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2007年11月

介護施設での身体拘束

介護サービス事業所に昨年から義務づけられた「情報の公表」制度。
その調査情報の確認のために、月に何度か、調査員として県内の事業所を訪問しています。

そこで気になるのが、介護の現場で行われている「身体拘束」。
とりわけ、特別養護老人ホームや老人保健施設などの介護施設では、調査項目の中に「身体拘束廃止への取り組み」が入っているため、身体拘束を行っている個別の事例を見ることも多く、いまだに禁止されている身体拘束が行われている実態を目の当たりにします。

本人の意志に反して自由を奪われる「身体拘束」は、高齢者虐待であり、法的にも禁止されています。
唯一、命にかかわる危険があり、それ以外に方法がない場合に限り、家族の了承をとった上で、短時間、一時的な身体拘束は認められていますが、それが拡大解釈されているように思います。

調査に行った先で見た事例では、こんなものがありました。

○おむつはずしをするため、つなぎ服とミトンを着用させている(しかも何ヶ月にもわたって常用)
○立ち上がってころぶと危ないので、車椅子にベルトで固定している
○認知症の入所者が、夜中にベッドから起き上がって立っていたのを見つけたので、転倒の危険を避けるために夜間はベッドに縛り付けている

高齢者が転倒すると、たしかに大腿骨骨折などの危険があるのはわかります。
でも、転倒=死亡事故 ではないはずです。
まして、おむつをはずす行為は、命の危険とはまったく関係がありません。
「生命の危機がある場合」とされている除外規定が、施設側の「安全のため」という拡大解釈で、大きく逸脱されているように思えます。

介護施設では、認知症の方を集めた「認知症フロア」を作り、非常階段の扉は施錠し、唯一の移動経路であるエレベーターも暗証番号などで、自由に使えないようにして、閉じこめている例もよくあります。
認知症だからと、自由に外出できないように、ある一定の場所に閉じこめるのも、禁止されている身体拘束にあたります。
でも、あたりまえのように、施錠して閉じこめている施設の方が多いのが現状です。

なぜ、高齢者(特に認知症の方)への身体拘束が、なくならないのでしょうか?

人手不足を補うための必要悪?
家族が身体拘束してほしいと願うから?
(施設側に理由を聞くと、身体拘束はしたくないけど、家族がしてくれと頼むのでせざるをえないと答える所もあります)

そもそも、「家族の了承があれば身体拘束してもいい
としていること自体が、おかしいのでは?
本人が「自分のことは縛ってもいい」というならまだしも、家族だからといって、本人の意志に反して縛ることを許可できるということ自体が、変だと思います。
また家族も内心では身体拘束に反対でも、「ことわって施設を出されたら困る」からと、意に反して同意書に署名・捺印しているかもしれません。

ドイツでは、身体拘束を行うためには、どうしても必要であると裁判所が判断しないと許可がおりません。
認知症の方の人権を守る「成年後見制度」が注目されていますが、それ以前の人権問題として、施設での身体拘束についても考えていかなくてはと思っています。


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「ぬくぬく」2号でました

「ぬくぬく」2号でました
老い支度を考える人の介護情報誌「ぬくぬく」。
やっと2号ができました。

2号の内容は、
○自分らしく生をまっとう
 がんの末期を支える緩和ケア
○在宅介護を24時間サポート
 小規模多機能ホーム訪問レポート
○一人暮らしの安心をどう作る?
 老いの暮らしと財産を守る「権利擁護と成年後見制度」

地域の包括支援センターにも、置いてもらっているのですが、
今日、そこで見かけたということで、読者から感想がFAXで届きました。

うれしかったので、抜粋して紹介します。

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全体を通して編集される皆様方の想いが伝わってくる印象を受けました。
コンパクトサイズでも、内容は豊か。
そうした気持ちで受け止め、今後にエールを送りたいとペンを執った次第です。

緩和病棟ホスピス、成年後見問題、小規模多機能とタイムリーな内容です。
とりわけ、山下様の「記者のぶっちゃけ本音ルポ②」。
現在の特養施設と介護保険制度の課題を的確に捉え、わかりやすく伝えてくれています。

とりとめのない感想を長々と書きました。次号楽しみにしております。
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「記者のぶっちゃけ本音ルポ」は、広告媒体である新聞や雑誌では載せることができない、施設を訪問しての本音の感想を書いています。
商業誌で頼まれて書く原稿では、施設の悪いところはなかなか書けませんから…。
(良いところを書くということで、はっきり悪いとは指摘できません)
本音で「良くないところは、その旨はっきり指摘する」ことは、以前からやってみたかった企画でした。

「ぬくぬく」は、広告をいっさいとらず、すべて自費で出しているので、できるわけです。
広告は読者の経費(雑誌購読料)を安くするためには、とても役に立つ媒体だと思いますが、本当に書きたいことを書くためには、時に妨げになるもの。

どこまで、がんばれるか分かりませんが、読者の立場で伝えたい想いを届けるために、「広告なし」で出し続けたいと思っています。

☆なお、「ぬくぬく」を読んでみたい方には、無料で見本誌を郵送します。
ご希望の方は、「プロフィール」欄から、山下宛にメールで送付先をお送りください。


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狙っているのは?

狙っているのは?
狙っているのは?
こんばんは。へしにゃんです。

写真は、へしにゃんが狩りをしようと獲物を狙っているところを、ままが撮ったもの。
ね、ちょっとりりしい姿でしょ?!

獲物はなにかって?
羽虫なんだけど、この時はうまくとれなかったんだよね〜。

ままは今日から議会だって、朝からばたばたしてました。
忙しいのはわかるけど、へしにゃんのご飯、忘れないでね。


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いこまい館見直し検討委員会の役割は?

昨日(11/24)、いこまい館見直し検討委員会(正式名称/東郷町町民交流拠点施設見直し検討委員会)の第3回会議が行われました。

議事は、行政(おもに町長の発案にそった)が提出した3つの素案の中身を検討することだったのですが、会議に先立って行われた、委員全員による発言で、重大な問題が見えてきました。

委員から出た主な意見は、3つの素案に対する疑問と、会議の進め方に対する疑問。

まず、素案に対しては
○A、B、Cとはなっているが、A案以外のB、Cは差違が少なく、おもな案は一つではないか?
○そもそも、住民の意見を幅広くまとめるためのアンケート案をまとめるはずなのに、第1回目のアンケートにあった「廃止・売却」の方向性の検討がまったくされないのはおかしいのではないか?
○素案の中身を委員会で責任もって協議するためには、回数も時間ももっと必要だ。

また会議そのものについても
○会議の回数も日程も会で自主的に決められず、行政主導ですでに決まっていた。これでは、先に「結論ありき」で、この委員会自体がセレモニーではないのか。
○話し合う期間が短すぎる。住民の意見を反映される場がもっと必要では。
などの意見が出ました。

それに対して、委員長である清水裕之から話された内容は、以下のものでした。

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そもそも話があった時に、始めに
「本気で住民参加による見直しを行うのであれば、2、3年かかります」
と申し上げた。
来年の3月までに見直したいという東郷町の意向を聞いたので、「町長が進める案(行政のリーダーシップ)をもとに、案をより良くする見直しに限定した進め方ならば、短期間でできるのでは」と言った。

白紙で「いこまい館の見直し」を検討する能力も期間もない。
この委員会では、行政のリーダーシップででてきた案をより良く直すだけ。
と考えていた。

もしも、「もっと深い町民参加のプロセスをとるべきだ」と委員が全員一致で考えるのであれば、町長にもう一度戻すべきではないかと考える。
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以上のような発言でした。

いこまい館の見直しは、川瀬町長の公約に掲げられていたものです。
立候補した当時は、「年間一億五千万円もの赤字を出す施設をこのままにしていいのか」という論調で、財政問題として問題視していたと記憶しています。

それが、町長になって1年間は、
「いこまい館をどう見直すのか?」
と、再三、議会で質問されても、
町民からの意見を集約して見直す」
「私の私見を述べると、いこまい館の方向性を誘導しかねないので、私の意見は言わない
と答えるばかりで、具体的に動く様子がなかったのに、

いざ、第1回見直しアンケート→集計→いこまい館検討委員会で案としてまとめる
という具体的な取り組みが始まったとたん、

年間一億五千万の経費は高くない。
これだけの経費に見合った内容の見直しができればいいと考える。

廃止・売却というゼロにする考えはない

と、経費に関する問題見直しの姿勢がトーンダウン。

そればかりか、
あれだけ「自分の意見は出さない。町民の意見を取り入れた見直しにする」
と言っていたはずなのに、

見直し検討委員会では、町長が進める案(いこまい館への東郷診療所移転を目玉に、特定検診・予防医学の推進ができる健康施設への変更)が示され、その案に基づく検討の強制(会議の回数が決まっているので、これしかできないというのが委員長の見解)が行われるとは!

これでは、とても「住民参加の見直し」とはいえないのでは?
と思ってしまいます。

そもそも、検討委員会自体も、委員は各自治区の代表が主で、行政主導で決められたもの。
本気で「住民参加で見直す」のであれば、
①委員はすべて公募
②人数制限はしない
③委員会に独自の権限を持たせる
(最低限、いつ、何回、会議をするかは、委員会が独自に決められるものとする)
という3つはおさえるべきだったと思います。

「しゃんしゃん委員会」
(結論はすでに決まっていて、住民参加という表向きを繕うために行われるもの)
という言葉は聞いていましたが、実際にその場に出て目の当たりにすると、落ち込みます。

せめて、少しでも住民の意見が反映できるアンケート案ができるよう、努力します。

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12月議会が来週から始まります

このところ、めっきり寒くなりましたね〜。

灯油を買ってきて、この冬はじめてストーブをたきましたが、いやはや、灯油の高くなったこと!
18リットルで1560円。
去年も灯油が1000円超えて、「高すぎる」と思いましたが、
一気に1500円越え!
ガソリンも高いし、懐まで寒い冬になりそうで憂鬱です。

さて、いよいよ12月議会が、来週の月曜日から始まります。
一般質問は、12月5、6、7日の3日間。
14人の議員が質疑をします。

私は2日目、12/6(木)の4番目です。
議会は10時から始まりますので、たぶん午後の2番目になるのではと思っています。
時間は2時すぎぐらいでしょうか?
私の前は石川道広議員、私の後は加藤啓二議員が質疑にたつ予定。

くわしい内容、日程については、東郷町の公式ホームページに掲載されていますので、参考にしてください。

私の質疑は、「認知症になっても安心して暮らせるまち」にするための施策について、行政の姿勢をただします。

お時間がある方は、ぜひ議会の傍聴においでください。
(傍聴は、だれでも自由に行えます。気軽に東郷町役場4階にある議場においでください)

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『自分のことは自分で決める!』成年後見制度の勉強会

最後まで、自分の意志で自分のことが決められる社会システムとして、成年後見制度の利用について、公開勉強会を行います。
市民後見人の養成をしている機関や自治体についても、学びたいと思います。

興味のある方は、気軽においでください。
くわしくは、以下に。

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自分のことは自分で決める!
今から始める「老い支度」のすすめ
〜成年後見制度について考えよう〜

 80歳以上で4人に1人、90歳以上なら2人に1人が認知症になるといわれています。年を取って判断能力がおとろえてきた時に備えて、成年後見制度について学びませんか。

認知症の方を悪徳商法の被害から守り、必要な介護サービスが利用できるように支援するのに必要な「後見人」。
そんな後見人をだれもが、いつでも利用できるように、市民ボランティアの後見人・利用アドバイザーを使った支援や、実際の成年後見制度の利用例などを学びます。

「最後まで自分のことは自分で決めたい」、「老い支度を始めたい」と考えている人なら、だれでも参加できます。お気軽にご参加ください。

 日時 : 2008年1月12日(土)午後1時半〜3時半
 場所 : いこまい館(東郷町役場に隣接)2階 研修室
 講師 : 「東郷町社会福祉協議会」社会福祉士 松下紀夫さん
 定員 : 30名 
 参加費 : 200円 (「おいまち会」会員は無料です)

「老いも安心まちづくりの会(おいまち会)」へのお誘い
介護が必要になっても、住み慣れた自宅や、なじみの場所で、最後まで自分らしく尊重されながら暮らしたい。そんなあたりまえの願いを、だれもがかなえられる。そんなまちづくりをめざして活動する市民ボランティア団体です。
 毎月第2土曜日の午後1時半から、いこまい館2階の研修室で勉強会・定例会を行っています。なんとなく老後が心配という方、一緒に老い支度について考えてみませんか。興味のある方はぜひお気軽にお越し下さい。

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障害者差別禁止条例ができた街

今日の夜7時から、教育テレビで放送された
「障害者差別をなくす条例作り」を、見た方いますか?

千葉県で、日本ではじめての、障害者差別をなくすための条例
「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」が制定されるまでが紹介されていた。

初の障害者の「差別禁止条例」ができるまでの経緯は、この条例を作るために市民公募でつくられた「障害者差別をなくすための研究会」座長を務めた、野沢和弘さん(毎日新聞社会部副部長)の著書『条例のある街 障害のある人もない人も暮らしやすい時代に』で読んで知っていたが、あらためて大変な作業だったのだなあと思った。

先月末、国連本部で、障害者への差別撤廃と社会参加の促進を求める人権条約「障害者の権利条約」に、高村外相が署名した。
これを受けて、全国自立生活センター協議会の人権委員会では、日本が条約を批准することや、日本の中での「差別禁止法」を作ること、地方ごとの「差別禁止条例」の制定を働きかけていくことが、これからの障害者運動の中心になっていくという方向性が示されている。

千葉県で「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」が成立したのは、2006年10月11日。
国よりも一歩進んだ姿勢で、はじめての「障害者差別をなくすための条例」が千葉で成立するのには、長い産みの苦しみがあった。

差別をなくす条例を具体的に決めるために、研究会は、まず差別事例を集めて検討することからスタート。800を超える事例を検討する作業は複雑で、なにより差別をされた当事者の委員が、「自分が苦しんできたことの理不尽さ」を訴える姿勢が強く、なかなか全体としてまとまるまでには時間がかかったようだ。

しかも、条例を作るまでの過程が通常と違ったこと(改革派の堂本暁子知事が主導して、当事者である障害者と家族をおもなメンバーとする研究会を立ち上げ、そこで作り上げた条例であること)で、せっかくできた条例が、議会で通らず継続審議となり、議会の修正案を受け入れなれば成立できないという状況においこまれたのだ。

議会でなぜ通らないのか。
『条例のある街』でそこの部分を読むと、なんとも歯がゆく、面子から(?)反対にまわった与党議員たちに、怒りを感じて、こちらの血圧まで上がりそうなのだが、とかく正論がそのまま通るわけではない議会という場の不思議に、どこの議会もそうなのだなあと嘆息してしまう。

議会で反対の中心になった部分をあげれば、
○「悪質な差別事例を公表する」と定めてある部分に対して、「制裁性が強すぎる。ほとんどすべての現場に無言の圧力になるのでは」という反対意見。
○「既存の人権擁護委員や民生委員が研究会の委員になっていない。一部の人の意見で作られた条例ではないのか」という意見
→これに対しては、「研究会委員は公募したが、残念ながら人権擁護委員や民生委員からの応募が一名もなかった」と行政側は答弁している。
○教育分野における「なくすべき差別」とされた「障害を理由として、本人又はその保護者が希望しない学校への入学を強いること」、「希望する学校に入学する条件として、親のつきそいを求めるなど、親に過大な負担を強いること」という部分に対する反対から、「子どもがどこの学校に入るかは、教育委員会が決めること」という今の仕組みに反するものだと、修正を求める意見
など

結局、2月議会で継続審議となり、修正案が9月議会で成立するまで、もめにもめた半年間だったようだ。

その間に、「障害者への差別禁止条例」への理解を市民に求めるため、各地で何度も条例についての勉強会が県内各地で開かれ、千葉県内の障害者や家族や事業者が、手をつないで条例成立にむけて、反対議員や会派に陳情。
議会は傍聴者であふれ、なんとか条例を成立させてほしいという市民の熱気に、「なにがなんでも反対」という議会のムードに変化が生まれた。

結局、反対する与党が出した修正案をほぼ呑む形で、修正された条例が可決され
はじめての「障害者への差別禁止条例」が誕生した。

本を読んで、心打たれた言葉がある。
議会で条例が通らず、このまま廃案になるのではという徒労感で、暗い表情でいた著者(野沢さん)に、研究会に参加した企業関係者のひとりだった野老真理子さんがかけた言葉。

「風がね、ずいぶん変わってきましたよ。1センチずつ確実に変わっている」

変わらないようにみえても、少しずつ、まちは変わっていく。
変えたいと望み、努力する人がいる限り。

私も落ち込んだときは、自分にこう言い聞かせて進み続けたいと思う。
「世界は1センチずつ変わる」 と。


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寒い冬には

寒い冬には
この頃、さむいよね〜! へしにゃん、さむいの好きじゃないなあ。

さむ〜い朝には、とっておきの“あったかい場所”があるの。
写真で、へしにゃんが乗ってるところ、
どこだか、わかる?

答えは、
電気ポットの上。
あとね、食器洗浄機(動いてる時)とか、テレビの上も、ぽかぽかなの☆

さむくて困ったら、へしにゃんのいる場所がおすすめだよ!

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後期高齢者医療の保険料

今日、議会の全員協議会が開かれ、そこで「消防の広域化」、「後期高齢者医療制度」、「給食センターの今後の方向性」について、行政から説明がありました。

なかでも、平成20年4月から始まる、新しい医療制度「後期高齢者医療制度」について、保険料の概算が示されましたので、取り急ぎ報告します。

後期高齢者医療制度の対象となるのは、
75歳以上の人すべて(一定の障害がある場合は65歳以上)
75歳になると、今まで入っていた国民健康保険や会社の健康保険でなく、「後期高齢者医療」で医療を受けることになります。
(病院の窓口では、新たに発行される後期高齢者医療の保険証(カード)を出します)

問題の東郷町の後期高齢者医療保険料は、
均等割 3348円/月 + 所得割 (総所得金額等−33万円)×7.43% 
となるそうです。
限度額は、年額50万円。
いくら所得が多くても、年間50万円までの保険料となります。
所得が少ない人に対しては、7割・5割・2割減額の制度もあります。

具体的には、
・厚生年金(208万円)の収入のみなら、
 均等割 3342円 + 所得割 3408円 = 6750円/月(81000円/年)

後期高齢者医療の保険料は、介護保険料と合わせて、年金から天引きされます。
(年額18万円以上の年金をうけとっている場合)

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あと2週間で演奏会本番です

私は東郷町のアマチュアオーケストラで、バイオリンを弾いているのですが、毎年、12月の初めに、東郷町が主催する音楽祭に出演しています。

今年も、いよいよ本番まで、あと2週間!
12月2日(日)の「第9回音楽祭 in TOGO」ソロ・アンサンブルの部で、演奏します。

今日は午後から、エキストラ(オケの団員だけで足りないパートに、外から応援で来てくれる演奏者)が来てくれ、本番で演奏する町民会館ホールで練習しました。
いつもはない、ハープやティンパニーなどの楽器が入ると、いつもとは違う豪華なハーモニーに。
音響の良さもあいまり、なんだかいつもより気持ちよく演奏できました。

12/2に演奏する曲は、
序曲「天国と地獄」、ドボルザーク交響曲第8番1楽章
ドボルザークの8番は、クラシック旋風をまきおこした「のだめカンタービレ」でも演奏された曲です。
ファーストバイオリンは、とんでもなく高い音域で演奏しなきゃならないし。
半音で移動していく細かいパッセージがどかどかはいるし。
なかなか、うちのオーケストラの実力では、歯ごたえのある名曲なのですが、やっとなんとか、曲としてのまとまりができてきたように思います。

「天国と地獄」は、後半に、みなさんよくご存知の、あの運動会定番のメロディーが出てきますから、聞いてもらえば、「ああ、あの曲!」と思うはず。
クラリネットやオーボエ、バイオリンのソロも入り、聴き応え満点です。
特に、ハープの音色の美しさはぴかいち。
速度が速く、みんながはしると(どんどん速くなると)、崩壊の危機すれすれに。
スリリングな魅力(笑)に、聴いている方もどきどきすることうけあいです。

「第9回音楽祭 in TOGO」は、入場無料
12時半開場、13時開演ですが、たぶんうちのオーケストラが演奏するのは、最後だと思います。
(3時〜4時くらい)
お暇がある方は、ぜひお気軽に東郷町民会館ホールにお越しくださいね!

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市民後見人の養成講座に参加しました

成年後見制度の利用促進のために、(財)シニアルネサンス財団が全国各地で開催している「市民後見人 養成講座」に出席しました。

成年後見制度は介護保険が始まった年に施行されましたが、7年間で利用者は約12万人。
介護保険の利用者350万人のうち、その半分が認知症の方だという現状を考えると、あまりにも普及が遅れているといえます。

本人の判断能力がおちてきた時、悪徳商法の被害から守り、高齢者虐待を防ぐためには、第三者による成年後見人をつけることが、最も効果的な対処法といえます。
しかし、第三者の専門職後見人(弁護士、司法書士、社会福祉士など)は数が少ない上、費用もかかり、だれでも使えるという状態にないのが現状です。

こうした状態を解消するために、今、注目されているのが、「市民後見人」です。
東京都の世田谷区や、大阪市、伊賀市などでは、行政が市民後見人の養成をバックアップしています。

今日、私が受講した講座は、司法書士による「社団法人成年後見センター・リーガルサポート」の名倉先生が講師をつとめる、朝9時半〜5時までの2日間集中講座。
1日目の今日は、高齢者・障害者の人権や、成年後見制度の中身についての講義がありました。

名倉先生は、ご自身も数多くの成年後見の事例を持っていることもあり、講義の合間に、制度の実情などが生々しく語られるのが、たいへん勉強になりました。
中でも、高齢者虐待についての項目では、
「介護施設では、虐待だと気づかずに“身体拘束”を行っている所が多い。後見人はあくまで本人の立場にたって抗議し、必要とあらば高齢者虐待の事例として通報する義務がある」
「家族による虐待もあるが、これは介護や世話は当然、家族の役割だという意識が家族をしばり、その負担感や苦しさから、弱い要介護者に怒りの矛先が向くという現実がある」
「高齢者も、自分の財産は自分の生活や介護のために使うものという意識を持ち、自分の老後は自分で選んで自分の力で生きるという、自立した意識を持つ必要がある」
などの話をされ、胸に響きました。

障害者の施設でも、家族が本人の年金を自分の生活費に使おうと、施設にやってきてお金を持っていくという事例がありますが、後見人が入ることで、本人の年金が家族に搾取される“経済的虐待”は、確実に減っているそうです。

家族や介護者と本人の利害が一致することはめずらしい。
だからこそ、
最後まで自分らしく生きるためには、絶対的にその人の思いに寄り添い、意志を代行する「後見人」が欠かせません。

東郷町でも、市民後見人を育て、だれもが成年後見制度を使える仕組みを作りたいと思いが、ますます強まった1日でした。

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12月議会の一般質問は「認知症支援」を取り上げます!

11月26日から始まる「12月議会」。
一般質問の通告に行ってきました。

今回は、「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」を進めるための施策について質疑します。
くわしい内容は、以下のとおりです。

①認知症サポーターの養成について
厚生労働省は、平成17年度から10年間を「認知症を知り地域をつくる10カ年」とし、平成21年度までに認知症サポーター100万人養成の目標をたて、国のキャンペーンとして認知症100万人キャラバンを実施中です。

・愛知県からの目標値、サポーター140人をを達成する計画はありますか?
・県内でサポーター数2110人を達成した安城市では、サポーター養成の出前講座を実施して、多くのサポーター養成に成功しました。
 東郷町でも、出前講座の窓口を早急に設けてはどうですか。

②養成した認知症サポーターを活用しながら認知症になっても安心して暮らせるように支援する施策が求められていますが、まちの方針は?
・徘徊SOSネットの設置について
・見守り・家族支援ボランティアについて

③成年後見制度を使いやすくする施策は?

④虐待防止ネットワークの構築予定は?
                                                                      以上

12月議会の一般質問は、12月5〜7日に行われます。
私は提出受理が9番目でしたので、たぶん12/6(木)になると思います。
詳しくは、19日に行われる議会運営委員会で決定されますので、決まり次第、お伝えしますね。

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介護・福祉予算についての要望

来年の3月議会は新年度予算を審議する予算議会となりますが、それに向けて、東郷町では今、予算の最後のとりまとめが行われています。

「老いても安心のまちづくり」をすすめるための施策として、次年度予算に入れて欲しい項目について、今日、福祉部長に申し入れ書を提出しました。
詳しい内容については、以下をご覧下さい。

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               平成19年11月14日(水)
        次年度予算についての申し入れ
                       東郷町議会議員 山下律子

 東郷町の高齢者福祉・介護をより良いものとしていくために、次年度予算において、以下の項目に対する配慮をお願いいたします。

(1) 要介護状態への移行を食い止めるための施策
① 配食サービスの回数増加(毎日配食をみすえ、現在の週3回を週5回に)
② 会食サービスの実施
高齢者の閉じこもりを防ぐ施策も兼ねて、顔見知りの高齢者と会話を楽しみながら一緒に食事ができる場を積極的に整備する。
③ 地域のたまり場づくりの推進
④ 地域包括支援センターの出張相談の定例化
現在、希望のあった地域で試行的に行われている「高齢者の困りごと相談」のための包括職員による出張相談を、定期的に行い住民に周知する。

(2) 認知症高齢者が安心して住み慣れたまちの中で暮らし続けるための施策
① 認知症サポーターの養成の出前講座を開始
② 認知症見守りボランティアを養成
③ 早期発見のための相談窓口、住民への啓発活動を実施
④ 成年後見制度の利用支援事業を実施
⑤ 高齢者虐待防止ネットワークと相談体制の構築

(3) 介護が必要になった場合に、質の高い介護を受けられるための施策
①「介護相談員」制度の導入
 次年度中に介護相談員の養成事業を行い、介護サービスの質の向上と、
 利用者の介護サービスへの不安・不満解消に努める。
②住民と行政の協働による第三者評価制度の導入
 次年度には、第三者評価についての準備委員会をつくり、将来の方向性
 について検討できる体制をつくる。

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地域包括支援センターの出張相談

今日、白土コミュニティセンターで、「地域包括支援センターの出張相談」第1回を行いました。

東郷町の“お年寄りのよろず相談所”である「地域包括支援センタ」は、いこまい館の2階にある社会福祉協議会の右コーナーにあるのですが、まだどんな所か知っている町民も少ないため、地域に出向いて出張相談を行っています。
白土と西白土でもお願いして、地域包括支援センターの職員さんに来てもらうことができました。

来てくれたのは、成年後見制度などの地域権利擁護事業を担当する「社会福祉士」さんと、高齢者の自宅訪問をしながら介護予防の活動をしている「保健師」さんのお二人。
相談に訪れた地域の方は少数でしたが、電動車いすや介護用ベッドの話や、振り込め詐欺の話など、身近な問題についてゆっくり話が聞けて、有意義な会となりました。

次回は、
◆西白土会場
 日時 : 12/10(月)午前1時〜4時
 場所 : 西白土集会所 1階和室

で行います。

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地域密着サービスというけれど

今年から認知症の方たちが暮らす「グループホーム」の外部評価の仕事もしているのですが、その関係で、日進・長久手・名東区・天白区のグループホームを回ってきました。

名東区、天白区では、今年新しくできたグループホームに行ってきたのですが、すでに定員いっぱいで、待ちが出ている状態。
一方、日進市では、2カ所のグループホームが空きがあり、入居者がいなくて困っている状況でした。

介護保険の改正で、グループホームは市町村に認可権限のある「地域密着型サービス」に分類されることになり、現在、住んでいる(住民票のある)市町村にある施設しか、入居できなくなりました。
その結果、たとえ隣の市のグループホームに空きがあっても、入居できない。という状況となり、入居者がいなくて困っている市町村と、満員で困っている市町村に分かれることに・・・。

グループホームに空きがある日進市は、4つのグループホームに計6ユニット(54人)の定員数ですが、もともと名古屋市民の利用をあてこんで作った施設もあり、介護保険改正前は、日進市の人は半分も利用していない状態でした。
それが、一転。「他市町村の入居者は、入院したら退去してもらう」という方針が日進市から示され、施設も困惑していると複数の施設長から聞きました。

認知症の方は、住み慣れた地域で同じ暮らしを続けることが、認知症を悪化させないために大切です。
そのため、地域密着サービスという概念が介護保険で導入されたのですが、「市町村ごと」で一律に切り分けているため、住んでいる場所によっては近隣の市町村にあるグループホームの方が近いのに利用できない事態となっています。
また名古屋市のように南北に抜けるのに1時間以上かかるような大きな市でも、距離に関係なく市内のどこのグループホームでも利用できてしまいます。

本来の趣旨に添うのであれば、各グループホームから半径○キロ以内の利用に限るとした方が合理的なはず。
隣接地の場合は、利用制限を緩めるなど、もう少し利用者の使いやすさや生活圏というものを考慮した制度にできないのかと思います。

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にゃんこの隠れ家

にゃんこの隠れ家
は〜い、へしにゃんです!

このごろ、ままの隙を狙っては、お外に出かけるんだけど、
そんなお外での隠れ家が、ここ。
クーラーの室外機のすきま です。

なんだか、せま〜い所って、安心できるのよね。
お外は広くて、ちょっとこわいなあ。

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地方議員の役割

今年、春の選挙で、東郷町議会議員となって半年がたちました。

12月議会にむけて、一般質問のための調査や資料集めをしているところなのですが、今回は「認知症の方や介護家族への支援」をテーマとして取り組んでいます。

そこで、当事者の声を聞いて、困っている実態を掴んだ上で政策提言をしたいと思ったのですが、そこではたと困ったのが、認知症の方を在宅介護で支えている家族と、直接、連絡がとれないこと。
役場の介護保険の担当部署は、当然、情報を持っていますが、個人情報保護のからみで個人名を教えてはくれません。それでは、仲立ちとなって、「連絡先を教えてもいい」という人の情報だけをくれるかといえば、それも無理。

しかたがないので、介護保険の担当者や、地域包括支援センターの主任ケアマネジャー、介護施設の職員などに、実態を聞きに行ったのですが、
行政からは「困っている人はいない」、「介護保険で対応できている」、「サービスが不足しているとは思っていない」、「相談にこないで困っている人がいるかもしれないが、そのニーズは掴みようがない」との答え。
介護施設では、在宅では対応できなくなって入所相談で来る人が多いせいか、どうしたら在宅介護を続けられるか、という相談はないとのことでした。

それでも、介護保険を使わずに、軽度の認知症(かもしれない)のお年寄りを家族が看ている家庭はたくさんあるし、介護困難でぎりぎりのところにいる家族もいます。
在宅介護を支えるためのまちからの支援が足りないために、東郷町では介護度3以上になると介護施設へという状況にあるのは事実です。

全国でもその機動力で有名な伊賀市社会福祉協議会の平井さんに、認知症を在宅介護している家族を支援する政策について相談したところ、
「在宅福祉のニーズは、とかく引きこもりがちで、見えにくいもの。
待っていても、決して表面に出てこないと思った方がいい」

との第一声に、なるほどと思いました。

在宅で困っている人たちは、困っていても、それをどこに相談にいったらいいのかわからない。
そもそも、自分たちが抱えている困りごとを、だれかが助けてくれると思っていない。
困りごとに対して、「こんなサービスがあるけどどうですか?」と、目に見えて使える形で提案して、初めて当事者も自らのニーズに気づくのだ。
と、平井さんはいいます。
だからこそ、
発見が重要なのだ
と。

社会福祉の仕事は、なにかで困っている人を見つけて、その困りごとを「ニーズ」として表面化することから始まります。
発見した「ニーズ」を解決できるよう、公的な仕組みを作るのが次の仕事。
いかに早く、地域の困りごとを発掘するかが大切だと聞きました。

話を聞いて感じたのは、
これこそが地方議員の仕事なのだ!
ということ。
地域の困りごとをすくい上げて、町の政策提言として、目に見えるニーズとその解決策を提示する。
これが、町会議員に求められていることなのだと思います。

私に課されている仕事をするために、
町の人たちにもっと話を聞いて歩こう。話が聞ける機会をたくさん作ろう。
まずはそこから始めたいと思っています。

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コンサートに行ってきました

コンサートに行ってきました
世界的なテノール歌手、ホセ・カレーラスのコンサートに行ってきました。

コンサートは、藤田保健衛生大学のコンサートホールで、今日の夕方6時に開演。
写真は2階席から、休憩中の舞台を撮影したものです。
(藤田保健衛生のホールの豪華さにも、びっくりしました)

ピアノとイタリア弦楽四重奏団の伴奏で、ホセ・カレーラスの歌は15曲。アンコールでさらに4曲ありました。
世界最高峰のテノールといわれるだけあって、生の歌声は本当に素晴らしく、ホール中に響き渡る豊かな歌声に圧倒されました。
やはり、演奏は生に限りますね。

私も東郷町のオーケストラでバイオリンを弾いており、12月の最初の日曜日に演奏する予定になっています。
聞きに来てくれる方に恥ずかしくない演奏ができるよう、がんばって練習せねば・・・。

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消火器の使い方

昨日に引き続き、消防署から聞いた防災の話で、なるほどなぁと思った話題をもうひとつ。

火事に備えて、自宅に消火器がある家もあると思いますが、消火器を実際に使ったことがある人は少ないはず。
実際に使う時や、保管中の注意を書いておきます。

消火器の中には、消火用の非常にこまかい粉が入っているのですが、ずっと置いておくと、小麦粉が固まってしまうのと同じように、底の方で固まってしまうことがあるのだとか。
なので、消火器は点検もかねて時々、上下に振ってやったり、底を上にして粉を動かすといいそうです。
また、火を消そうとして使うと、あまりにも粉が細かいので、一面真っ白になるのだとか。
深い霧の中に入った状態に近いかな。
ともあれ、使う前には必ず、出口はどっちかを確かめてからにしないと、どっちの方向に逃げたらいいのかわからなくなるそうです。
おすすめは、ドアを背にして、消火すること。
天井まで火が届いていたら、消火器では無理なので、すぐに逃げましょう。

保管場所によっては、消火器の底がさびてしまうことがあります。
底にさびが出ている場合、消火器を使おうとした時に、底が圧力で抜けて、その勢いで消火器が顔にあたり、死亡につながる事故になる場合があるそうです。
さびてしまった消火器は、非常に危険なので、早めにとりかえましょう。

最後に。
消火器を使った場合、どのくらいの時間、消火できるか知っていますか?
答えは、約15秒。
あわてて火から遠い所で使い始めると、火元まで消火しないうちに使えなくなってしまうので、なるべく近くによってから使い始めるのが肝心だそうです。

まずは、自宅の消火器がどこに、どんな状態であるのかを確認してみる必要がありそうですね。

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火災警報器の義務化

住宅火災での死者が増えていることを受け、一般の住宅でも、火災警報器の設置が消防法で義務づけられました。
期限は、来年(平成20年)の5月31日まで(東郷町の場合)。

今日、地域で防災訓練があったのですが、そこで尾三消防署から話が出たのが、この「火災報知器の義務化」について。
正直、来年の5月まで、という期限があったことは知りませんでした。

新しく建てる住宅は、すでに火災警報器がついていないと建築許可が下りないそうですが、今すでに立っているすべての家に対しても、義務化の期限が設けられていたという話。
うちはマンションなので、最初から警報器がついていて、3ヶ月に1回は正常に機能しているか、業者による点検があります。

そもそも火災警報器をつけなければいけない、と決まったのは、火事で亡くなる人の多くが、「逃げ遅れ」 によるものだから。
平成17年に火事で亡くなった1220人のうち、63.1%にあたる770人が、火事に気づくのが遅れて逃げ遅れた人だということです。

火災警報器をとりつけるのは、
「寝室」(家族全員の分)
②火を使う台所居間
ですから、4人家族で、それぞれが別々の部屋で寝ていた場合は、最低5個の火災警報器が必要になります。

火災警報器は市販のものを買ってきて、とりつければいいそうですが、値段は安いので4000円くらいとか。
熱に反応する「熱式」と、煙に反応する「煙式」がありますが、煙式の方が早く警告音が鳴るので、より効果が高いそうです。

実際に取り付けていて、火事に早く気づくことができた例としては、
○寝たばこで火災がおき、警報音で家族が気づいて、ふとんに水を掛けて火を消すことができた。
○鍋を火に掛けたまま、うっかり外出した家で、台所で鳴り続ける警報音に、不審に思った隣の住民が119番に電話して消防士が出動し、大事に至る前に消火した
など。
先に住宅用火災警報器が義務化されたアメリカでは、21年間で火事で亡くなる人が約半数になったということですが、けっこう効果はあるようです。

注意しなければならないのが、
悪質な訪問販売の被害
です。

義務化を口実に、「消防署のほうから来ました」とやってきて、火災警報器をつけなくてもいい押し入れの中などにも大量にとりつけ、「1個1万円なので、10万円いただきます」などと、金銭を巻き上げる被害が続出しているのだとか。
消防署が直接、警報器を設置に戸別訪問をすることはありませんので、悪質商法にだまされないよう、くれぐれも気をつけなくてはいけません!
火災警報器は、クーリングオフもできますので、
「おかしいな」と思ったら、すぐに
尾三消防本部予防課/0561-38-0119
に電話してください。

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認知症になっても大丈夫! のまちづくり

厚生労働省は、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりをめざして、「認知症サポーター100万人キャラバン」を行っています。

東郷町では、まだ「認知症サポーター(認知症を理解し、支援する人)」が0人。
サポーターをまちに増やし、認知症の方の苦しみを知り応援する目や手をたくさん作らなければ、「認知症になったら施設に」という今の状況を変えることができません。

認知症になっても、住み慣れた自宅でなるべく長く過ごせるように、
東郷町でもはじめて「認知症サポーター養成講座」を行うことになりました。
興味のある方は、ぜひご参加ください。

詳しい概要は、以下のとおりです。
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公開学習会
認知症になっても大丈夫の町に!

認知症サポーター養成講座に参加しませんか
 お年寄りの一人暮らしや高齢者だけの世帯が増えています。今は元気で暮らしていても、80代で4人に1人、90代で2人に1人がなるといわれているのが、認知症。いつ、自分や身近な人がなるかもしれません。
 認知症はだれでもなる可能性がある病気ですが、まわりの人たちが認知症について正しく知り、困っていることに手を貸せば、認知症の人も笑顔でおだやかに暮らしていけます。認知症になっても安心して暮らせるまちを作るために、まずは認知症について知ることから始めてみませんか。“明日の安心”をみんなで作るために、ぜひお気軽にご参加ください。

内容:
 認知症とは、どんな病気か。認知症の人をどう支えればいいのか。
 基本的な知識を身につけます。また認知症の介護職の方から、
 具体的に認知症の方にどう接すれば、笑顔の暮らしができるのか
 報告してもらいます。

 日時: 12月1日(土) 午後14時〜16時
              受付は13時半から行います
 場所: 白土コミュニティセンター 多目的室
 講師: 「認知症キャラバン・メイト」 本田 武文さん ほか
 参加: 無料(事前申込みはいりません。直接おいでください)

※ この勉強会は、認知症サポーター養成講座もかねています。
講座を受講すると、「認知症サポーター」と認定され、「認知症の人を支援します」という意思を示す目印の「オレンジリング」が渡されます。

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お年寄りのよろず相談始めます

お年寄りのよろず相談所
東郷町の「地域包括支援センター」が、白土・西白土に出張相談に来てくれます!

 一人暮らしのお年寄りや、高齢夫婦が増えています。町にはお年寄りの「困った!」に応える包括支援センターがありますが、このたび、白土・東白土に、出張相談に来てくれることになりました。

しつこいセールスに困っている。お風呂が心配で手すりをつけた方がいいのかな。など、日頃、ちょっと聞いてみたいなということを、気楽にお茶を飲みながら相談できる会にしたいと思っています。
 東郷町の包括支援センターの専門職員が、介護予防について役立つ話も行う予定です。ぜひ近所でお誘い合わせの上、お気軽にご参加ください。

 白土と西白土の2カ所で、同じ内容で開催します。どちらの会場でもご都合のよい方に、お越しください。参加無料。時間内、出入り自由です。

 ◆白土会場
 日時 : 11/12(月)午後1時〜4時
 場所 : 白土コミュニティーセンター 多目的室

 ◆西白土会場
 日時 : 12/10(月)午前1時〜4時
 場所 : 西白土集会所 1階和室

 講師 : 「東郷町地域包括支援センター」
       主任ケアマネジャー  鴨井 千恵子さん ほか

主催 〜シルバー井戸端会〜

  

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施設長の資質

介護施設を訪れると、さまざまな施設長に出会うが、今日、訪問した特養ホームでの出来事は、施設長の資質について考えさせられるものだった。

訪れたのは、全室個室のユニットケア型特養ホーム。
5階建てで、2階に認知症の高齢者が暮らすグループホームと、自炊できる元気なお年寄りが暮らす生活支援ハウス、特養ホームのショーステイが入っている。

そこでは、認知症の周辺症状が激しい方(大声をだすなど他の入居者に影響を与える人、帰宅願望が強い人)を、4階のユニットに集めており、エレベーターはカードキーがないと乗れないという形で、フロア内に閉じこめていた。

施設内の見学を申し出て、4階の認知症フロアを案内してもらった時のこと。
共用部分のリビングに座っていた女性が、「今日は何をしにおいでになったの?」と、私に話しかけてくれた。
「名古屋から勉強のために来ました」と答えて話していると、
一緒について回ってくれていた施設長が、「○○さんに会いにきたのよ」と会話に加わってきた。
私が、「では、失礼いたします」と会釈して、女性の傍らを離れようとすると、
何を思ったのか、施設長が突然、

「ねえ、私がだれかちゃんと覚えてる?」

と、認知症の女性にむかって問いかけた。
「忘れっぽくなってねえ」と答えて、あいまいに笑う女性に、
施設長はさらにスタッフをさして、「じゃあ、後ろのこの人たちのことは覚えてるよね?」と質問を重ねる。
女性は分からない自分がつらいのか、なげやりに、「わからねえ!」と答えると、
施設長もスタッフも一緒になって笑い、
女性は「なんでも、忘れてしまって・・・」とつぶやいた。

認知症のお年寄りは、病気のために記憶を保つことができない。
ふだんよく見るスタッフの顔はなんとなくわかっていても、名前まで言える方は少ないのが、認知症の症状だ。
しかし、だからといって、なにもかもわからなくなっているわけではない。
プライドも誇りも持っているし、他人が自分をどう思っているかを敏感に察する力は、驚くほどだ。

認知症の方は、人の顔や名前を忘れてしまう自分が不安で、怖くて、たまらない。
そんな辛い思いを受け止め、病気のせいでおこる失敗や間違い(相手がだれか答えられない、トイレの場所がわからないなど)を、さりげなくカバーし、本人の誇りを守るのが、認知症介護の鉄則だ。

忘れてしまうという辛さを感じさせないように、接しなければいけないのに、
(しかも「認知症の重度の人がいるユニットだ」と見学者に説明しておきながら)
「私は誰かわかる?」と、試すような言葉かけをして、さらに「わからない」と答えた方を笑うような態度は、介護のプロとしては、ありえない失態だ。
こういうことをするのが、施設長だというところが、今の介護施設の問題を如実に表していると思う。

そもそも、認知症の方を特別に隔離し、自由に出歩けないよう閉じこめている介護施設は、質に問題があるところが多い。
認知症ケアの知識をきちんと持ち、認知症を抱えて苦しんでいる入居者の思いに寄り添うことができる介護のプロが、指導者の立場にいる施設であれば、むやみに閉じこめたりしないものだ。

責任者である施設長の資質が、その施設の質を左右する。
特養ホームの施設長にこそ、最新の認知症介護についての研修を必修とし、そこで暮らすお年寄り本人の幸せを守る姿勢を徹底させるべきだと、改めて感じた1日だった。

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