人に近い数になると予想されており、そのため、2014年までに「認知症を理解し支援する人が数多く存在し、すべての町が認知症になっても安心して暮らせる地域になっている」ことを到達目標に、認知症対策が総合的に進められるよう「認知症を知り地域をつくる10カ年」構想を打ち出しております。

これを受け、愛知県は2009年度までに、認知症の方やその家族の気持ちを理解し、状況に応じた声掛けや手助けができる認知症サポーターを、認知症高齢者2人に対して1人にあたる3万人を養成し、そのため、すべての市町村にサポーター養成講師(キャラバンメイト)が配置されるよう養成する計画を持っております。
各市町村は、県のこの計画の中で認知症サポーター養成の取り組みを行っています。
東郷町においては、認知症サポーター養成の目標は、平成21年までに140人となっています。

【山下】
東郷町では、12/1に初めての認知症サポーター養成講座が行われましたが、今後の計画および取り組みをお聞かせ下さい。

白土コミュニティーセンターにおいて、第1回の認知症サポーター養成講座を行いました。
今年度中に、もう1回ほどできそうであり、このままいけば、目標の140人達成は到達できそうです。

【山下】
県内でサポーター数2110人を達成した安城市では、サポーター養成の出前講座を実施。老人会や趣味のサークル、自治会などで、およそ10人以上集まれば、希望に応じて講師を派遣するというやり方で、多いときは週に一度、地域に講師を派遣しています。
出前講座なら、会場手配も人集めも行政がする必要がなく、住民は身近な場所で認知症について勉強できるという利点がありますが、東郷町でも、出前講座の窓口を早急に設けてはどうでしょうか?

【福祉部長】
町主催で、会場をこちらで準備してサポーター養成講座を開くのがいいか、出前講座という形で行うのがいいか、思案中です。
その理由として、講師を務めるキャラバンメイトが、町役場の長寿介護課の職員2人と、住民の方1人とで、現在3人であり、出前講座は土日に集中する可能性もあり、職員の勤務態勢を考えると十分な対応がとれるかということがあります。
出前講座については、条件が整えば取り組んでいきたいと思いますので、出前講座の窓口は長寿介護課で設置していきたいと考えています。

【山下】
休日の講師派遣のために、市民によるキャラバンメイトを増やしていく考えはいかがですか?

【福祉部長】
認知症サポーターを養成するサポーター養成講師=キャラバンメイトは、年に1、2回、県で養成研修が行われます。
住民の方でキャラバンメイト養成研修を受ける方が多くでれば、確かに良いことだと思います。
今の段階で、何人、いつまでに養成するかという計画は具体的にありませんが、キャラバンメイトを増やすという考え方はいいと思いますので、前向きに検討していきたいと思います。

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認知症サポーター養成講座は、一般質問でとりあげるということで、行政側と話し合いをしている中で、まずは一度やってみようと、12/1の白土コミセンでの講座開催に至りました。
議会でとりあげるという取り組みの中から、具体的に初の講座開催まで実現できたのは、私自身、とてもうれしい経験でした。

出前講座の窓口も、長寿介護課にできました。

認知症について勉強会を開いてみたいという方は、ぜひ、町の長寿介護課まで、「出前講座希望」と申し出てください!

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